FUTURISM

ON AIR DATE
2020.01.26

「未来を見据えるスターバックスの空間」

今週のゲストは、スターバックスコーヒージャパンCEOの水口貴文さん

今週はスタジオを飛び出し、
東京 中目黒にあるスターバックス リザーブ® ロースタリー 東京へ!

スターバックスジャパンが手掛ける空間作り、
未来への取り組みに注目!

STARBUCKS RESERVE® ROASTERY TOKYO

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SONG LIST

  • The Coffee Song
    Bob Dorough
  • Good Time
    Ole Borud
  • You're In My Heart
    Rod Stewart
  • Happy Talk
    Harpers Bizarre
今週はスタジオを飛び出して、
中目黒にある「STARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYO」へ。

世界に6店舗しかないロースタリーの1つで、国内1500を超える店舗の中でも特別な場所。

日本の棚田をイメージして隈研吾さんが建築し、
木材に囲まれて自然を感じられるあたたかみのある店内。

「私たちがやりたいのは、コーヒーをお届けすることはもちろんですが、
同時に、来ていただいたお客様が、そこでちょっとリラックスできるとか、
楽しくなるとか、リセットできるとか、
自分にプラスになることを持ってお店を出ていただくこと」。

スターバックスコーヒージャパンCEOの水口貴文さんは、
それこそがスターバックスの存在意義であり、パートナーが大切にしていることだと語ります。

全ての従業員をパートナーと呼ぶのは、
「役割の違いがあっても、お客様に対して体験を提供する一緒に働く仲間で、境目がない」から。

「人と向き合うことでぬくもりを感じたり、
言いにくいけれど言った方がいいことは会わないと難しいと思うんですね」。

デジタル上のコミュニケーションが多い社会において、社内で大事にされている人のぬくもり。

スターバックスにはOur MissionとOur Valuesというものがあります。

「接客のマニュアルはありません。我々が大切にしているのは“How to”ではなく
“Why we are here” 。なぜ私たちはここにきているのかということが書かれています。
自分たちが毎日働いているのは、お客様に潤いと活力を与えるため。
“How to”の部分はひとりひとり考えて、自分の個性でいいんだよと」。

さらに、店内には「AMU」というラウンジがあります。

「日本語の“編む”で、太さの違う糸、色の違う糸が合わさった時に、
面白い質感になったり輝きを放ったり。多様性を大切にしていて、
いろんな人が働く、集まる、それが一つの価値観で
まとまった時にエネルギーが出ると思うんです」。

多様な人々が編まれていく中から、そんな連鎖が生まれたらという思いが込められた空間。

スターバックスはもちろん、オフィスや自宅など、未来を創り出す空間。
その鍵は、

「人の心があたたかくなる場所をつくり続けること」

だと水口さんは考えます。

ミッション、パートナー、空間。
スターバックスに共通するのは“あたたかさ”。

未来を見据えるスターバックスの空間の真ん中は、ぽかぽかとあたたかい。

小川 和也