FUTURISM

ON AIR DATE
2017.06.18

ゲストは、ミュージシャンのGotchさん。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのフロントマンとしてだけでなく、
ソロ名義での活動も精力的に行っている、Gotchさんに、
『かっこいい40代』についてお話伺いました。


Gotch - only in dreams


FUTURISM813 (@futurism813) インスタグラムは こちら

SONG LIST

  • she
    jeff Lynne
  • Taxi Driver
    Gotch
  • Across The Universe
    Rufus Wainwright
  • Only In Dreams
    Weezer
ミュージシャンの後藤正文(Gotch)さんとの話を通じて見つけた、未来を創る鍵。
それは、
<経験値をシェアするのは未来への義務>

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル&ギターであり、ソロ活動にも精力的なGotchさん。

バンドを結成して20年以上、1976年生まれのGotchさんは40代に突入。
いまだに10代のファンが多いのは、新しくドアを開けてくる世代に向けて常にメッセージを送り、
音を鳴らし続けているからなのでしょう。

Gotchさんが発刊して編集長を務める新聞『THE FUTURE TIMES』にも、
若い世代を未来へとつなぐ思いが込められています。
新しい時代とこれからの社会を考える記事から伺える、Gotchさんの未来志向。

無料で音楽素材を提供し、リスナーが自由に加工や投稿ができるようにしているのも、
「シェアが音楽の未来につながる」と信じているから。
成功体験は独り占めにせずシェア。
自分が持っているものは仲間たちにパスして行く。
それがGotchさんのポリシー。

そしてGotchさんが読書好きなのは、
「読みつないで残ってきた書物には先人の叡智が詰まっている。プリントしてまで残しておきたい言葉にはそれなりの強さと意味がある」から。
「それを次の世代へと読みつないでいく責任があり、読んで感じたものをシェアして行かなきゃ」
と付け加えます。

一貫してGotchさんから感じられるシェアの精神。
その精神こそが、Gotchさんが世代を超えてカッコイイ存在である理由なのかもしれません。

失敗も成功も、経験は必ず未来の糧になるはずです。
だからこそ、先人が経験値をシェアするのは未来への義務みたいなもの。
あえて「義務」とまで言ってしまうのは、
「いまを生きる人間にとって、未来をつむぐミッションはそれだけ重い」と
僕は考えているからです。

シェアこそが、未来志向のひとつの実践。
できることから、シェアしてみませんか。

小川 和也