TOPPAN FUTURISM

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2017.11.12

ゲストは、京都大学大学院教授で、地球科学者の鎌田浩毅先生。

『地球の寿命って一体いつ?!』

京都大学大学院教授で、地球科学者の鎌田浩毅先生をお迎えして、
”今後の地球”についてお話伺いました。

鎌田浩毅のホームページ - WEB SITE OF GAIA - 京都大学

FUTURISM813 (@futurism813) インスタグラムは こちら

SONG LIST

  • All I Know
    Washed Out
  • End Of The World
    Dirty Heads
  • 氷河期#1 (The Ice Age)
    ROTH BART BARON
  • Thank U
    Alanis Morissette
地球科学者の鎌田浩毅さん(京都大学大学院 人間・環境学研究科教授)との話を通じて見つけた、未来を創る鍵。
それは、
<長尺の目を持とう>

地球科学者は「地球のお医者さん」のような存在。
地球内部の化学成分を調べ、どう対応すべきかの処方箋も出します。

地球が誕生したのが約46億年前。
最初はドロドロの火の玉で、40億年ほど前まではその状態。
次第に冷却され、海を持ち、生物が生息する環境が整い始めます。

超大陸の分裂と超巨大噴火によって95%の生物が絶滅し、生き残った生物が進化を遂げて恐竜が繁栄。
中生代は恐竜の時代になるも、隕石衝突によりほとんどの生物がまた絶滅。
6600万年前から、哺乳類が繁栄する新生代が始まり、やがて人類が誕生します。
このように、生物は誕生と絶滅の繰り返をしていまに至っています。

「地球の寿命は約100億年。いまは折り返し地点くらいのところにあります。ただし、あと10億年も経つと海の水が干あがり、生物の寿命もそれに左右されます」と鎌田さんは予測します。

これから、人類は地球の大きな環境変化を乗り越えていかなければなりません。
38億年前に生命が誕生した痕跡があり、以降一度も途絶えていないからいまがある。つまり、38億年のDNAが繋がって、私たちが存在しています。
38億年を生き残った仲間であるという意識を持ち、人類で知恵を共有し、生き延びる必要があるのです。生命の起源は一つなのですから。

「 “長尺の目”を持つことが大切です。長い尺度で物事を見ると、本当のものが見えてきますし、生命の大きな流れも捉えられます。時間的にだけではなく、空間的にもです。日本だけではなく地球全体を中身も含めて見るべきです。地球科学的な長尺の目を持てば、目の前のいざこざも小さなものに感じます」と鎌田さんは言います。

日常生活においても、短期的に物事を見るとむやみに不安になったり、ノイズに振り回されがちです。
長尺の目を持ち、本質と向かい合う。
それこそが、生活、そして地球の未来を生き抜くために必要なことでしょう。

小川 和也
TOPPAN