画家・いわさきちひろが蘇る! 水彩画のイメージを活かした洋服が楽しめる『Life展』

2018年05月31日

J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(担当ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「TOKYO GAS LIFE IS A GIFT」。5月26日(土)のオンエアでは、「いわさきちひろ生誕100年 『Life展』 着るを楽しむ spoken words project」を紹介しました。


■ファッショニスタ・いわさきちひろ

いわさきちひろ  アトリエにて1970年 いわさきちひろ アトリエにて 1970年(51歳)

いわさきさんは1918年生まれ。55歳で他界するまで、常に子どもたちの幸せと平和をテーマに絵を描いた画家です。東京・練馬区と長野・安曇野にある「ちひろ美術館」は、黒柳徹子さんが館長を務めています。

現在、東京・練馬区の「ちひろ美術館」で1年を通じて開催しているのが、いわさきさんの生誕100年を記念し、7組のアーティストとコラボレーションしたプロジェクト「Life展」です。いわさきさんが実際に着ていた洋服や当時の写真、ファッションブランド「spoken words project」がいわさきさんの作品からインスパイアされて制作した服の展示、販売が行われています。

spoken words project  ちひろコレクション2018 Art Direction: Rikako Nagashima/Photography: Ryosuke Kikuchi/Styling: spoken words project/Hair&Make-up: Chinone Hiromi/Model: Sakura Maya Michiki

オンエアでは、学芸員・上島史子さんに「ファッショニスタ・いわさきちひろ」の貴重なエピソードをお訊きしました。

上島:終戦直後の日記の中に、お洋服のデザイン画がいっぱい描かれていて、戦中戦後の混乱の中でも、おしゃれに憧れ続けていたということがわかっているんですね。いわさきちひろのお気に入りのお洋服が、何着か遺されているんですけれども、上質なものを選んで大切に着ていて、ちょっとほつれたときには繕って着られるようにしたりしながら大切にしていたっていうところが、お洋服から見てとれます。

いわさきさんは、女学生の頃から帽子が大好きで、帽子のオシャレを自在に取り入れていました。大きなつば広帽、ベレー帽、キャスケットなどが展示されており、それらはいわさきさんの絵に登場する子どもたちにもリンクしています。

いわさきさんは銀座にあった洋装店で、生地を自分で選び、デザイナーと相談しながら服を仕立てていました。当時の流行を意識しつつも、いわさきさん自身の好みを大事にしていたようで、可愛らしさがありながらも上品なデザインでした。

■ファッションを通じて蘇る

そんないわさきさんのファッションに新たな命を吹き込んだのが、「spoken words project」のデザイナー・飛田正浩さんです。手作業で布を染める染色の手法を取り入れているのが特徴で、今回はいわさきさんの絵や人物からイメージした布や服を新たな作品として展示、販売しています。

上島さんに、飛田さんが作品を手掛けたときのエピソードをお訊きしました。

上島:いわさきちひろの水彩画の“にじみ”や“ぼかし”といったものを、「spoken words project」版に解釈して布にしていく、ということをしております。お洋服を作るにあたっては、やはりいわさきちひろという人物をよく知らないと作れないということで、ちひろの書いた言葉も読んでいらっしゃいますし、どんな人生を辿った人なのか、ということについても調べていただいていました。

いわさきさんが遺した洋服の一着一着を細かく見ながら、センスや好みを紐解いていき、「spoken words project」のデザインに取り込んで、新しい洋服を作ったと上島さんが解説しました。

最後に、今回の「Life展」の見どころを上島さんにお訊きしました。

上島:「Life展」全体を通して、同じいわさきちひろという人を見ているんですけれども、捉え方がそれぞれに違うというのが本当に面白いなと思っております。画家であると同時にひとりの女性であり、お母さんであったいわさきちひろを感じることによって、絵の見え方もすごく親しみを持って見ることができるんじゃないかなと思います。

ファッションを通して、いわさきさんが蘇ったような「いわさきちひろ生誕100年 『Life展』 着るを楽しむ spoken words project」は、7月22日(日)まで、東京・練馬区「ちひろ美術館・東京」にて開催中です。ぜひ足を運んでみてください。

※トップ画像クレジット:いわさきちひろ/踊るふたり『ふたりのぶとうかい』(学習研究社/講談社)より 1968年

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仕事は120%で、好きなこともやる…湘南で働くメリット・デメリット

2018年05月31日

J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「RECRUIT THE WORK SHIFT」。今週は「湘南スタイル」を提案する「湘南WorK.」の働き方を紹介。5月30日(水)のオンエアでは、湘南で働くことのいい部分と厳しい部分について迫りました。

「湘南WorK.」は自分たちの街・湘南の地をより盛り上げようと、オフィシャルサイトで地元のさまざまな企業を紹介しています。ほかにも、事業者が出演し自身のビジョンを伝えるイベント「湘南シゴト会議」も開催しています。

“湘南で働く”といっても、いいことばかりではないようです。「湘南WorK.」の小室慶介さんによると……。

小室:実際にいい部分だけではなく、厳しい部分も伝えなければならないと思っていて、都内での働き方に比べると収入が下がる部分も絶対にありますし、観光地に住むことで移動しづらい部分もあります。そこも含めて、そういうライフスタイルを手に入れたいのか、ということは確認するようにしています。

働く人の意識も、都内の企業で働く意識と、湘南の企業で働く意識とではギャップがあると、小室さんは見ています。

小室:同じ感覚でいくとミスマッチが起こるケースがあります。都内の企業は、新しい働き方に向けて色々な取り組みをしていると思いますが、その波はまだ湘南エリアには入ってきていない部分が少なからずあって、自由な企業で働いていた方が堅い企業に入った時の溝も、中にはあります。

何事にもいい部分とそうでない部分があり、どのようにしてその折り合いをつけるか、ということなのかもしれません。ただし、湘南には東京にはない、いいところがあります。

続いて「湘南WorK.」の河野竜二さんに伺いました。

河野:湘南でゆるく働きたいという人も多いと思うんですけど、鎌倉の新興企業もそうですが、東京に負けないくらい活動している会社も多いので、そういうマインドを持っている人にとっては「そうじゃなくて、キャリアアップをするために湘南で働く」という意識づけをするのも重要だと思います。そこをしっかりと持っていかないと、成果がなかなか出ない気がします。ダラダラとやるよりは仕事は120%でやって、好きなこともやって、そういうライフスタイルやワークスタイルが実現できる環境ではあると思います。

オンとオフの切り替えが大事で、その切り替えがしやすいのが“湘南”なのかもしれません。

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歌人・穂村弘、17年ぶりの歌集を発売 「忘れてしまっていた記憶」が蘇る一冊

2018年05月31日

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)。5月28日(木)のオンエアでは、歌人の穂村 弘さんが登場。17年ぶりの歌集『水中翼船炎上中』について訊きました。


■「ぎょう虫検査の記憶」が短歌に

穂村さんは昨年12月以来のご登場。待望の歌集『水中翼船炎上中』の不思議なタイトルについて伺いました。

穂村:水中翼船って僕ら子どもの頃は、未来の乗り物みたいにいわれていて、水陸両用で、21世紀には空も飛んでいるはずだ、と。どこに行くにもそれだけで万能の乗り物みたいに学習雑誌や絵本などに書かれていた。でも実際、21世紀になると、どこにも水中翼船なんかない。僕のイメージの中では今でも活躍しているはずだったのに……みたいな。それで自分の心の中では、水中でも陸上でも空の上でも水中翼船が炎上している。昔の自分の夢みたいなものが、そのとおり形にならないわけですけど、その比喩のようなタイトルです。

本作は、穂村さんの17年分の作品の中から「時間」というテーマに合わせた作品を再構成。328首の短歌が掲載されています。

クリス:「蛇っぽい模様の筒に入れられた卒業証書は桜の匂い」とか、「言われてみると、たしかにそうだったなあ」と感じる短歌が収録されていますね。あとは学生を描いた「楽しい一日だったね、と涙ぐむ人生はまだこれからなのに」という短歌も印象的でした。
穂村:学生の卒業式で、これからの人生のほうが長いのに涙ぐむ、という感覚とか、たった一日の遠足がすごく重要なもののように思えるとか……大人になるとあっという間に17年くらい経っちゃうから、一回の遠足とか運動会とか、「その一日」がくっきり浮かぶという感覚が減ったと思いますね。
クリス:大人になってからの記憶って、書きとめていても忘れてしまうくらい。でも、匂いとかで覚えていることが、この本を読んでいると蘇ります。穂村さんは、どのように短歌を詠んでいるんでしょうか。
穂村:夜寝る前に、急に変な記憶が蘇ってきたりして。本の中に「それぞれの夜の終わりにセロファンを肛門に貼る少年少女」という変な歌があります。今はもうしていないかもしれないですけど、僕らの小学生のときって、そういうふうにぎょう虫検査をしましたよね。今考えるととても不思議なことのように思える。この間も、座高を測るのをやめたということがニュースになっていて、その理由は「意味がないから」という(笑)。
クリス:今までなんだったんだっていう。座高の結果でイジられたりとかしたのに(笑)。
穂村:ちょっと背中を丸めたような記憶があるんですけどね(笑)。そういうのって、大人になると全く意味がないんだけど、記憶としてはすごく鮮やかで。今は測られないんだ、座高計ってどうなっちゃうんだろう、とか。
クリス:それも水中翼船と同じですね。
穂村:そうですね。座高計も心の中では炎上して消えていくみたいな。
クリス:読んでいると、学生時代のそういう感覚を連れてきてくれる。「すごいなあ、歌って」と感じました。あと、お母さまのことかなと思うんですけど、「今日からは上げっぱなしでかまわない便座が降りている夜のなか」。
穂村:父と母と3人で暮らしていたんですよ。私、パラサイトシングルというやつで、40過ぎくらいまで(笑)。そうすると、母のために父も私も便座を下ろしていたんですよね。母が一番最初に亡くなって、ふとその夜に「もうこれからは上げっぱなしでいいんだ」って、目の前に便座が下りているのを見て思って、そのときに母の不在というか、それが強く感じられたんです。便座はただの物なんだけど、でも「ひとりの人がいなくなるって、そういうことなんだ」とすごく思いました。
クリス:ご家族が他界されたという大きなこともそうだし、先ほど話した“些細で、どうでもよかったかもしれないこと”もそうだし、「生きてるってすごいことなんだな」と感じる一冊でした。


■「メガネ拭きの墓場」がどこかに?

穂村さんはメガネをかけていらっしゃいますが、メガネ拭きで普段からものすごく磨いているそう。

穂村:僕ものすごく目が悪いので、メガネがないと何にもできないんですよ。だからメガネ拭きもすごく重要で、今も出しているんですけど(笑)。それでもすごくなくなるんです。メガネ拭きと耳かきがすぐどこかにいっちゃうから、そのふたつをなくなるはずがないくらい買っているのに、どこかに消えるんですよね。メガネ拭きの墓場みたいなのがあって、大量のメガネ拭きがあるのかな……(笑)。

次作については、「17年じゃなくて34年後だったらどうしよう」と語り、「常に連載みたいなことはしているので、書いてることは書いてるんですけど、やはり歌集は他のものに比べてまとめるのがすごく大変なんですよ。順番とかですごく印象が変わっちゃうので、本当に全力を投入したところです」と穂村さん。

クリス:アルバムの整理と同じで、短い時間でやったほうがまとめやすいのでは?
穂村:みんなはそうしてるんですが、僕はそれができなくて(笑)。今回、歌集が出たことをみんなに驚かれています。

『水中翼船炎上中』は、人気ブックデザイナー・名久井直子さんが「全力を出した」という装丁も美しい一冊です。ぜひ手にとってみてください!

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若者の「カップ焼きそば」離れが進んでいる? 各社の変わり種をマニアが紹介!

2018年05月31日

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)。5月29日(火)のオンエアでは、ライターのやきそばかおるさんをゲストにお迎えして、奥深き「カップ焼きそば」の世界について語っていただきました。やきそばかおるさんといえば、このJ-WAVEニュースでJ-WAVEのナビゲーターを紹介するコラム『やきそばかおるのEar! Ear! Ear!』を連載しています。


■子どもの頃に食べたカップ焼きそばを買い続ける?

そんなやきそばさんは、子どもの頃から大の焼きそば好きで、自分のライター名にしてしまったほど。最近は新しい味のカップ焼きそばがたくさん出ていますが、これについてやきそばさんは、カップ焼きそば業界の方からこんな情報を聞いたそう。

やきそば:人間の心理的に、子どもの頃に食べたいカップ焼きそばをずっと買い続けるという消費傾向があるらしいんです。
クリス:いや、まさになんですよ! 原風景と一緒になっちゃってる。
やきそば:そうなんですよ。
クリス:『サッポロ一番 みそラーメン』と『ペヤング』がそうなんですよ。

ちなみにペヤングは西日本では数年前まで販売されていなかったため、西日本の人に言っても伝わらないことも多いのだとか。この他、北海道限定の『やきそば弁当』、北陸と東北の一部限定の『焼きそばBAGOOOON』などがあり、好きなカップ焼きそばを聞くとその人の出身地がわかる、とやきそばさん。


■カップ焼きそばにも「健康志向」の波!

今回、やきそばさんは「カップ焼きそば分布図」なるものをパネルにまとめてきてくれました。ここ1、2年の33種類の焼きそばから作られています。近年、カップ焼きそばにも健康志向の波が押し寄せ、「カルシウムたっぷり」「糖質50%オフ」などと書いてあるものが多くなったそう。

やきそば:ところが去年末くらいから、またこってりとした太麺が帰ってきたんですよ。それプラス、ここ4、5年の流れでもあるんですけど、味がとにかくバラエティ豊かになって、しかもだいたい期間限定が多いんですね。

例えば『ペヤング』だと「炒飯風」「ピリ辛野菜炒め風」など。「なかなか中華風でおいしいんですけど、食べてると何を食べてるかわからなくなっちゃう(笑)」とやきそばさん。確かに焼きそばを食べているのに味は炒飯なのですから、変な感覚になってしまうかもしれません。

他にもチョコレート味なるものも。これは同時期にいくつかのメーカーから出ていて、やきそばさんは食べ比べをしたそうです。

やきそば:『ペヤング』のほうは本当に甘いおいしいチョコレート。で、『一平ちゃん 夜店の焼きそば 〜謎チョコキューブ入り〜』は、ちょっとマイルドな感じの焼きそばでした。

他には『明星 一平ちゃん夜店の焼そば 蒲焼のたれ味』『ペヤング たこやき風やきそば』なるものもあるようです。変わり種のカップ焼きそば、見かけたらぜひ食べてみてください。

最近では若者の「カップ焼きそば離れ」というのが起きているそう。やきそばさんが企業の方に聞いたところによると、その原因は「容器が持ちにくい」ことと、「匂いが部屋に充満する」こと。さらにやきそばさんは「インスタ映えしない」ことも原因のひとつではないか、と推測します。

やきそば:僕はカップ焼きそばを買うと、焼きそばのパッケージと麺の記念写真を撮るんですけど、あとでパソコンで並べるとどれがどの焼きそばかわからない(笑)。

インスタグラムでなかなかカップ焼きそばの投稿をする人はいませんが、「載せたら逆に正直だと思われて、モテると思うんですよね。だから載せたほうがいいと思うんですよ」と、やきそばさんは熱弁します。

やきそば:インスタには、パフェとかコーヒーとか、おしゃれなケーキとかを載せるじゃないですか。そんななkで、カップ焼きそばを堂々と載せるという、その心意気を買いたいですよ!

持論を熱く語るやきそばさんに、クリスもただただ笑うばかりでした。みなさん、やきそばさんの「モテる!」という言葉を信じて、一度インスタグラムにカップ焼きそばを載せてみてはいかがでしょうか?

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「JR SKISKI」などで活躍の写真家・鈴木 心、撮影の裏側がわかる著書発売

2018年05月31日

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)。5月29日(火)のオンエアでは、写真家の鈴木 心さんが登場。『鈴木心の撮影ノート』について訊きました。

「JR SKISKI」「サントリー角ハイボール」などの広告、雑誌、書籍など幅広く活躍する鈴木さん。記念写真を撮影する「鈴木心写真館」を昨年12月に松陰神社前にオープンし、これまでに1万5000人以上を撮影しています。クリスは、鈴木さんが以前話した「記念日だから写真を撮るのではなく、撮った日が記念日」という言葉が強く記憶に残っていると話しました。

鈴木:日本って撮る機会がすごく多いんですよね。生まれる前からもですし、生まれてからはお宮参りがあって、七五三、色々撮る機会があるんですけど、そうじゃなくても来てもらった日を記念日にするくらいの覚悟でこちらはやるというか。写真のアトラクションといってるんですけど、これだけ写真を撮るなかで、とにかく楽しくて早くて安くて、「撮られるのってこんなに楽しかったんだ」と思ってもらうのが僕らのタスクだと思ってやってますね。

鈴木さんは5月30日に著書『鈴木心の撮影ノート』を発売します。ピンクの鮮やかな表紙も気になります。

鈴木:撮影ノート自体は僕たちが仕事をするときに、撮影現場でつかった機材の情報位置とか再現できるようにノートをつけているんですけど、僕らしか使わないものなんですね。それをみんながみればその撮影と同じ撮影ができる。あとなぜそうやったのかというストーリーを僕が文章でつけさせていただいて、仕上がった写真が入っているので、これを全部つなげると撮影の全部がわかるようになってるんです。

専門用語も多いですが、機材の一覧もカバーの裏に書いてあり、写真を撮る人にも参考になります。写真家という職業について鈴木さんは「本当に大変な仕事ですよ、これ。華やかにみえる職業かと思いますけど、めっちゃ大変というのを面白おかしく書いています」と語りました。

ご自身の撮影ノートを1冊の本としてまとめた理由を訊きました。

鈴木:写真の仕事を12年やってきて、写真を撮ることになって、いろいろな人や場所と出会う連続なので、そのなかで自分自身が豊かになったなと思うことがたくさんあったんですよ。だから写真は人を豊かにする。写真で人が豊かになれば、より考えて、社会も豊かになると思うんです。そのためには一流の写真を体験して見てもらって知ってもらうことで、人って写真をより使えるようになると思うので、そのために僕らがずっと行ってきたことを、より多くの方にわかりやすく知ってもらいたいなというのが、この撮影ノートのコンセプトです。

『鈴木心の撮影ノート』の発売をうけ、6月8日(金)にはTSUTAYA TOKYO ROPPONGI でトークショー「『鈴木心の撮影ノート』刊行スペシャルトーク 」が開催されます。TSUTAYA TOKYO ROPPONGI での本の購入者が対象のイベントで、トークイベントの後半では鈴木さんが来場者のプロフィール写真を撮り、写真家・猟師の幡野広志さんが解説。「鈴木心写真館を体感して、プロの技術も体感していただき本も買えちゃうイベント」と鈴木さん。「撮った写真も、アイコンでも名刺でも使っていただいて大丈夫」とのことなので、ぜひチェックしてみてください。

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世界から見るとビッグシティ 「札幌国際短編映画祭」主催者が語る地方の可能性

2018年05月31日

J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)。5月29日(火)のオンエアは、別所が北海道・札幌から出張生放送。番組のワンコーナー「ZOJIRUSHI MORNING INSIGHT」では、メディアプロデューサーとして活躍する久保俊哉さんをお迎えし、主催する「札幌国際短編映画祭」について伺いました。

2006年に立ち上げ、今年で13回目を迎える「札幌国際短編映画祭」。2018年は10月に開催予定。別所が主催する「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」とは、初期の「アメリカン・ショートショートフィルムフェスティバル」時代からの縁。別所も「兄弟映画祭」と公言する、今年の「札幌国際短編映画祭」の状況を訊きました。

久保:3600本以上の作品が、105の国から集まって。僕ら少ない人数でヒーヒー言いながら観ているので、いま一次審査をしている最中です。
別所:応募のあった国には、ナミビアとかセネガル、シリア、モーリシャス、ルワンダなんかもあるそうですね。僕もやってて思うんですけど、日本にいると、ハリウッド映画と邦画と、本当に限られた国の映画しか観られない。こうやって映画祭をやると世界中で色々な映画あるんだって知ることができますよね。
久保:本当に映画が世界の窓だなという、別所さんもいつもおっしゃってますけど、それを実感しますよね。

久保さんは、北海道小樽出身。親の転勤で東京で育ち、後に故郷の北海道で映画祭を立ち上げました。映画祭立ち上げの経緯を伺いました。

久保:日大の芸術学部出身で、8ミリ映画とかラジオドラマとかをとっていて。本当は放送局でやりたかったんですけど、就職難で農業団体に8年いまして、そこからまわりまわって札幌に転勤になったんです。それがきっかけでふるさと意識が芽生えちゃって。住み心地もよくて自分に水があっていて、転職して代理店に入って、代理店で企画をして、そんなことをやっているうちに札幌の可能性とか、東京と両方味わった上で、今のようなところにつながったんです。
別所:札幌の可能性はどのようなところに感じたのでしょうか?
久保:知れば知るほど、海外の目も含めて札幌を見ると、実は大都会で。人口200万というとアメリカでいうと実は5番目に人口が多いんですよ。それをクリエイティブ集団「Tomato」のスティーブ・ベイカーさんに指摘されて、意識が変わってきましたね。 別所:世界の視点で見るというのが大事ですね。日本で見ると「東京からの地方」という感覚になっちゃうけど。
久保:そこから見るとローカルという風になるんですけど、世界から見るとビッグシティなんだと。

札幌ならではの特色を映画祭にはどう活かしているのでしょうか。

久保:多様性を活かしながら、北海道はアイヌの歴史を入れると長い歴史があるんですが、近代の歴史はすごい短くて新しいものを取り入れる。たとえばLGBTの問題は、札幌市は同性婚を認めている先駆的なところがあったり、初音ミクが生まれていたり、新しいことにチャレンジしやすい土地ではあるかなと思います。
別所:24時間以内に1分間の作品を完成させるコンテストもあるんですよね。
久保:「アイアンフィルムメーカーコンテスト」といって、これも若い人にチャレンジしてもらうためのきっかけ作りをしたり、子どもたちのワークショップもやっています。

地方のクリエイターの可能性については「『Tomato』のような一流のクリエイターと接触することで意識が変わるんです。才能のある方は地方にたくさんいるので、刺激を与えるという成功のプロセスは自分の中でも見えています」と語りました。

最後に今後の展望、目標をお聞きしました。

久保:たぶん10年後には「昔は映画って長かったらしいよ」と短いのが当たり前になっているんじゃないかなと(笑)。そういう目標に向かって動いています。クラシック音楽は長かったけど、今のポップス、ロックは短いように。個人的には、どんどん忘れられて切り捨てられてしまうようなところに少しでも流れを作っていけたらと、地域の映像ワークショップなどもやらせていただいています。

「札幌国際短編映画祭」について、気になった方はぜひ公式サイトをご確認ください。

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DAOKOの念願叶う! もう一度出たかった「TAICOCLUB」の魅力を解説

2018年05月31日

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。5月29日(火)のオンエアでは、火曜担当DAOKOとのコンビでお送りしました。

ここでは、キュレーションアプリ「antenna*」と連動し、各地で行われているライブや音楽フェスなど、生で繰り広げられるエンターテイメントの魅力や最新の情報を、週替わりのテーマに沿ってお送りするコーナー「antenna* LIVE! LIVE! LIVE!」を紹介します。

今週のテーマは6月2、3日に長野県・こだまの森で行われる野外フェスティバル「TAICOCLUB'18」。テクノやエレクトロ、ポストロックなど、様々なジャンルのアーティストがライブやDJを行うことで人気のオールナイトフェスです。

2006年からスタートして今年で最後の開催となる「TAICOCLUB」。今回は13年連続して出演しているMOODMANさんが、その魅力を語ってくれました。

実はMOODMANさんの息子さんと「TAICOCLUB」は同い歳だそう。そのため息子さんと同じように成長を共にしてきた「TAICOCLUB」には、感慨深い思いがあると言います。

MOODMAN:「TAICOCLUB」のすごく特徴的だと思うところは、第一回目からずっとそうなんですけど、入口がすごい入りやすいフェスティバルで。入口がライトで、中に入ってみるとすごく濃いというか(笑)、ディープな音楽が自然と待ち受けてくれてるっていうすごく珍しいフェスティバルだなって思ってます。

特に音楽に詳しい人でなくても楽しめるフェスでありながら、音楽マニアも満足できる濃いラインナップが揃っているのが特徴です。さらに、ジャンルにとらわれずに、今おもしろいアーティストをいち早く呼んでくれるのも「TAICOCLUB」の魅力。そのためMOODMANさんは出演時間が終わると、お客さんとして最後まで楽しんでいるそうです。

そして、今回は我らがDAOKOも出演! 2年前に初めて出演し、今回で2回目。前回は前乗りして民宿に一泊したそうなのですが、そこで子どもたちと仲良くなり、森の中を駆けっこしたりして遊んだそう。

フェス自体が「夢の中のような不思議な雰囲気」だそうで、DAOKOはぜひもう一度出たいと思っていたので「今年、最後に出れるのはすごく楽しみです!」と語りました。

さてDAOKOはどんなステージを見せてくれるのか楽しみですね! この他、スチャダラパー、FKJ、サカナクションなども出演! さらに詳しい情報は「TAICOCLUB」のHPをチェックしてみてください!

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