TOPPAN FUTURISM

ON AIR DATE
2018.08.26

ゲストは、脳科学者の中野信子先生。

脳科学者の中野信子先生をお迎えし、
『自分を活かす、脳の使い方とは?』というテーマでお話伺いました。


FUTURISM813 (@futurism813) インスタグラムは こちら

SONG LIST

  • Without Your Love [Radio Edit]
    Apre
  • The New Pollution
    Beck
  • Do Right Woman, Do Right Man
    Aretha Franklin
  • Superman
    Black Coffee feat. Bucie
脳科学者の中野信子さんとの話を通じて見つけた、未来を創る鍵。
それは、
<前頭前野を鍛える>

精神的報酬と直接的報酬。脳には2つの報酬があります。
睡眠、美味しい物を食べたり、お風呂に入って気持ちが良い。
生理的なものが直接的報酬。
承認、早く出世した、難しい問題をひらめいた、
世界で初めて仕組みを考え出したような時に得られる精神的報酬には、ボランティアも含まれます。

「現代人の特徴は、精神的報酬の方が直接的報酬より上回っていることです。
 社会のインフラが整い、ITにより人間がやらなくてもよい作業が増えると、
 労働にそれほど時間を割かなくても済むようになります。
 そうなると、ますます精神的報酬が大きくなっていく」と中野さんは分析します。

僕と南沢さんはどちらの報酬タイプなのでしょう!?

「実は脳にとって恋愛は無駄なこと。脳は人間の身体の中でエネルギーと酸素をくう浪費家で、
 カロリーや酸素を1/4〜1/5も使ってしまうんです。
 重量でいったら2〜3%の小さいものなのに。その脳を使って恋愛をしているわけですから」。

恋愛も脳の作用であることを紐解く中野さん。

「日本には恋愛を楽しむという概念が無かったんです。
 元来は貴族の遊びで、子供をつくるのが先、その後に恋愛が許されていました。
 恋愛はドーパミンが出るから楽しくなり、女性は出産の苦しみを忘れられたり、
 お互いのためだったらどうなってもよいという理性の働きを
 一時的に麻痺させる麻薬がたくさん出るんです」。

恋愛も、まさに脳科学の世界!

人工知能時代に備えて、人間の脳とどのように向き合うか。
中野さんが残してくれた未来への鍵は。

「耳と耳を結ぶ線から前の方、額の奥が前頭前野。ここを鍛えましょう。
 人間の知性の領域です。自分が何をしているかを把握する領域ですが、
 自分がやっていることを自分で把握できるのは人間だけ。
 前頭前野は死ぬまで神経細胞が生まれ続け、生まれた神経細胞は使ってやらないとすぐに死んでしまう。
 使っているかいないかでものすごく差がでるので、意識して鍛えていく必要があります」。

人間の知能と人工知能を良い形で融合するため、人工知能とのすみ分けを考える上でも重要な脳の領域。

ちなみに、僕も南沢さんも2人とも直接的報酬タイプでした!
自分としては意外なのですが・・・。

小川 和也
TOPPAN