TOPPAN FUTURISM

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2018.06.10

ゲストは、株式会社ポケットマルシェ代表、高橋博之さん。

『野菜で日本をかき混ぜる!?』

ゲストは、株式会社ポケットマルシェ代表の高橋博之さん。
野菜でおこなう、地方創生についてお話伺いました。



ポケットマルシェ

FUTURISM813 (@futurism813) インスタグラムは こちら

SONG LIST

  • In my blood
    ショーン・メンデス
  • Sun Song '70
    砂原良徳
  • サンティアゴの道 (Acoustic)
    Caravan
  • Begin (feat. Wales)
    Shallou
一次産業を情報産業へ変えることをミッションとする高橋博之さん(ポケットマルシェ代表)との話を通じて見つけた、未来を創る鍵。
それは、
<逆参勤交代>

高橋さんは、消費者と農家をダイレクトにつなげるポケットマルシェというサービスを運営しています。
農家から直接食材を買えるプラットフォームをウェブ上につくり、生産者はスマホを使って出品。慣れれば2分、値段も生産者が決め、ユーザーはスマホで簡単に購入。
生産者の顔(食べるものの情報)が見え、生産者と消費者のコミュニケーションも可能。

「顔が見えると生産者は良いものが作りたくなるし、消費者は大事に食べたくなるもの。苦手な野菜が好きになることもあるんです」。
高橋さんが語る、生産者の顔が見えることの効用。

確かに、食べているもののことをよく知らずに機械的に食事をするなんてまるでロボット!
生産者やバイヤー任せになっていたことを省みて、消費者が目利きをし、体験をレビューで共有。消費者同士で知見を高めていく仕組みがポケットマルシェにはあります。

「0と1のデジタルの世界において、その間が大事なんです。自然と人工物のバランスであったり。その間には唯一無二の世界があり、生きることの意味がある。人間であることを確保しながらテクノロジーを取り入れていかないと、人間がロボット化しますよ。合理を極めることが必ずしも幸せに繋がらない
し、生きることがだんだん苦しくなってくる。幸せの議論が欠けているんですよね。不老不死で長生きしてどうするの、お金持ちになってどうするのと。
テクノロジーには、生命をなめるなと言いたい。生命は必ずしも合理的ではないし、散発的で因果関係もなかったりしますから」。
高橋さんがポケットマルシェを生み出した背景には、そんな思いがあります。

合理を基準にすれば地方は要らないという考えも生まれる。
でも合理を極めても幸せとは限らない。
だからこそ、幸せになるためには何が必要か?
そこから未来は切りひらかれるはずです。

「江戸時代は田舎から江戸に来て、文化に触れて持ち帰り、地元を元気にしていました。都市の人が一定期間を田舎で過ごし、海や土に触れて心と身体の健康を取り戻し、都市に戻り仕事をする。それによって田舎も都会も救われ、強みと弱みの相互補完関係ができます」。

分断しがちな都市と地方を野菜を通じてかき混ぜている高橋さんならではの提案。
それが逆参勤交代!

小川 和也
TOPPAN