2024.06.01 ONAIR

今回のテーマは「チームワーク」

参考図書はジャパンラグビーリーグワン監修の
『ラグビー流「人材成長」』。
ラグビーという究極のチームワーク競技に取り組んだ43人の成長ストーリーを
収めた一冊で、彼らの成長ストーリーから広く応用できるチームワークのヒントが
抽出されています。
そんなこの参考図書からは、チームワークに関するわかりやすいポイントを
知ることができます。

「ラグビー流・強いチームを創るポイント」は3つ挙げられています。

1つは、「負けから学べるチームを創る」こと。
失敗は大きなチャンスであると認識し、その原因を調べて、
新たなチャレンジに繋げることが大切です。

2つ目は、「チーム内に敗者をつくらない」。
失敗した人間は敗者ではありません。
リーダーは失敗したメンバーにも役割を与え、成長する機会を用意することが
良いチームづくりにつながります。

3つ目は、「競争と協調」を両立させることです。
メンバー間の競争は不可欠であり、
居心地がいいだけの「仲良し集団」ではチームとして成長しません。
一方で、努力し成長した人間は、競争結果に関わらず、
リーダーは積極的に讃えることを意識します。
その結果、メンバーが協力し、 切磋琢磨を行い、
互いの成長を喜ぶ文化が生まれます。

他にも、このようなポイントが47も載っていて、
ラグビーに詳しくない人でも得るものが多い一冊となっています。
キーワード『チームワーク」についてもっと知りたい方は、
『ラグビー流「人財成長」』をぜひ読んでみてください。


■毎週、各界の著名人がこの図書館にふさわしい1冊を紹介して下さる
「BOOK SHARING」

ラグビー元日本代表の大野均さんに、
西野亮廣 著『 夢と金 』をご紹介いただきました。


■図書館の膨大なCD・LPコレクションから他ではめったに聴くことのできない
レア音源を特別に試聴するコーナー「RARE COLLECTION」

今回紹介したのは、GARO。
元々は C.S.N&Yのコピーバンドとして スタートし彼ら、
その美しいハーモニーとメロディーラインは
多くのアーティストに影響を与えました。

そんな彼らが人気絶頂期だった1973年に、渋谷の公園通りにPARCOがオープン!
その際にGAROの写真展が開催され、そのイベント用に自ら新曲を制作、
タイトルも「公演通り」というまんまの作品でシングル・レコードが
無料配布されたのですが、非売品として正式リリースには至らずに
まさに幻の1枚でした。

そして今回、この「公園通り」が、渋谷パルコ開業50周年のタイミングに合わせて、
当時とジャケットもレーベルデザインもそのままに
完全復刻されて限定リリースされました。


□今週の図書
ジャパンラグビーリーグワン監修『ラグビー流「人材成長」』
西野亮廣 著『 夢と金 』

□オンエア曲
Happy / Pharrell Williams
Got to be lovin’ you / Erik Tagg
One love / Bob Marley& the Wailers
Say it again / Marie Digby
Third Man Theme / The Band
公園通り / GARO
When you laugh(feat.Hilary Gay ) / Mocky