2023.09.24 ON AIR
日本の本物とその作り手の声ご紹介するTDK VOICES FROM NIHONMONO。
今回からは中田英寿さん山梨県の旅の模様をお届け。
初回は、ワイナリー『ドメーヌ・ミエ・イケノ』をご紹介しました。
「ドメーヌ・ミエ・イケノ」の栽培・醸造責任者で
株式会社「レ・パ・デュ・シャ」の代表取締役社長である、池野美映さんにお話を伺いました。
『ドメーヌ・ミエ・イケノ』のある山梨県の北杜市は、日照時間が長いことでも有名で
年間2400時間をこえることもあり、日本でもトップクラスなんだそう。
そんな気候条件にくわえて、 池野さんがワイナリーの場所を選んだ理由は「景色」。
全体的にあの山に囲まれていて、天気が良いと駒ヶ岳やアルプスなどあらゆる山が見えるとか。
もともとは耕作放棄地だった場所をぶどう畑にするべく、開墾を始めたのが2007年。
それから3年かけて土づくりをされました。
そんな畑で作っているぶどうは、シャルドネ、メルロー、ピノ・ノワール、という3つの品種。
化学肥料を使わず、馬術競技場で出た完全堆肥を入れる土づくりを1つのポイントに ぶどうの栽培がおこなわれています。
畑のすぐそばに醸造所があるので、すぐにワインの仕込みに入ることができる醸造所。
そこで作られているワインは「飲んでホッとして安心する。1日の最後にこれを飲んで、ふっと力が抜けるようなワイン」を目指されています。
スタジオで笹木かおり がスタジオで試飲したのは「ミエ・イケノ シャルドネ 2020」。
樽の香りを感じられ、ふくよかさ・厚みを感じられる…!という一品とのこと。
ボトルも、猫のイラストが描かれていてとっても可愛らしい見た目になっています。
ちなみに池野さんの会社の名前、「レ・パ・デュ・シャ」は、
最初にぶどう畑がある場所を訪ねた際に猫の足跡があったことにちなみ、フランス語で猫の足跡を意味する
「レ・パ・デュ・シャ」とつけたそうです。
「ドメーヌ・ミエ・イケノ」のワイン、
大人気のため現在は公式オンラインストアで ソールドアウトとなっています。
次の発売については、日時が決まり次第ホームページで告知されるということなのでチェックしてみてください。
▽ドメーヌ ミエ・イケノ
https://www.mieikeno.com