2023.08.27 ON AIR
日本の本物とその作り手の声ご紹介するTDK VOICES FROM NIHONMONO。
中田英寿さん大分県の旅の模様をお届け。
今回は、大分県の海苔をご紹介。
鶴亀フーズの代表、幸野 剛士さんと、海苔の養殖をおこなう松本 英泰さんを取材しました。
以前は大分に数百軒あった海苔を養殖する漁師さんですが、今は わずか6軒。
理由としては、生産者の高齢化の問題や、海苔の価格が下がっていることなどが考えられるそうです。
大分で海苔の生産を続ける松本さん、そしてメーカーの鶴亀フーズは とても貴重な存在になっています。
大分の海苔は、有明海とは違い 外海、周防灘で養殖しています。
大分県の北部の海苔は 海が荒れやすい場な為、歯ごたえがあり、噛めば噛むほど旨味が強く出るのが特徴です。
海苔の収穫の時期には、宇佐市で海苔の養殖をおこなう松本さんが摘んだばかりの海苔をトラックにのせて、片道2時間かけて大分市の鶴亀フーズに運んでいるそう。
鶴亀フーズの幸野さんは、
「松本さんから生の海苔を分けてもらえることになったのが 大きかった」とのお言葉があったのですが、
松本さんは とても丁寧に海苔の養殖をおこなっていて品質が非常にいいから、というお話でした。
鶴亀フーズでは仕入れた海苔を乾燥させたあと、焙煎をして商品が完成します。
鶴亀フーズの海苔は大分県内を中心に販売されていますが、東京では、コレド室町テラスにある
「日本 百貨店 にほんばし總本店」でも商品の取り扱いがあります。
興味をお持ちになった方は、こちらもぜひチェックしてみてください。
鶴亀フーズ
https://www.tsurukamefoods.com