変化する東京の今をキャッチするCOLORS OF WONDER。
今年は新型コロナの巣ごもり需要もあって、例年以上に盛り上がるゲーム業界。
そこで「ゲーム業界のニューノーマル」をテーマに、
新しいゲームの楽しみ方や、
カジュアル化しているというeスポーツなど、チェックしました。

まず注目したのは、ゲーム実況。
ゲームをしながらその様子を撮影し、YouTube などに配信するゲーム実況。
投稿する人がテクニックを披露し、見る人はその技を楽しむ…というのが
これまでのスタンダードでしたが、
ゲーム実況にも様々なジャンルが増えているんです！
そんな実況界に新たなジャンルを生み出した
YouTube実況者・なむ さんにリモートでお話を伺いました。

なむさんが配信しているのは
世の中のいろいろな人とゲームをする「ゲーム散歩」。

一緒にゲームをするのは気象予報士、精神科医、
家庭科の先生、法律の専門家など様々。
ゲームをしながら、細かな設定や環境などを解説してもらっています。

アート解説をしているなむさん。
見る人によって、作品がまったく違って見えることがきっかけで、
ゲームでも様々な人の視点の面白さを発信しています。

コメントにその人の生きざまが宿る事が魅力、というなむさん。
ぜひ動画もチェックしてみてください。

なむ　YouTube公式チャンネル


気軽にesportsを楽しめるカジュアルeスポーツ・アプリ「GameArena」。
GameArenaを手がける株式会社Arii のCOO、
金子和也さんにお話をうかがいました。

こちらはアプリ内にある様々なミニゲームをプレイして、
ランキング上位に入ると賞金が獲得できるんです。

eスポーツは海外で盛り上がっているが、
日本はもともとゲームが強い国なので、
これをキッカケに盛り上げたいのだとか。

日本にはお金を付与することに法律があって事業展開は難しいものの、
それを１つ１つクリアしていったという金子さん。
これまで一番大きい大会は賞金15万円で、
普段は１０?３０くらいの大会が毎日開催されているそう。

大会は毎日夜10時から翌日夜10時までの24時間の最高スコアで競い、
何度でもプレイすることが可能。
夜10時の大会更新時に上位に入賞している方が賞金獲得できるそうです。

参加に必要な「チケット」は動画広告を視聴することでゲットできます。
累計ではなく毎日更新されるので、隙間時間プレーヤーにもチャンスが！

5千万人のゲームユーザーがいるといわれている日本。
色んな企業やキャラクターなどとコラボして、
世界で戦っていきたい、とおっしゃっていました。

GameArena

お話を伺ったのは、ゲーム・エンタメ総合情報サイト
ファミ通.comの編集長 三代川 正さん。
ゲーム業界の今、そしてこれからについて、
リモートでお話を伺いました。

2020年はステイホーム期間にゲームを楽しむ人が増え、
あつ森が大ヒット。
11月にはPS5など次世代機種が発売になり話題に。
桃鉄の復活は往年のファンから新しいファンまで、
多くの人を楽しませてくれました。

最近ではゲーム実況に著名人が続々と参加し、
ゲームのブームを盛り上げました。

最近の話題作といえば、天穂のサクナヒメ。
戦闘パートと、稲作パートで構成され、
農水省HPに形成されているお米の作り方Q&Aが参考になるほど、
お米作りが本格的に再現されていて話題になっています。

2月4日にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンに
スーパー・ニンテンドー・ワールド™のエリアがオープン。
ゲームの世界が再現されるということで、
こちらも来年2021年もゲームの盛り上がりは続きそうです。
　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　
ファミ通