2020.01.18 ON AIR
【L’Arc-en-Ciel Part2】 BREAKERZ DAIGOさん、音楽ライター 大前多恵さん登場

今週は、『L’Arc-en-Ciel』のPart2。ゲストには先週に引き続き、BREAKERZ ボーカルのDAIGOさん、音楽ライター 大前多恵さんをお迎えしました。

■L’Arc-en-Ciel は、現在、8 年ぶりとなるライブツアー「ARENA TOUR MMXX」を開催中!
グローバー:ツアーも始まって絶好調ですね。テンション上がってますね。
DAIGO:もうね、最高ですよ。この日本にまた虹が架かる。この瞬間を皆さんずっと待ってましたからね。ほんとだったら一年中架かり続けて欲しいですよ。
大前:本当に楽しみにしてました。渇望してました。
グローバー:『ARENA TOUR MMXX』今まさにやってくれてますが、振り返って特に印象に残ってるライブ、なんですか?
DAIGO:僕はですね、1997年の『REINCARNATION』っていう活動休止してからの復活ライブ。東京ドームでやるということで、僕もまだ10代で観に行ったんですけど、メンバーの皆さんがね小指の先よりも小ちゃく見えるぐらいの距離感だったんですけども、まあでもそこで復活したL’Arc-en-Cielさんを観れてめちゃくちゃ感動しましたね。その中でも「虹」。最初も「虹」で最後も「虹」っていうライブだったんですけど、みんなの心が、本当にいろんな想いが、愛情が全部ステージに注がれてるような感じで、それをL’Arc-en-Cielの皆さんが何倍にもしてくれて。幻想的でもあり、またここから始まるんだっていう、なんか新しい希望みたいなものが見えた、そんなライブでしたね。
グローバー:「虹」は大前さんにとっても思い出深いライブの1曲なんですよね?
大前:はいそうなんです、本当にライブごとに違ったドラマを感じさせてくれる曲だなっていう風に思うんですけども、私は2011年の5月に行われた20周年のライブだったんですが、味の素スタジアムで聴いたのが忘れられないんですね。豪雨でもう寒くて寒くて、その中でレポート取材で行っていたんですけれど、「止まない雨はない」というhydeさんのMCのお言葉があって、震災のすぐ後ですごく心も傷ついてる状態で様々なライブイベントが中止になったり延期になったりしてる中で行われたその場所で聴いた曲だったので、本当にただその曲だけというよりは自分の人生の中で意味深い時間をもらったようなそういう経験になってますね。

■音楽ライター 大前多恵が選ぶ、『胸に沁みる…L’Arc?en?Ciel の名バラード曲』TOP3!
大前:特に秋冬になるとL’Arc-en-Cielの曲を求める自分が居るのに気づくんですけれども、夏の曲もあるんですが何か心に温かみが欲しい時に聴きたくなりますよね。

3位:Cradle <from Album「ark」(1999)>
大前:こちらはyukihiroさんがお作りになっているニューウェイヴ感のあるおしゃれなバラードなんですけども、アンニュイで浮遊感があってゆっくりしたテンポでまあ揺藍という中で、でもちょっとスクラッチ音とかも入ってサウンド的には尖ったところもあってという素敵な曲。シングルの「Don’t be Afraid」のカップリングにアコースティックアレンジされたバージョンも入ってるんですけど、それもすごく良くて、他のアーティストもカバーをするような、いろんな人をインスパイアする力のある曲じゃないかなと思っております。

2位:あなた <from Album「HEART」(1998)>
大前:感情の高ぶりをもたらしてくれるドラマティックなメロディですし、ストリングスを含めた壮大なアレンジがなされていまして、本当に泣きそうになるような、込み上げるものがある曲なんですよね。特定の大事な人を思い浮かべて聴くこともできますし、ライブの会場だとやはりファンの方とバンドとの結びつきというか、「あなた」っていうのに誰を思い浮かべて聴くかっていうのがすごく幅広い曲じゃないかなと思っております。
DAIGO:「あなたがいるから〜」って“これオレのこと歌ってくれてんだな”みたいな。これを聴くと“生きよう、がんばって”みたいな、生きるパワーを与えてくれますよね。

1位:叙情詩 <from Album「AWAKE」(2005)>
大前:L’Arc-en-Cielの真骨頂のうちの一曲かなと思うんですけれど、メロディも素晴らしく叙情的で美しいですし、歌詞も「移り変わっていく季節」というものと「変わらない想い」っていうのを対比させている描き方っていうのが素晴らしくて、本当にL’Arc-en-Cielらしい世界観が出ている曲だなぁという風に思っております。
グローバー:大前さんは自分でこの曲「叙情詩」を聴こうと思う時ってどんな気持ちの時なんですか?
大前:ちょっと疲れてる時ですかね(笑)包まれたい。歌詞が具体的な固有名詞が出てくるというよりは普遍性を帯びているものですし、自然の情景というのをまるで日本庭園を借景するかのように描くんで、山が見えたり、森の中に居るような気持ちになったり、滝や湖が見えてきたりする。そういう場所に自分があたかも居るかのような気持ちになれるんで、疲れてるときは擬似的にそこに行けるというトリップ効果もあります。

■L’Arc-en-Cielが日本のロックシーンに与えた影響
大前:やはりロック、ポップという言葉では括れない様々な音楽性の曲をヒットチャートにチャートインさせることによって広く伝えながら、でも深く引き込んでいく力も持っている。そういうバンドとして初めて出現した人たちじゃないかなと思っております。
グローバー:これだけ長くトップに居て、国民的バンドでありながらアンダーグラウンド感もキープしてるっていうのは前代未聞の存在ですよね。DAIGOさんはご自身もミュージシャン、影響を受けてるなって思うことって何ですか?
DAIGO:めちゃくちゃ色々と人生hydeさんに救われてることがありまして、それこそ一回レコード会社から良く言うとフリーになった時があって、音楽を辞める気は無いんだけどちょっと路頭に迷ってた時期に、初めてCDをお渡しした時に“すごい良い曲ばっかじゃん”って言ってくださって“あ、hydeさんが認めてくださるならまだまだイケるわ!”みたいな感じでパワー頂いたり、とにかく凄いんですよね、オーラとかカッコ良さとか。Hydeさんがずっとずっと限界を引き上げてくれてるんでオレたち後輩もそれについていくというか。
グローバー:話してるときの眼差しが少年のキラキラが凄くて..こういう気持ちにさせ続けてくれるっていうのは凄いことですよね。
DAIGO:そうなんです、常に初心に帰れるというか、ロックに憧れてバンド始めた時の自分の感覚を思い出せて“よし!ここからまた頑張ろう!”っていうそういうパワーを貰えるっていう感じですよね。

■キャッチコピー
DAIGO:L’Arc-en-Cielとは…「K.N.K」です。
グローバー:どういうことですか?
DAIGO:心に虹をかけてくれる。やっぱ心って晴れやかな時もあれば、ちょっと曇ってる時もあったりするんだけど、そういう中で虹をかけてくれるんですよね。
大前:素敵です。

大前:L’Arc-en-Cielとは…「United kingdom、連合王国」である。
L’Arc-en-Cielという旗印の下、4人の王様がそれぞれの国を持っていて、それぞれに主権があって、そこでしか生まれないマジックがある。という気持ちで付けてみました。
DAIGO:確かに王様4人が集まって、奇跡のバンドですよね。

2週に渡るレジェンド『L’Arc-en-Ciel』ラストは「虹」で締めくくられました。


■この収録は「有楽町 micro FOOD&IDEA MARKET」で行なわれました。

PLAYLIST

虹 / L'Arc-en-Ciel

Link / L'Arc-en-Ciel

DIVE TO BLUE / L'Arc-en-Ciel

叙情詩 / L'Arc-en-Ciel

Everlasting Luv / BREAKERZ

虹 / L'Arc-en-Ciel
 


■放送後1週間は右のRadikoタイムフリーボタンでお聴きいただけます。
■BREAKERZの詳しい情報はオフィシャルサイト
■大前多恵さんの詳しい情報はオフィシャルサイト


次回のレジェンドは、世界中のファンを魅了するポップ・アイコン『テイラー・スウィフト』ゲストにはchayさん、セレイナ・アンさんをお迎えします。お聴き逃しなく!