TOPPAN FUTURISM

ON AIR DATE
2018.09.09

今回は、医師の友利新先生にお話伺います。

医師の友利新先生をお迎えして、
『 人間の肌にとって、太陽は敵か? 味方か?』というテーマでお話伺います。

友利新 オフィシャルブログ 友利新のビューティー診察室 Powered by Ameba

FUTURISM813 (@futurism813) インスタグラムは こちら

SONG LIST

  • Sunshine
    The Avalanches
  • Long Gone
    Phum Viphurit
  • 太陽は僕の敵
    コーネリアス
  • Circles
    Mammals
医師の友利新さんにうかがった話を通じて見つけた、未来を創る鍵。
それは、
<太陽と人間が良い関係を構築するための「20」>

9月に入っても暑い日が続き、「残暑見舞い」ではなく
「猛暑見舞い」という言葉がネット上でつぶやかれるほど、異常気象は常態的に。

日傘をさす男性の姿も少なくないほどの暑さ。
その暑さの象徴でもある日光を直接浴びるのが肌。

琉球大学医学部の非常勤講師で、テレビのコメンテーターとしても活躍中の
医師の友利新先生に「人間の肌」についてうかがいました。
果たして、太陽は敵か味方か。

まず、この暑さで人間の肌はどんなダメージを受けているのでしょうか。

「紫外線は害となりますが、さらに今年の夏は湿度が高く、
 汗をかいて放置をしておくとかぶれてしまいます。
 9〜10月になると紫外線量は下がってくるのですが、今度は肌に大敵な乾燥が襲ってきます。
 夏のダメージを引きずったまま冬を迎えず、しっかりリカバリーすることです。
 肌にとってやってはいけない3つのことは、日焼け、乾燥、摩擦。
 肌の細かい炎症を起こし、しみやしわの原因になります」。

では、肌の老化の8割は太陽光が原因というのは本当なのでしょうか。

「本当です。太陽光、つまり紫外線が当たって老化をすることを皮膚の世界では“光老化”といいます。
 異常気象で暑いというのも肌に悪く、熱編成が起こります。
 熱は肌の老化を進める原因のひとつ。たるみやしわの7〜8割がこれです。
 最近は近赤外線、ブルーライトも脅威となり、これもしみ、しわ、たるみのもとに。
 加えて、肌は血液が一番の美容液なので、交感神経優位を避け、血流を良くすることも大事です」。
太陽の光だけではなく、ブルーライトを発するパソコンやスマートフォンの画面にも要注意!

一方、太陽の猛攻撃に対し、テクノロジーが肌の味方になってくれることが期待され、
人工皮膚や細胞を作る供給源である幹細胞などの研究が進んでいます。
皮膚の老化を防げる未来はすぐそこに。

しかし、紫外線は100%防げないのが現実。
どのように日光と付き合えば良いのでしょうか。

「紫外線に過度に当たってはいけないものの、全く当たらないのもまた良くありません。
 身体に必要なビタミンDを作れなくなってしまいます。免疫力、丈夫な骨、認知症の予防、
 うつ病などに関係する重要な成分です。今の東京の気候であれば、
 片手のひらに5〜10分程度当たっていればビタミンDは作れます。
 日光浴とはいっても、その程度で充分なんです」。

最後に、友利先生が教えてくれた、太陽と人間が良い関係を構築するためのキーワードは「20」。

「防御に手っ取り早いのはやはり日焼け止めです。
 日焼け止めに記載されているSPFという数値は強さではなく時間。
 日焼けで赤くなるのをどれくらい防ぐかの数値で、
 平均的な日本人が赤くなって日焼けをするのがだいたい20分。SPF50の場合は、
 20×50分=1000分の間防御してくれるんです。基準となる20という数値を覚えておきましょう。
 ただし、1平方センチメートル、2ミリグラムの日焼け止めを塗ることが前提なので、
 普通に塗ったら真っ白になる量。そうもいきませんので、こまめに塗りましょう」。

太陽の恩恵を理解し、上手に付き合う。
太陽は敵でもあり、味方でもあるのです。

小川 和也
TOPPAN