TOPPAN FUTURISM

ON AIR DATE
2019.01.13

ゲストは、エコノミストの飯田泰之さん。

『あなたは現金派?電子マネー派?』
キャッシュレス化する日本の未来について、お話伺いました。


FUTURISM813 (@futurism813) インスタグラムは こちら

SONG LIST

  • Come Along
    Cosmo Sheldrake
  • Never Be the Same
    Camila Cabello
  • Shelter
    BROKEN BELLS
  • Once in a Lifetime
    Angélique Kidjo
エコノミストの飯田泰之さん(明治大学政治経済学部准教授)に
うかがった話を通じて見つけた、未来を創る鍵。
それは、
<決済は多様化と複線化>

キャッシュレス化推進中の日本。
スマホ決済の話題も増えています。

2027年6月までに、キャッシュレス決済比率をいまの2割弱からその倍の4割程度を目指しています
(経済産業省のキャッシュレス化推進目標)。

現金決済でのミス、資金管理のコスト削減、犯罪抑制など、キャッシュレス化のメリットはありつつも、
現金の利便性、盗難リスクの低さなどから、キャッスレスに切り替える必然性に乏しい環境にある日本。

現金、クレジットカード、非接触型決済、スマホ決済。
選択肢が増えすぎてしまい、どれを使ってよいものか、戸惑う方も多いでしょう。

また、災害(停電)時の非現金決済は脆弱性をはらんでいます。

これからのキャッスレス化社会の中で、決済手段をどのように使いこなせばよいのでしょうか!?

「クレジットカード1つ、電子マネーで信頼するものを1つ、スマホ決済1つ。
 3つくらいをカバーしておく必要がある」と飯田さんはアドバイスします。

キャッシュレス化が進むためには“ビッグプッシュ”。
すなわち、インバウンドやなど外から押し上げる力も必要です。

今年10月の消費税増税に合わせ、景気対策の一環として
キャッシュレスでの買い物を対象にポイント還元が検討されています。

「キャッシュレス化については、クレジットカードが始まって以降何回も、
 政府はお金をかけてやりたがっている。その心はと言ったら、売り上げをしっかり把握して、
 がっちり課税したい。そういう思いはありますね」。

キャッスレス化が推進される背景には、
お金の動きを見える化したいという思惑があることを飯田さんは指摘します。

とはいえ、生活が便利になるという視点こそが重要です。

「どんなに便利な決済方法だとしても、一つに絞るのはものすごく危険だと思います。
 たとえば、全て現金で生活をしているとお財布を落とした時、忘れた時にも急に進退窮まってしまう。
 一方で、一社、二社程度のクレジットカードだと、それが不正利用された場合に困ってしまう。
 スマホ決済であると、携帯の電波が障害起きた時困ってしまう」。

飯田さんがオススメするのは、多様な決済方法を複線的に持ち、使い分けること。

いずれにしても、生活者第一のキャッシュレス化でなければ、絶対に浸透しませんよね。

小川 和也
TOPPAN