TOPPAN FUTURISM

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2017.11.05

「ショッピングの未来」にフォーカス!

『あなたはお店に行って買い物する派?インターネットで済ませる派?』

小川さんが世に送り出した「とあるショッピングシステム」についてなど、
”ショッピングの未来”についてお届けしました。

FUTURISM813 (@futurism813) インスタグラムは こちら

SONG LIST

  • Short Skirt, Long Jacket
    Cake
  • Window Shop
    KNOWER
  • Elevate
    St. Lucia
  • delight
    delofamilia
ショッピングの未来の話を通じて見つけた、未来を創る鍵。
それは、
<時には衝動買いもいいじゃない!>

2020年には世界のオンライン小売市場規模は4兆ドルに達し、小売全体に占める割合が約15%まで増加するという予測もあります。
日本の現状に目を向けると、2016年の小売業の販売額は約140兆円(経済産業省「商業動態統計」発表)、うち消費者向け電子商取引は約15兆円。
個人間売買という新たな市場も盛んになり、ネットオークションが約3,500億円、フリーマーケットが3,000億円の規模に成長。

店頭に行かずにオンラインでショッピングを済ませる傾向は、さらに加速するでしょう。
「未来には実店舗がほとんど必要なくなってしまうのでは?」と思わされるほど強烈な潮流です。

一方、実店舗もテクノロジーを活用することで、ショッピング体験が進化するはずです。
店頭のデジタルサイネージ上で仮想試着ができる「DressMirror(ドレスミラー)」は、カメラの顔認識機能により性別・年齢・顔の輪郭・肌の色を推測し、その人に似合う衣服を提案してくれる双方向コミュニケーション型のバーチャルフィッティングサービス。たくさんの試着を気軽に楽しめるようにしてくれます。
Bluetoothを使った情報発信サービス「Beacon(ビーコーン)」により店頭で有益な買い物情報がスマートフォン上で入手でき、セルフレジでは待つストレスが皆無に。

僕が手掛ける「Gotcha!mall(ガッチャモール)」という生活者と店舗・ブランドをつなぐプラットフォームも、「テクノロジーの力で“Gotcha!(やった!)”な買い物体験をつくりたい」という思いから生まれました。
楽しさや高揚感を味わえるカプセルトイ型のクーポンを生活者に個別マッチングし、買い物の重要な基準である価格と品質に“Gotcha!”をプラスα。

クーポンは1880年代にアメリカで誕生し、クーポン大国のアメリカでは消費者の約8割がショッピングで使っているとも言われます。
しかしその多くが紙で広告的にバラまかれ、必要な人に必要なものがマッチングされているとは言い難い状況です。
そこで、人工知能も活用し、ひとりひとりに最適なインセンティブ(クーポン)のマッチングをできるようにしたのが「Gotcha!mall」。
ショッピングにイノベーションをもたらしたことで、世界最高峰のマーケティングアワード「DMA国際エコー賞」を受賞しました。
1929年から続く歴史あるアワードですが、2017年の受賞作は「Gotcha!mall」も含めて人工知能やVR技術を活用したプロジェクトが目立ったのが時代の流れ。

ショッピングが必要に迫られただけのものだとしたら、生活はつまらないものになる気がします。
あてもなく街に出て、お店を巡ることは一種のエンターテイメント。
もしも街からお店がなくなったら、外に出かける意欲も減退してしまうでしょう。

テクノロジーは、とかく利便性や合理的なものにプライオリティを置きがちですが、ショッピングにはエンターテイメントの要素があります。
だからこそ、必要なものを合理的に手に入れるだけではなく、良い意味での衝動買いを楽しめるようなテクノロジーがあっても良いと思うのです。

小川 和也 
TOPPAN