TOPPAN FUTURISM

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2018.07.15

ゲストは、“海の手配師” 石垣幸二さん!

“海の手配師” 、石垣幸二さんをゲストにお迎えし、
『38億年のミステリー!深海生物のヒミツ』をテーマにお話伺います。

ブルーコーナージャパン

FUTURISM813 (@futurism813) インスタグラムは こちら

SONG LIST

  • Here Comes The Ocean
    Roddy Frame
  • 深海
    Polaris
  • One Of Those Summer Days
    Rhye
  • Clearly
    グレース・ヴァンダーウォール
“海の手配師”石垣幸二さんとの話を通じて見つけた、未来を創る鍵。
それは、
<深海生物はご近所さん>

世界で6人とも呼ばれる海の手配師。
世界28か国、200か所もの水族館に海の生き物を届けています。

石垣さんは、2011年から2018年3月まで、
世界で初めて深海生物をテーマにした
沼津港深海水族館の館長も務めました。

これまで納入だけだった深海生物を飼育、
そして鑑賞してもらうところまで総合的に手がけるようになり、
「鑑賞している人の反応、感動を生み出したい」という思いが加わりました。

温暖化、水温の上昇による環境変化にさらされ、
わずかな光の明暗の差の影響を受ける繊細な深海生物。
海洋政策研究所の発表によると、食料資源を深海に求め、
漁業の平均深度は年々深くなり、今では平均水深が500mを超えると言われています。

「水族館の鑑賞目的であれば、深海で採らなくても済むように、
 増殖に力を入れています。深海生物を獲らなくても、
 何を食べているかをはじめ、生態を知ることができるようにしたい。
 甲殻類のカニとエビからスタートしましたが、段階的に増やして行く計画です」。
深海生物の保護にも努める石垣さん。

また、環境DNAにも熱い視線を注いでいます。
「たとえば深海200mの海水を採取して、その中のDNAを分析すると、
 その海域の水深にどんな生き物がどれくらいの数がいるか、
 ある程度わかってきます。まさにテクノロジーの進化がなせる技ですね」。

2016年にJAMSTEC(日本海洋研究開発機構)の研究チームが、
深海底のさらに下の地中2.5Kmに微生物の生態系を発見。

深海生物は38億年分のミステリー。
「深海は謎だらけ。新たな海底資源や生物の発見、
 生物の起源を探究する余地がたくさんあります」。
石垣さんの探究心も深海のように深く、深く。

「深海は異次元、遠く離れた存在と考えがちです。
 しかし、深海生物は時間によって浅いところに移動し、
 深海に戻ったりしています。卵は意外と浅いところで産み、
 成長とともに深海に潜る。残念ながら胃袋にプラスチックが見つかることもあり、
 我々の生活に近いところにいるんです。だから、実はご近所さん。
 地球上に一緒に住む仲間であり、運命共同体。
 水族館はそれに気づける場所」だと語る石垣さん。

明日は 海の日。
海洋国家日本ならではの国民の祝日に、水族館へ行ってみませんか!?

水族館の深海生物はなかなか動きませんが、
動かなければ動かないほどじっと観察。
ちょっとだけ口を動かした一瞬に感動!
それが深海生物のチャーミングなところだと、石垣さんが教えてくれました。

小川 和也
TOPPAN