FUTURISM

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2019.10.20

藻はタンパク質不足解決の切り札となるのか?

ゲストにたんぱく質ベンチャー
株式会社タベルモの佐々木俊弥さんをお迎えして、
「テクノロジーが生み出す、未来の食生活」ついてお話し伺いました!

株式会社タベルモが提案する「スピルリナ」
気になる方は是非!


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SONG LIST

  • Should You Return
    Copeland
  • African Fantasy
    Bobby Montez
  • On A Lonely Day (Ding, Dong)
    Sean O’Hagan
  • Everything I Ever Wanted
    Bright Light Bright Light
  • Just Another Love Song
    IMANI
バイオ技術で未来の食糧問題に取り組む、佐々木俊哉さん(株式会社タベルモ社長)。

畜産物や農産物の増産が人口の増加に追いつかなくなり、
2030年にはたんぱく質の需給バランスが崩れるとも言われている中で、
たんぱく質不足の解決に挑むベンチャーを立ち上げました。

1ミリにも満たない微細藻類スピルリナを使い、
ドリンクやアイスなどの食品を作る佐々木さん。
スーパーフードの王様ともいわれるスピルリナは栄養素のバランスが良く、
乾燥重量の70〜80%がたんぱく質であるため、
たんぱく質不足の救世主になる可能性があります。

「生産効率も良いため、将来足りなくなる資源を補う解決策になるのでは」
という思いでスピルリナに注目し、広める活動をする佐々木さん。

そんな佐々木さんにとってのテクノロジーが産み出す未来の食生活の鍵とは。

「“Algaeculture(アルジカルチャー)”です。
藻を英語で言うと“Algae”で、藻を農業にするという意図を込めた造語です。
農業も光合成で作っていますが、太陽光のエネルギーを使いエネルギー収支をプラスにし、
石油に頼らない物質生産をしていきたい」。

環境問題にも配慮しながら食糧不足危機を解決する。
スピルリナを使ったたんぱく質ベンチャーは、
持続可能な社会に貢献したいという志が未来への原動力になっています。

小川 和也