J-WAVEナビゲーターが伝える、防災プロデューサー永田宏和氏 監修「防災一口メモ」

皆さんが日常使っているものが、災害の時にこんな活用法がある!普段から気にかけて備蓄していると、いざという時に頼りになる!そんな防災に関する新常識を伝える「防災一口メモ」。このメモを読むと防災に対する新たな準備に役立ちます。
オンエアでも、J-WAVEナビゲーターが「防災一口メモ」をお届けします。

(01) マンションなど耐震性の高い家屋の場合、災害発生時に自宅で避難生活を送る選択肢もあります。ライフラインが止まった間でも、自宅で過ごせる準備もしておきましょう

(02) 人は平均、一人1日約2リットルの飲料水が必要と言われています。家族の分も含めて、最低1週間、過ごせる飲料水を準備しておきましょう。

(03) ポリ袋やレジ袋、ゴミ袋は、災害時、調理や水の運搬、サバイバルトイレづくり、骨折した腕を支える三角巾の代わりなどに使える優れモノ。日頃から備えておきましょう。

(04) 災害時に活用できるのが新聞紙。紙食器や骨折時の添え木代わり、カラダに巻けば防寒具として、サバイバルトイレの吸収剤にも使える、まさに多機能防災グッズです。

(05) 家にある食品用ラップは、水道が出なくなってしまう災害時に、食器に被せることで洗浄水を節約できます。食べ物を保存する以外のラップの使い方覚えておきましょう。

(06) 災害時に電気が途絶え真っ暗になってしまう部屋では、キャンプなどで使うLEDランタンが有効です。明るく、点灯時間も長く、丈夫なLEDランタンをリビング、キッチン、トイレ用に3台用意しましょう。

(07) 被災地では両手が空くことが基本です。暗くなった場所で救助活動や物資の運搬等の作業を行う場合、頭に巻くヘッドライトが有効です。家族の人数分準備しましょう。

(08) 口の中をお掃除できる「口腔ケア用のウェットティッシュ」。水道が止まって歯磨きができない時に、歯も洗浄し、口の中の衛生を保つことができます。お箸やスプーンも洗浄できるのでとても役に立ちます。

(09) 災害時、ガスが止まった時に活用できるのがカセットコンロとボンベ。お湯が沸かせるため、(インスタント食品など)食べられる食材の幅も広がります。ボンベの備蓄も忘れずに。

(10) 普段から保冷剤や氷を冷凍庫に用意しておきましょう。電気が止まったとき、クーラーボックスを使えば、食材の保冷に活用できます。

(11) 災害時、断水すると自宅のトイレも使えません。そんな時、クルマの渋滞時や登山などで使う携帯トイレが活用できます。家族の1週間分程度を最低でも準備しましょう。