2019.01.12 ON AIR
【MAROON5 Part2】SCANDALのTOMOMIさん、音楽ライターの村上ひさしさん登場

今週のレジェンドは『MAROON5』のPart2。
ゲストには引き続き、SCANDALのTOMOMIさん、音楽ライターの村上ひさしさんをお迎えしました。

■MAROON５が今の音楽シーンに与えた影響

TOMOMI：いろんな角度から楽しんでもらうっていうスタイルは、MAROON５が浸透させたのかなぁって思いますね。新しいアルバムのMVとかSnapchatとかですよね。

村上：（笑）やれちゃうんですよね。流行ものに乗っかってるとは思いますけど、そういうフットワークの軽さがオヤジバンドにならなくていいのかなっていう。音楽性もそうだと思うんですけど、自分たちがいつも耳にしてる、流れてる音楽を自然に取り入れてる。自分たちは今回あっちへ行こうとかあんまり考えてないと思うんですよ。だから僕らも自然に聴けるのかなっていう気がします。

TOMOMI：視野がとっても広いんだと思いますね。いま流行ってるものとか、音楽以外のところまで見てるような気がして、それを取り入れるのがすごく軽やかだし、絶妙なセンスなんだと思います。

村上：そう、無理してないと思う。

■サウンドの進化の魅力

村上：やっぱりソウルになって良かったなって思いますね。基本的にファンキーなソウルバンドっていうのを持ちながら、そこは変わらずいろんな要素を取り入れてる感じなんで、そこは譲らないという。

TOMOMI：シザとかウィズ・カリファとかアメリカでは大ヒットしてたと思うんですけど、マルーンとコラボすることによって日本にも名前が入ってきたりするじゃないですか、引き上げ力とかもカッコイイなって思います。

村上：リアーナとかメアリーともやってるし、ケンドリック・ラマーともやってる、凄いですよね。共演者の方もマルーン５と演ったら何かが開ける、なにか変化を求めてやってくるのかな？って気がするんですよね。

■ MAROON５の大きな転機はこの曲にあった！
村上ひさしが選ぶ、
彼らの音楽活動において ターニングポイントとなった重要曲TOP３！

３位 Girls Like You feat.Cardi B
これはもう全米チャート１６週ナンバーワン。たぶんマライア・キャリー以来だと思うんですよ。最新アルバムからの５曲目でこういうヒット。MVが良かったっていうのも大きかったと思います。元々はそういうつもりで作った曲じゃないと思うんですけど「Me Too Movement」にうまくハマった。

２位 Moves Like Jagger ft. Christina Aguilera
これは彼らもバンド史上、最も大きな転機だったと言ってるんですけど「ザ・ヴォイス」っていうオーディション番組にアダムが出演する時に、バンドメンバーからイメージが悪くなるから辞めたほうがいいんじゃないか、とか色々あったらしいんですよ。でも結局出演して大成功したんです。そこで審査員として一緒に出演していたクリスティーナ・アギレラと共演しようってことで作られたんですね。この時期、バンドとしては煮詰まってたらしいんです、それでこの曲から外部の作家を入れて一緒につくることにしたらしいんですね。そしたら道が開けたっていう。

１位 This Love
文句ないでしょコレは。この曲に凝縮されてるっていうか、この曲を聴いてピンと来なかったらもうマルーン５は忘れてくださいって感じですね。原点な感じがします。

■キャッチ・コピー

TOMOMIさんの「MAROON5」 とは…
『カリフォルニアでも大阪環状線にも馴染むバンドである』

村上ひさしさんの「MAROON5」 とは…
『時代を映すカメレオンである』
カメレオン自体は色は変わるけど、中身は変わらない。彼らも本質的な部分は変わらず、周りに合わせて自分たちも自然に変わる。

最後の一曲は初めて全米ナンバーワンになった「Makes Me Wonder」で２週に渡る『Maroon5』は締めくくられました。



■この収録は大手町にあります次世代オフィス「3×3 Lab Future」で行なわれました。

PLAYLIST

Payphone (LIVE) / MAROON5

Myself / Kara's flowers

Girls Like You ft. Cardi B / MAROON5

This Love / MAROON5

プラットホームシンドローム / SCANDAL

Makes Me Wonder / MAROON5


※放送後１週間はRadiko タイムフリーでお聴きいただけます。

■SCANDALの詳しい情報はオフィシャルサイトへ

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