FUTURISM

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2019.06.23

ビジネスを通じて未来を考えるサミット
「グローバル・サミット」を小川和也がレポートしました!

400社以上のビジネスリーダーが参加する団体
「ザ・コンシューマー・グッズ・フォーラム」が主催するこの国際会議。

参加した小川和也が感じた ”ビジネスを通じた世界の視点” とは?

FUTURISM813 (@futurism813) インスタグラムは こちら

SONG LIST

  • She
    Elvis Costello
  • Jacquard Causeway
    Boards Of Canada
  • Night Of The Iguana
    Joni Mitchell
  • Wallflower
    Diana Krall Feat. Blake Mills
6月11日から14日までカナダ西海岸のバンクーバーで開催された
「グローバル・サミット」という国際会議に出席しました。

主催しているのは世界70か国、400社以上のビジネスリーダーが参加している
「ザ・コンシューマー・グッズ・フォーラム」で、ビジネスを通じて未来を考えるサミットです。

山と海、豊かな自然に囲まれたバンクバーの空気はとても美味しく、
世界の住みたい街ランキングの常連であることも納得。

オリンピックを来年に控える日本にとって、
2010 年に冬季オリンピックが開催されたバンクーバーは、
オリンピックレガシーを有効活用するための先行事例、先輩でもあります。
施設の用途多様化、下水処理施設の熱利用、ライトレール整備など、
参考になるレガシーがたくさんあります。

さて、グローバル企業のトップが集まったこのサミットのプレゼンテーションやメッセージの多くに、
「持続可能な世界の実現」と「テクノロジーの活用」が内包されていることが顕著でした。

背景には、2015年の国連サミットで採択された
「持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)」があり、貧困をなくす、
人々に保健と福祉を、質の高い教育、気候変動への対応、住み続けられるまちづくりなど、
持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットに対する意識が現れています。

サミットの中で、

“Business as a force for good”

というアジェンダがありました。

利益追求だけではなく「善のための力になる事業」を創造することが
これからのビジネスにおいては重要であり、
企業やそこで働く人々が社会課題にリンクしていくことが求められています。

“Business as a force for good”こそが、持続可能な世界、未来をつくる鍵だと考えます。

小川 和也