2025.05.24 ONAIR

今回のテーマは「フリーエージェント社会」

参考図書はダニエル・ピンクの『フリーエージェント社会の到来』。

従来は、ひとつの会社や組織に長く勤め続けることが規範とされてきました。
しかし今、組織に縛られない働き方が広がりつつあります。

フリーエージェントが台頭してきた背景はいくつかあり、
・会社と労働者の間で暗黙の前提となっていた、
忠誠心と引き換えに安定と保障をもらう関係が崩壊したこと。
・会社や組織の寿命が短くなる一方で、人間の寿命が長くなってきたこと。
・インターネットの普及。
などが述べられています。

そもそも「学校⇒就活⇒会社⇒定年」というシステムは、
近代になって生まれたもの。
会社勤めという働き方も産業革命で生まれたものであり、
その前はほとんどの人間が自営業でした。

フリーエージェント社会になると働き方の常識も変わります。
それを切り替えるのは、なかなか難しいことですが、
そのような人が増えていく未来もあるかもしれません…。

フリーエージェントが盛んになった未来の社会はどうなるのか?
考えていきました。

キーワード『フリーエージェント社会』についてもっと知りたい方は、
『フリーエージェント社会の到来』をぜひ読んでみてください。


■毎週、各界の著名人がこの図書館にふさわしい1冊を紹介して下さる
「BOOK SHARING」

RIP SLYME のメンバー、RYO-Zさんに、
吉村喜彦著『バー・リバーサイド』をご紹介いただきました。


■図書館の膨大なCD・LPコレクションから他ではめったに聴くことのできない
レア音源を特別に試聴するコーナー「RARE COLLECTION」

キャメルが1974年にリリースした代表的なアルバム『ミラージュ』を紹介。

当時の他の人気プログレ・バンドと比べて、
ファンタスティックなサウンドでメロデイアスな作風から、
叙情派プログレと呼ばれていました。

代表作は、『ミラージュ』と 1975年リリースの『ムーン・マッドネス』。

この2枚の人気アルバムが今回リマスターされリリース、
オリジナル・ステレオ・ミックスに加え、
デモ音源などのボーナストラック、5.1サラウンド・ミックス収録した
CD2枚+Blu-ray の計3枚組セット。
長年のキャメルのファンやマニアにも大満足の内容になっています。


□今週の図書
ダニエル・ピンク『フリーエージェント社会の到来』
吉村喜彦『バー・リバーサイド』

□オンエア曲
You Can’t Hurry Love / Phil Collins
I’ll Take You There / Staple Singers
She’s Always A Woman / Billy Joel
Twilight zone / Ariana Grande
Wacha Wacha / RIP SLYME
LADY FANTASY (The Stephen W Taylor Mix) / CAMEL
Pink Pony Club / Chapell Roan