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NAVIGATOR Mina Horiguchi

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2019.12.29ON AIR

2020年がやってくる!

カラフルな東京の今をキャッチしているカラワン!
今回は2020年を間近に控え、
「2020年がやってくる!」をテーマお届け。

スタジオには消費経済総研
チーフ・コンサルタントの松田優幸さんをお迎えして
来年、東京の街はどんな変化や進化を遂げるのか?
2019年のうちに先取りしました。

松田さんには事前に注目のスポットを伺って取材をしたのですが、
まず向かったのは新宿マルイ本館にあるオーダースーツのお店
「FABRIC TOKYO」。

こちらはなんと店頭にレジがない、「買えないお店」。
店頭には生地サンプルやフィッティングルームがあり、
店舗は“体験の場”としての役割を持っています。
お客さんは店頭で触れた商品をスマートフォンなど
オンライン上で購入します。

商品購入の場ではなく、ブランドの世界観を表現する
デジタルネイティブな体験ができる場として機能しています。
この業態は様々な商業施設にも広がりを見せていて、
実際にお客さんとのコミュニケーションが増えた、
という結果もあるのだとか。
また、店頭での在庫切れもないので、
必ず全商品が店頭でみる事でできる「ショールーミング化」が広がっているといいます。

まさに、デジタルとアナログの良いところどり。
デジタルの利便性を取り込みながら、
人の温かみを感じて商品購入できる形態が増えていきそうです。

ちなみに松田さんによると、
この業態を進んで取り込んでいるのが、
先日リニューアルオープンしたばかりの渋谷PARCO。
是非、足を運んで体験してみてくださいね。

お話してくださった
FABRIC TOKYO代表取締役社長の森雄一郎さん、
ありがとうございました。


▼FABRIC TOKYO
https://fabric-tokyo.com/pages/2017-fw08-first-time-order/?vialink=header

次に向かったのは2020年も引き続き注目の街・渋谷。
中でも2020年3月に開園予定の新宮下公園は要注目なのだとか。

こちらは空中公園で非常に開放的な空間。
公園としては珍しく民間デベロッパーが開発を担い、
商業施設もオープンする予定です。
実は宮下公園、前回のオリンピックの際に東京初の空中公園として誕生し、
当時も話題になったのだとか。

2020年も進む渋谷の再開発。松田さんによると、
今まで“若者の街”というイメージが強かった渋谷ですが、
今回の再開発では全ての世代が楽しめる街に変化していくとか。
例えば年末にオープンした東急プラザ渋谷は40?60歳向け、
渋谷スクランブルスクエアは40代、東急百貨店は70代など、
幅広い世代が集まる町になりそうです。
松田さんによると2020年は「空き活元年」。
残業時間が減るのと同時に残業代が減る、という状況から
空き時間を利用して副業を始めたり、
空いている空間で荷物を預かる、という“空いた○○”を
活用する動きが増えるのではないか、と教えてくださいました。

オリンピック応援村も要注目。
オリンピックを活用した地域活性を目的とした施設でs、
日本全国2000か所も開設される予定。
国内外から集まる観光客や地元の方々が一緒に盛り上げれる施設です。
さらに、世界各国が自国の文化を発信する施設、
ナショナルハウスも登場するのだとか。

さらにヒット間違いなしの商品も教えていただきました。
それはレオンポケット。
手のひらサイズで背中に付けるタイプのエアコンです。
冷風で冷やすので2020年の夏は外にお出かけしやすくなりそうです。

街、サービス、商品。
2020年も様々な所で進む進化。
今後もチェックしていきたいですね。

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番組内でお送りした楽曲の情報は
WEBメディア“Party Channel”にアップされています。

放送中にかかった曲を実際に聴けて、詳しい解説も読めますので、
是非チェックしてみてください。

▼PARTY CHANNEL 公式サイト
https://party-channel.com/archives/category/j-wave