2026.07.11 ONAIR

参考図書はダンカン・ワッツの『偶然の科学』

◎長濱さんは5年ほど前まで「人生の道筋は全て決まっている」と考えていたとのこと。
何か悪いことが起こった際に自分が選択したことが起因していると考えると沈んでしまうため
「そもそもこのハプニングは元々起こるものだった」と言い聞かせていたそう。
しかし、最近は「人生って意外と決まっていないんだ」と思うことが増え、
そこから人生が楽しくなってきたと話します。

◎著者のダンカン・ワッツは、いろんなことは「偶然」起こっているのに
人間は「必然」だと考えたがるものだと唱えています。
例えば、成功した企業や大ヒットした映画などに
「なぜヒットしたのか」「時代に合っていた」「成功するべくして成功した」など
言われることがよくあります。
しかし、結果を分かった後だからそう見えるだけであり
理屈を後付けしていることがほとんどだそうです。

◎特に悪いことが起こると「なぜ自分だけ…」と思いがちです。
このような場合に「Why」ではなく、
「これから、どうしたらいいのか」の「How」を考えた方が良いとされています。

◎山口さんは大事なもを、狙って手に入れたことは少ないと話します。例えば、友達。
偶然向こうの家族の都合で転校してきたり、偶然自分が選んだ会社に居たり、など
自分の人生において価値のあるものは、かなり偶然でやってきているといいます。

◎長濱さんは、高校2年生の頃に応募したアイドルオーディションも
偶然だったと振り返ります。
元々乃木坂46のファンだったらしく、そのレギュラー番組で募集されていたそう。
オーディションの締切日に「えいや!」と勢いで応募したといいます。
今まで精密に準備をしていた訳でも、誰かに相談したいた訳でも無いそうですが
結果、未来に大きな作用をもたらしています。

◎自分の動きが少なくなってしまうと、「偶然」に出会う要素も下がってしまします。
良い偶然がもたらす、人生への豊かな変化のためにも
自ら行動に移していくことは大事なのではないでしょうか。

◎キーワード『偶然』についてもっと知りたい方は
ダンカン・ワッツの『偶然の科学』を読んでみてください。

■毎週、各界の著名人がこの図書館にふさわしい1冊を紹介して下さる
「BOOK SHARING」

ヴァイオリンを擁する5人組ロックバンド
BIGMAMAのギター&ボーカル、金井政人さんに
タナカヒロキ(LEGO BIG MORL)の『陽と月』をご紹介いただきました。

■図書館の膨大なCD・LPコレクションから他ではめったに聴くことのできない
レア音源を特別に試聴するコーナー「RARE COLLECTION」

Pink Floydの最新ベストアルバム『極致〜8トラックス』からご紹介。

バンドの中心メンバーだったギタリスト/コンポーザーの
Syd Barrett脱退後の1970年代には、
シンガー/ギタリストのDavid Gilmourが加入。
いわゆるプログレッシヴブームの中、 その音楽性やコンセプトワークが
当時のカルチャーシーン全般に大きな影響を与えたバンドとして
欧米はもとより全世界で大きな知名度を上げます。
そして現在までに世界中で 約2億5000万枚以上のレコード・CDの売上げを達成しています。
6月にリリースされた、この『極致〜8トラックス』は、彼らの全盛時代1971年から
1979年の8年間にリリースされた作品の中で選び抜かれた8曲を
CDとカラー・ヴァイナルLPで新たにリリースされたものです。
「One of These Days」、「Money」、
「Another Brick in the Wall, Part 2」、「Time」などの有名曲に加え、
かつて8トラック・テープのみに収録された貴重なテイクも収録、
ビギナーから筋金入りのマニアまで、まさに「極致」の8トラックが楽しめます。

『極致〜8トラックス』から
『Pig On The Wing (Part1&2) / Pink Floyd』を試聴しました。

□今週の図書
ダンカン・ワッツの『偶然の科学』
タナカヒロキ(LEGO BIG MORL)の『陽と月』

□オンエア曲
Peg / Steely Dan
Isn’t She Lovely / Stevie Wonder
No More Lies / Thundercat
Show Me How / Men I Trust
Wink Wind Window /BIGMAMA
Pig On The Wing (Part1&2) / Pink Floyd
Northern Sky / Nick Drake