RINREI CLASSY LIVING

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2017.04.22

今夜のゲストは作家の平野啓一郎さん

第4回目となる今夜のお客様は、作家の平野啓一郎さん。

スタジオにて。

長年、親交のあるお二人だからこそ伺えるお話、お送りしました。

今夜は素敵なプレゼントもあります。平野さんがセレクトした曲が収められているCD『平野啓一郎と辿るグレン・グールドの軌跡』。そして、平野さんの著書『マチネの終わりに』をセットにして3名様にお贈りします。しかも、本には平野さんのサイン入り!

CLASSY ESSAY HARUKA KOUSAKA

もうすぐ始まるゴールデンウィーク。毎年この季節に、東京国際フォーラムを中心とした丸の内エリアで開催されるクラシック・フェスティバル、「ラ・フォル・ジュルネ」音楽祭はもうお馴染みですね。

もともとフランスで生まれた音楽祭で、ラ・フォル・ジュルネとはフランス語で、「熱狂の日」の意味。日本では2005年から開催され、今年で13回目となります。普段クラシックを聴かない方でも入りやすいよう、一公演45分からで、チケットの値段もお手ごろ。一方で演奏家には、コアな音楽ファンも納得の一流アーティストが揃っています。朝10時から夜11時まで、複数の会場でたくさんのコンサートがあるので、タイムテーブルを眺めながら、どれをはしごしようか考えるのも楽しみのひとつ。

東京国際フォーラム地上広場では無料のコンサートがおこなわれていたり、屋台やCDショップが並んでいたりするので、チケットがなくても気軽に訪れて楽しむことができます。今年の音楽祭のテーマは「ラ・ダンス 舞曲の祭典」。開催日は5月4日から6日。優美な宮廷舞曲から力強い民俗舞曲まで、リズミカルでなじみやすい演目も多くあります。

今回は、音楽祭中あちこちの公演で取り上げられる、ドイツの作曲家、ブラームスのハンガリー舞曲から、第5番をご紹介します。ブラームスは、ハンガリー出身のヴァイオリニストと演奏旅行に出かけた際、ハンガリーのジプシーの音楽を耳にして、魅了されて楽譜に書き留めました。これに基づいて作曲したハンガリー舞曲集は、その後大ヒットしました。しかし後日、この作品の成功を知ったそのヴァイオリニストが、これを盗作として訴えるという事態が起きました。ですがもともと、ブラームスがこれら一連の作品を“伝統音楽の編曲作品”として発表していたため、ブラームスの勝訴で、問題は解決したそうです。