2023.10.29 ON AIR
日本の本物とその作り手の声ご紹介するTDK VOICES FROM NIHONMONO。
中田英寿さん山梨県の旅の模様をお届け。
今回はぶどうの新たな品種を生み出し、それを販売している『志村葡萄研究所』をご紹介しました。
ハートの形をした「マイハート」、世界一甘いぶどう とも言われる「クイーンセブン」など、
生み出した品種は30種類を超えるそうです。
代表の志村 晃生さんに、お話をうかがいました。
志村葡萄研究所は、もともとはぶどうの栽培からワインの醸造までを指導するコンサルティングの仕事がメインで、それとともにぶどうの品種改良をおこなってきました。
ですがカフェも含めて待ってるお客さんが多かったため、
本格的にブドウ作って提供しようという形で取り組み始めて、畑もどんどん増やしていったそうです。
品種改良の目標のひとつが、シャインマスカットを超えること という志村さん。
20種類以上を生産しているのですが、代表的なぶどうはブラックシャインマスカット「富士の輝」です。
「シャインマスカット」と「ウインク」という品種をかけあわせてできたものなのですが、
農家さんのあいだでも 大人気な品種です。
今度は「富士の輝」を親に他の品種を掛け合わせて、さらなる良いぶどうを出来上がらせるようにしているとのこと。その努力を積み重ねながら、もっともっと良いもの、「富士の輝」を越えられるようなぶどうを世の中に出せるよう研究を続けられています。