2024.03.03 ON AIR
日本の本物とその作り手の声ご紹介するTDK VOICES FROM NIHONMONO。
今回からは、中田英寿さん栃木県の旅の模様をお届け。
初回は、竹の工芸品の収集家 斎藤正光さんをご紹介。
塩谷町の古民家を改装した場所で、斎藤さんにお話を伺いました。
20代の頃までは東京でレコード会社に勤めていた斎藤さん。
1度辞職をして栃木県に帰ってきた時に偶然 かごの作家さんと出会います。
そこで、興味を持ったのが竹工芸品の収集家の最初。
今や世界的なコレクターとなり、ニューヨークのメトロポリタン美術館や、
パリのケ・ブランリ美術館での竹の展覧会にも参画され、どちらの展覧会も 記録的な動員数だったそうです。
今後やってみたいこととして、建築やファッションなど他のジャンルと竹の工芸のコラボ。
古民家の辺りの素晴らしい里山を少し整備できれば、ともおっしゃっていました。
斎藤正光さんの竹の作品のコレクション。
今現在、ザ・コンランショップ 代官山店で、花かごを中心におよそ100点が展示販売されています。
3月いっぱいの開催となっていますので、ぜひご覧ください。
「その物を集めるというよりも、その物を伝えたいっていうことの方が気持ちの中では大きいところがあるので。まあ、基本は楽しいからやってるみたいなところがありますね。」