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女性向けのコワーキングスペース、今後どうなるべき…?

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https://www.bbc.com/news/business-68733573

今日は、ここ数年で大きな話題になり、
投資額も大きかった
女性向けのコワーキングスペース。
これが今後どうなるべきなのか
という話題をBBCの記事からピックアップします。

いろいろな国によってあると思いますが、
例えばイギリスの紳士の会員制クラブ、
ジェントルマンズクラブなどは、
何世紀も前から十分にあった中、
ここ10年ほどで、女性専用〇〇が増加。

その1つがコワーキングスペース、
特に大きな転機となったのが、8年前に
アメリカニューヨークでTHE WINGという、
女性とノンバイナリーの方向けの
コワーキングスペースが誕生したこと。

当時、大きな話題となりました。

おしゃれな内装、アメニティなどもあって、
ハード面だけでなく、ソフト面では、
女性支援のためのビジョン、姿勢、
THE WING以外のコミュニティや、
NPOとの関わりが評価されて人気でしたが、

MeTooの運動の高まりもあり、当時、
THE WINGも、何千万ドルの資金を調達、
ニューヨーク以外拠点も増え、ピーク時、
2019年の1月の時点では、会員が1万人以上、
入会待ちリストは、8000人以上の人が
登録しているという状況でした。

THE WINGに関しては、コロナ禍もあり、
人種差別の申し立て、 性差別に対する
法的な課題などもあり、2022年の夏、
実はすべてクローズに…

その性差別は、女性向けの
サービスで謳っているので、
男性が入れないのか。という指摘があり、
結論から言うと、その女性向けに
打ち出してはいたんですけれども、
一応、誰でも参加できる形だったそうで、
性の平等性に共感するのであれば、
一緒に入れるということだったようです。

そういったこともあり、
この女性コワーキングスペースを一気に盛り上げた
THE WINGがクローズしましたが、
変わらず他の企業の、
女性専用コワーキングスペースは現在も存在しています。

今回の記事によると、
ヨーロッパでは、50ほどあるようです。
今回の記事にも書いてあったんですけど、
メンバーの女性の方によると、
逆風の多い世界で女性だけの空間にいるのは、
癒しになったりモチベーションになったり、
ということで、 なぜ女性目線の
このようなコワーキングスペースが必要なのか。

例えば、女性の社会参画の機会は、
拡大したけれども、働く環境自体は、
まだ男性目線であるからというところを
ビジネスチャンスとして、
THE WINGをはじめ色々なところが、
オープンしたと思うんですけれども、

この記事に書かれていて、
なるほど!と感じさせられたのが、
ベンチャーキャピタルによる投資金額の
2パーセントしか、女性企業家に
今ヨーロッパとアメリカでは、いっていない
という現状があるというもの。

そうすると、社会、ビジネス界の
同じような壁に当たっている、今回に関しては、
女性同士が集まる場所っていうのは、
意味があるんだろうなと感じました。

ただし、長期的に女性のビジネスと、
社会での平等性をもたらしているのか
っていうのは、やはり
考えなくてはいけないな、と思っていて。

短期的にちょっと大袈裟に言うと
差別的な環境みたいなところから
抜けて安心できるような場所で働いたとしても、
長期的に何かが変わるのか。

その心地良いスペースで働く、
っていうのは個人的には良いかもしれませんが、
社会が変わるのかみたいなところは、
考えなくてはいけないんだろうな、
と、今回の記事を読んで思いました。

ただ、日本は、男女別のスペースって
それなりにあると思うんです。

ジムをはじめ、レディースデーなど、
特典があるとか、1つ1つ、
全部をくくることはできないけれども、
結局、長期的に何を目的としているのか、
っていうのは、コワーキングスペースでも、
特典でも考えなくては
いけないのかなって思いました。

ただ、今回、女性同士というところですけれども、
共通点がある人たちが働く
コワーキングスペースと考えると、
その女性は、今回、同じ挑戦、課題がある人
っていうことなのかなとも思いました。

例えば、テック企業に特化した
コワーキングスペースがあるとか、

例えば飲食系の企業の人たちが集まる
コワーキングスペースだと、
キッチンエリアが広いとか…

ただ、今の時点では共通の課題がある人、
挑戦してる道が似ているような人たちが
集まる場所なのかなとも思いました。

なので、今後は女性に特化した、
そういう場所がなくてもいいような、
平等な働く環境ができれば1番だと思うんですけれども。

記事にもありますが、1度盛り上がった
女性専用コワーキングスペース、
今後どうなっていくのでしょうか。

未来はどうなるのか、
考えるきっかけになれば思って、
今回、ピックアップしました。

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