
今回のテーマは「クイッティング」
参考図書はジュリア・ケラーの
『QUITTING やめる力 最良の人生戦略』です。
『Quitting』は日本語にすると「やめること」。
「やめること」というと、ポジティブに捉えない人も多いですよね。
そんな「やめること」こそが、最良の人生戦略であると説くのが今回の本になります。
やめることは基本的に、ある行動をやめて、別の行動を起こすことで、
やめることで、新しい何かをするための時間とエネルギーが生まれます。
それにより今よりもっと有望なものに目を向けられるようになる可能性、
選ぶべき新しいものに出会える可能性が広がるとも考えられます。
自分で入りたいと思った高校を辞めたいと思ったけど、
周りに言いずらかったという経験があるねるさん。
それでも衝動的にやめることにしたそうです。
今いる環境を変えたいという要求と行動が、今の自分に繋がっています。
「やめる」という言葉に抵抗感がある人も多いと思いますが、
「方向転換」という言葉を使うといいと、本の中では言われています。
方向転換とは、それまでしていたことをやめて、別の何かを始めるということで、
単にやめるのではなく、始めることも意味しているのです。
さらに、参考図書の著者が、「やめること」に関する多数のインタビューを通して
わかったのは、 人が後悔するのは、何かをやめたことではなく、
「やめるべきときにやめなかったこと」だそうです。
「クイッティング」について、 もっと知りたいという方は、
『QUITTING やめる力 最良の人生戦略』 ぜひ読んでみて下さい。
■毎週、各界の著名人がこの図書館にふさわしい1冊を紹介して下さる
「BOOK SHARING」
Def Tech の Micro さんにウラジーミル・メグレ著
『アナスタシア』をご紹介いただきました。
■図書館の膨大なCD・LPコレクションから他ではめったに聴くことのできない
レア音源を特別に試聴するコーナー「RARE COLLECTION」
今回は今年生誕80年を迎えたジョージ・ハリスン。
彼が2001年11月29日に亡くなったちょうど一年後、
イギリスのロイヤル・アルバート・ホールで開催された
『コンサート・フォー・ジョージ』が 劇場版として昨日より日本で初めて
公開されています!
そのトリビュートコンサートのライブアルバムからです。
このコンサートは、盟友エリック・クラプトンが中心となり、
ジェフ・リン、トム・ペティ、 ビリー・プレストンなど
生前ジョージと親交が深っかた面々に、
ポール・マッカートニーとリンゴ・スターも参加し
歴史的なトリビュート・コンサートとなりました。
コンサートの終盤、ポール・マッカートニーとエリック・クラプトンの共演による、
ビートルズ時代の名曲の再演を、
大変レアな4枚組オリジナル・アナログ・レコードからお送りしました!
□今週の図書
ジュリア・ケラー『QUITTING やめる力 最良の人生戦略』
ウラジーミル・メグレ『アナスタシア』
□オンエア曲
Summer girl / Haim
A clue / Boz Scaggs
Rocky Trail / Kingss of Convenience
Feels like / Gracia Abrams
Automatic / Def Tech
While My Guitar Gently Weeps / Paul McCartney & Eric Clapton
Hand in my pocket / Alanis Morissette