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NAVIGATOR Mina Horiguchi

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2019.08.18ON AIR

東京は食のダイバーシティー

ここ、東京は世界に誇る 美食の街。
世界中のグルメが集まる一方で
文化や習慣、そして宗教の違いなどによって
様々な食文化があり、インバウンド向けに
細やかな対応の必要性が高まっています。
そこで今週は「東京は食のダイバーシティ」をテーマに
東京の食文化の今をキャッチしました。

「ダイバーシティ」とは、直訳すると「多様性」。
文化や習慣、そして宗教の違いなどによって、
食事によって制限がある人も大勢いらっしゃいます。
そんな方々が来日したとき、
食の情報をどのようにリサーチしているのでしょうか。

まず注目したのは
USEN-NEXT GROUPの株式会社USEN Mediaが運営する
グルメサイト「SAVOR JAPAN」。

こちらは英・中・韓・繁体字(香港・台湾)の4か国語に対応した、
外国人向けのグルメサイト。
東京オリンピック・パラリンピックが決まった
タイミングからスタートしました。

多言語化以外にも、ピクトグラムや
アイコンの表示で国籍や言語を問わず
伝える工夫がされています。

食の多様化を進めるための大きな課題なのが
国によって違う“マナーの壁”。

「SAVOR JAPAN」ではこの“マナーの壁”を
乗り越えるために、
日本の食事マナーを紹介する動画も制作しています。
今では人気コンテンツになり 
現在300万再生になっているとか!
日本の食文化に親しんでいる方でも
新しい発見があるかもしれません。

▼SAVOR JAPAN
https://savorjapan.com/
さらに、USEN Media(USEN-NEXT GROUP) 代表の
成内さんによると多言語化や
ビジュアルを使った発信の他に、
国境を問わないSNSでの発信もカギになると仰います。

また、中国では“医食同源”という考え方から
飲み物やお酒を常温で飲んだり、
韓国ではお皿を持たずに食べるなど、国籍による食文化の違いを
“食を提供する側”に伝える事も重要という事でした。

次に注目したのは「ハラール対応」。
ハラールとはイスラム教の信者である
ムスリムの方々が食べられる食事への対応。

「アルコールが禁止されている」
「豚肉が食べられない」など、が有名ですが
日本では、調味料にお酒が使用されていたり、
また、豚由来の原料や食品添加物を取る事ができません。
このハラール対応は日本ではまだ認知度が低く、
「日本では何が食べられるのか?」、
ムスリムの観光客の方達を悩ませている、
というのが現状です。

そこで様々な食文化を持つ方々のために作られた
WEBメディア「フードダイバーシティTODAY」について
お伺いしました。

こちらのメディアでは日本の食の多様性を発信していますが、
発足した2004年当時に比べ、
ハラール対応のお店は約3倍ほどになっているとか。
その結果、お客さんが求めるものも
「食べられるものがあるお店」から
「美味しいお店」に変化しているとか。

そんな「フードダイバーシティTODAY」の代表、
守護さんおススメの飲食店は銀座「いつき」。
日本人が気がつかないほどさりげなく、
ハラール&ベジタリアン対応をした天丼屋さん。
タレにお酒やみりんを使わず、
鶏肉はムスリムが屠畜したものを使うなど、
細やかに気配りされています。

宗教や文化による食の制限が少ない日本は世界的に見て少数派。
守護さんによると、「食べられないものがある」という事が
「好き嫌いではなく、文化や宗教による禁忌」であること。
そして「アウェイになる気持ち」に寄り添う事が
日本の食文化の門戸を広げるカギになる、という事でした。

▼フードダイバーシティTODAY
https://fooddiversity.today/article_author/fdwebadmin

▼いつき
住所:東京都中央区銀座西3-1 銀座インズ1 2F
定休日:不定休
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13206724/
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番組内でお送りした楽曲の情報は
WEBメディア“Party Channel”にアップされています。

放送中にかかった曲を実際に聴けて、詳しい解説も読めますので、
是非チェックしてみてください。

▼PARTY CHANNEL 公式サイト
https://party-channel.com/archives/category/j-wave