ガイドツアーやコンサートも! サントリーホールで無料イベントが4月1日に開催

2018年03月28日

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)。3月26日(月)の週は、お休み中の別所に代わり、大橋未歩がナビゲート。「MORNING CLASSIC」のコーナーでは、「新東京人のためのコンサートホール・ガイド」をテーマに、クラシックソムリエ協会理事の田中 泰さんが4日間に渡って解説しています。

3月26日(月)のオンエアでは、東京・赤坂にあるサントリーホールに注目しました。田中さん曰く、サントリーホールは客席がステージを取り囲むワインヤード型のデザインが美しいホール。4月1日(日)には、2年ぶりとなる無料イベント「オープンハウス〜サントリーホールで遊ぼう!」が行われます。ガイドツアーや無料コンサートなど、楽しい企画が満載です。田中さんは「このチャンスに、世界最高峰のコンサートホールを、ぜひご体験ください」とおすすめしました。

放送では、当日の無料公演プログラムから、モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」の第4楽章をお届けしました。

サントリーホール以外にも、東京には素晴らしいコンサートホールがたくさんあります。田中さんによると「その数はおそらく世界一」とのこと。次回の放送も、どうぞお楽しみに。

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【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時−9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

ASIAN KUNG-FU GENERATIONが今のロックシーンに与えた影響とは

2018年03月27日

J-WAVEで放送中の番組「SONAR MUSIC」(ナビゲーター:藤田琢己)。3月26日(月)のオンエアではemmaとのコンビでお届け! 週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていく「FEATURE TOPICS」のコーナーでは、3月28日(水)にベストアルバム第2弾「BEST HIT AKG 2 (2012-2018)」をリリースするASIAN KUNG-FU GENERATIONを取り上げました。

2000年代初頭、BLANKEY JET CITYやTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT、NUMBER GIRLといったひとつの時代を築き上げた数々のバンドが解散という終止符を打ちました。そのバトンを引き継ぐかのようにデビューを果たしたロックバンドが、ASIAN KUNG-FU GENERATIONです。

1996年に同じ大学の軽音サークルで知り合ったメンバーで結成。バンド名は「THEE MICHELLE GUN ELEPHANTみたいに英単語を3つ並べよう!」と思い決められました。

メンバーは、後藤正文(Vo&Gt)、喜多建介(Gt)、山田貴洋(Ba)、伊地知潔(Dr)の4人。大学卒業後、会社員になってからも横浜を中心にライブ活動を続け、少しずつ集客を増やすようになっていきました。

2002年には、バンドとして初の正式な音源となるミニアルバム「崩壊アンプリファー」をリリース。収録曲「遥か彼方」はテレビ東京系アニメ『NARUTO -ナルト-』の主題歌に起用され、当時アニメを観ていた若い世代を中心に、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの名前は大きく広がっていくことになりました。

2003年には「崩壊アンプリファー」がキューンミュージックから再リリースされ、メジャーデビューを果たします。この年はフジロックフェスティバルの新人ステージ「ROOKIE A GO-GO」、SUMMER SONICにも出演。そして彼らが主催するロックフェス「NANO-MUGEN FES.」もスタートしました。

さらにこの年の11月には、1stフルアルバム「君繋ファイブエム」がオリコンチャート初登場4位を記録。当時の彼らのサウンドの大きな特徴は、四つ打ち+オクターブギターを駆使した王道ロックナンバー。

この“四つ打ちロック”は、その後のロックシーンで耳にしない日はないほど定番化していくことになります。KANA-BOONやKEYTALK、フレデリック、キュウソネコカミなど、現在、第一線で活躍するロックバンドの多くがこのスタイルを取り入れています。そのことからも、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの功績の大きさがうかがえます。

そして2004年には、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの人気を決定づけるアルバム「ソルファ」をリリース。このアルバムは、バンド結成20周年を迎えた2016年に再レコーディング盤をリリースしたことでも話題になりました。

この日はASIAN KUNG-FU GENERATIONの初期を紹介してきました。次回は「アジカンのここがすごい!」をいろんな角度から検証します。

【2回目はこちら】「アジカンは、ロック界を盛り上げるヒーロー」その理由とは?

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【番組情報】
番組名:「SONAR MUSIC」
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

小林克也「ラジオは死なない」…そう言い切る理由とは?

2018年03月27日

J-WAVEで放送中の番組「SAPPORO BEER OTOAJITO」(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。3月24日(土)のオンエアでは、クリスの大先輩である、日本を代表するラジオDJ・小林克也さんがゲストに登場! クリスと「ラジオのこれから」について語りました。


■今のラジオ業界を憂うクリスに小林さんは……

まず、「今のラジオ業界」の話題になり、小林さん独自の考えを話しました。

クリス:今のラジオどうですか? ラジオ業界って20年間くらいスタイルが変わっていないっていうか、まだ昭和な感じがしてて。「ラジオは大丈夫なのかな?」と。
小林:日本は共同作業にしちゃうから変わんないんですよ。
クリス:なるほど。
小林:ラジオは所詮ひとりでやるものだから。アメリカなんかだと、音楽番組はひとりでやってるほうが多いでしょ? もちろん大きい局にいくと、スタッフ、ライターとか、いろんな人がいたり、選曲なんかも商売で決められてたりするけど。たとえば、クリスのスタイルがあるとするよね? それで、俺のスタイルもあるとする。全然、違うんだよ。でも共同作業になると、それが同じようなものになる。

小林さんの「ラジオはひとりでやるといい」という考えは、「芸術はひとりでやんなきゃダメ」という思いから来ているのだと言います。


■「ラジオは死なない」と言い切る理由

クリスが続けて「今後、ラジオはどういう風になればいいと思います?」と質問すると、「生としてのラジオは絶対必要」と言う小林さん。アメリカでは「車がある限りラジオはある」と言われているそうで……。

小林:それは本当だと思う。自分が運転しているときに、他の人間がどういう風に動いてるかっていうのは、人間はひとりで生きてるわけじゃないんで、人が何やってるのかっていうのは(気になるから)。

音楽配信サービスが活発になってきたときに、Appleが「何を一番聴きたいか」と調査したところ、ロックやヒップホップよりも「ラジオ」という回答がもっとも多かったのだとか。インターネットで聴取できるようになり、ラジオを受け取る形は変わってきていますが、「コンテンツとしてのラジオは死なない」と力強い言葉をクリスに伝えた小林さんでした。

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【番組情報】
番組名:「SAPPORO BEER OTOAJITO」
放送日時:土曜18時−18時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/

“暮らし”とは〇〇をすること…松浦弥太郎、ウェブメディアを始めて得た気づき

2018年03月27日

J-WAVEで放送中の番組「RINREI CLASSY LIVING」(ナビゲーター:村治佳織)。3月24日(土)のオンエアでは、松浦弥太郎さんがゲストに登場。雑誌『暮しの手帖』前編集長で、現在はウェブメディア「くらしのきほん」を主宰する松浦さんに、今までの経緯を伺いました。

■本屋「COW BOOKS」誕生秘話

松浦さんが作った中目黒にある本屋「COW BOOKS」誕生には、自身の原点となった「本屋さん」があるそうで、以下のエピソードを明かしました。

松浦:自分なりに「どんな本屋さんがあると嬉しいか」を考えたときに、若い頃にアメリカやヨーロッパの旅先で出会った本屋さんの素敵なものを吸収して、ぜひ日本でやってみたいという夢を抱いていて。(中略)アメリカで出会った本屋にはソファーがあって、座って並んでいる本を自由に読んでいいし、何時間いても決して怒られないし、嫌がられないんです。しかも、お店によっては紅茶やコーヒーを自由に飲めて。それにとてもびっくりして。

本屋さんは本を売る場所じゃない、街のキーステーションだということに気付いたんです。(中略)その街で知りたいことを、必ずそこの本屋さんが教えてくれたり、並んでいるものは、店主が自分で選んだ好きな本で、個性があるんです。そんな自分が出会った素敵な本屋さんのエッセンスを集めて、小さな本屋ですけど、始めたのが「COW BOOKS」です。

■「暮らし」とは「食べること」

本が大好きな松浦さんが、ウェブメディア「くらしのきほん」を始めた理由とは、なんだったのでしょうか?

松浦:広い意味で「自分が何に興味を持っているんだろう」とか「何について知りたいのか」と問いかけたときに、「暮らし」というものが出てきたんです。今の時代って何でも便利になってしまって、自分で体験しなかったり、簡単に手に入ったり、暮らしからどんどん遠のいていくようなライフスタイルだなと感じて。自分がインターネットでメディアを作ろうとしたときに、興味や好奇心があることを一つひとつ自分で体験しながら得た感動や嬉しさを、文章、写真、動画にして発信したいという気持ちで作りました。

やってみて気付いたのは、「暮らし」ってほとんどが食なんですよ。1日3食あるように「食べることが生きることかもしれない」と感じて。基本的に「くらしのきほん」のサイトでは、料理や手を動かして何かを作ることを発信しています。

オンエアでは他にも、「人間関係」「お金」「人生で影響を受けた人」などをテーマに、お話を伺いました。松浦さんの今後の活動にも注目ですね。

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番組名:「RINREI CLASSY LIVING」
放送日時:土曜 20時−20時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/classyliving/

SKY-HI、ブルーノ・マーズを大絶賛! 成功の裏では多くの苦労も

2018年03月27日

J-WAVEで放送中の番組「MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY」(ナビゲーター:グローバー)。3月24日(土)のオンエアでは、SKY-HIさんと音楽評論家・丸屋九兵衛さんをゲストに迎え、「ブルーノ・マーズ」の魅力を語ってもらいました。

1985年ハワイ生まれのブルーノ・マーズは、高校卒業後LAに移住し、プロデューサーチームを結成します。シンガーとしてB.o.Bやトラヴィー・マッコイの作品に参加したブルーノ・マーズは、ファーストアルバム「Doo-Wops & Hooligans」(2010年)をリリース。そこに収録されたシングル「Just the Way You Are」は、全米チャート4週連続1位を獲得します。計3枚のフルアルバムを発表し、2018年のグラミー賞では、ノミネートした全6部門を制覇。さいたまスーパーアリーナで開催される来日公演は4日全てソールドアウトしており、日本でも大人気です。

■丸屋九兵衛「ブルーノ・マーズを誰も雇わなかった」

SKY-HIさんと丸屋さんにブルーノ・マーズとの出会いについて伺いました。

SKY-HI:B.o.B「Nothin' On You」のフィーチャリングで知りました。強いインパクトというのはなくて、ジェイソン・ムラーズやマイケル・ブーブレとか、そういう感じの印象でした。気になり始めたのは、マーク・ロンソンがプロデュースした「Locked Out Of Heaven」から。マーク・ロンソンの、音数が少ないドラムだけでコントロールしている楽曲は、ラップ向きでボーカルが試されるんです。ラップしやすい曲で、彼が歌で正解を出したのは衝撃的でした。

丸屋:ブルーノ・マーズの仕事流儀というものを認識したのは、ファーイースト・ムーヴメントの「Rocketeer ft. Ryan Tedder」という曲です。歌ってるのはライアン・テダーなんですけど、すっごくブルーノ・マーズなメロディなんですよ。掘り返してみたら、ファーイースト・ムーヴメントの2009年のアルバム「Animal」が、録音物としての歌手デビューだったらしいです。

丸屋:(中略)調べてみると、2010年に彼はソロデビューしてますけど、随分苦労していたんです。高校生兼ライブミュージシャンとして働いていて、お金も潤沢にあったのに、LAに移住したら金欠になって。「俺DJできるよ」とウソついて30分くらいでクビになったり(笑)。シンガーになろうとしても誰も雇ってくれないので、ソングライターに切り替えたら成功したっていう。

■SKY-HI「完全にトレンドセッター」

ブルーノ・マーズについて、SKY-HIさんは「『Uptown Funk』以降は完全にトレンドセッターになってる。しかも嫌われない」と絶賛。丸屋さんに一番好きな曲を訊くと「アルバム『24K Magic』のほとんどの曲。だって完成度高すぎでしょ」と回答しました。おふたりの“ブルーノ・マーズ愛”が詰まったトークは次回31日(土)も続きます。お楽しみに!

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【番組情報】
番組名:「MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY」
放送日時:土曜 17時−17時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/musicology/

俳優・井浦新「こんなにも綺麗な夜景を見ていたのか」…地元・日野市平山のおすすめスポット

2018年03月27日

J-WAVEで放送中の番組「FRUIT MARKET」(ナビゲーター:横山エリカ)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO RESIDENCE PARADISE FIELD」。3月24日(土)のオンエアでは、俳優・井浦 新さんが、東京都日野市平山の魅力を紹介しました。

井浦さんが主演を務める映画『ニワトリ☆スター』が現在公開中。東京の片隅にある奇妙なアパート「ギザギザアパート」で、自堕落な共同生活を送る2人の男と、彼らを取り巻く人々を描いた物語です。成田 凌さん、紗羅マリーさん、LiLiCoさんなど個性的なキャストが勢揃いしています。


■幼少期を過ごした平山の魅力

井浦さんが生まれ育った場所でもある日野市平山。“東京”ではあるけれど、田畑も山も川もあり、幼少期から成人になるまで、自然の豊かさを教えられたと井浦さんは言います。

井浦:山の上のほうに平山城址公園という、お城があった場所があります。子どもの頃、カブトムシを捕まえに、夜に蜜を仕込みに行ってました。


■美しい夜景が広がる場所

山の上からは、新宿や渋谷のキラキラした夜景を眺めていたと懐かしむ井浦さん。

井浦:最近、久々に行ってみて「こんなにも綺麗な夜景を、僕らは当たり前のように見ていたのか」と、改めて思いました。近くには土方歳三が生まれた場所もあるし、高幡不動も近いし、平山には宝物のような場所がたくさんあります。ここで育ったからこそ、今の自分があるんだなと思います。

そのほか、リスナーから寄せられた日野市のおすすめスポット情報も紹介しました。

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【番組情報】
番組名:「FRUIT MARKET」
放送日時:土曜 15時−17時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/fruitmarket/

特殊メイクで日本人初アカデミー賞受賞! ゲイリーオールドマンの“ラブコール”に悩んだ理由とは

2018年03月27日

J-WAVEで放送中の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「TOKYO GAS LIFE IS A GIFT」。3月24日(土)のオンエアでは、第90回アカデミー賞授賞式で、日本人初「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」を受賞した現代美術家・辻 一弘さんが登場。映画『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』で、主演のゲイリー・オールドマンさんを変身させた、そのスキルに到達するまでの道のりを伺いました。


■特殊メイクの巨匠ディック・スミスに魅せられて…

京都出身の辻さんは、ハリウッドで25年以上特殊メイクアップアーティストとして活躍し、過去に2度オスカーにノミネートされました。2012年以降は彫刻芸術に専念し、ロサンゼルスを拠点に現代美術家として活動しています。そんな辻さんに、特殊メイクとの出会いについて伺いました。

:『スター・ウォーズ』を観て、特殊効果に興味を持ちました。学校が大嫌いで、ひとりで籠って何かを作るのが好きで。高校3年のときに京都の洋書店で、『ファンゴリア』というアメリカのホラー雑誌を見つけて。ディック・スミスさんというメイクアップアーティストの記事があって、リンカーンのメイクをするプロセスの写真を見て、「もうこれしかない」と思って。次の日から図書館で資料を集めて、自分の顔型にリンカーンの彫刻をして。満足するまで繰り返しました。

特殊メイクを自己流で研究し、巨匠であるディック・スミスさんに「将来、特殊メイクをしたいけれど、どうやって勉強したらいいのか」と手紙で質問したところ、返事が返ってきたそう。その後も写真を送っては評価してもらうという文通を続け、1987年10月に東京で行われたハロウィン・コンテストで特別審査員として来日したディックさんと面会します。翌年、ディックさんが監修した日本映画『スウィートホーム』にスタッフとして参加するため、高校卒業後すぐに東京に移り住みました。


■「自分の人生を裏切るのではないか」という苦悩

その後、多くのハリウッド作品に関わった辻さんですが、映画の世界が嫌になり、現代美術の世界に身を置きます。それなのになぜ、映画『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』で、再び特殊メイクを手がけたのでしょうか。

:ゲイリー(・オールドマン)さんが、2002年にディックさんの誕生日のために作った僕の彫刻を見て感動して、「いつか一緒に仕事をしたい」と思っていたそうです。2016年にメールが届いて「ウィンストン・チャーチルの映画を撮るんだけど、もし僕(辻さん)がメイクをやるのであれば映画をつくるけど、できないのであれば作らない。どうする?」と訊かれて。2012年に映画の世界が嫌になって芸術の世界に進んで、ずっと映画の仕事は取ってなかったんです。それなのに突然映画の仕事を取ったら、自分の人生を裏切っているように思えて、しばらく悩みました。その結果、「今まで一番やりたかった仕事なのでやっておくべきだな」と決めたんです。

辻さんは、ゲイリーさんを丸顔のチャーチルに似せるため、素材の柔らかいものを使用し、かつらをカットするなどの工夫を重ね、「特殊メイクである」とわからないほど自然な仕上がりになるよう心掛けました。その甲斐あって、ゲイリーさんが「絶対条件」としてこだわった辻さんの特殊メイクが完成しました。


■「人の顔」にこだわり続ける理由

辻さんは現在、現代美術家として人の顔をした大きな彫刻を作り続けています。辻さんはなぜ「人の顔」にこだわるのでしょうか?

:子どものときに人間不信になって、人の顔を見て「この人は何を考えてるのか」ということをよく考えてたんです。その経験から自然に興味を持つようになったんです。人の顔を見るといろんな考えが湧くんです。僕の題材は、子どものときに悪い体験をした人や身体障がいを持った人が、大人になる段階で人生を開拓し、素晴らしい人になった、そんな人たちをポートレートとして表現しています。僕はもうすぐ50歳で、作り続けて30年になるので、目標としては数年後に日本で個展を開きたい。それに向けて準備をしています。

「人の顔」にこだわり、創作活動を続ける辻さん。映画『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』は、3月30日(金)に全国で公開されます。作品を観る際には、辻さんの特殊メイク技術にも注目してみてください!

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放送日時:土曜 8時−12時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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