SONAR TRAX

J-WAVEがおすすめする
最新の楽曲をご紹介

いつの時代もアーティストのブレイクを後押しするのは、
音楽シーンを先取りする早耳リスナーの存在。
そんなあなたに向けて、“今、聴くべき楽曲”をJ-WAVEが毎月レコメンド!
国内外の新譜から、ネクストブレイクが期待されるアーティストの楽曲を
月替わりでピックアップしていきます。

THIS MONTH SONG LISTTHIS MONTH SONG LIST

June 2025

SONG TITLE
Remedy
ARTIST NAME
REJAY

RECOMMEND COMMENT

北海道ニセコ出身の18歳。オーストラリア人である父の影響で、幼少期から様々なジャンルの音楽を聞いて育つ。
13歳から作詞作曲を始め、YouTubeにアップしたカバー動画などをアップしていたところ、NulbarichのJQにその歌声を発掘され、JQプロデュースの元で活動を始める。影と透明感の両極を兼ね備えた唯一無二な歌声を持つ。
本作は、恋愛の中で、ふと憂鬱さや孤独を感じながらも、支えとなってくれる存在に想いを馳せる気持ちをローファイビートのトラックに乗せて歌い上げた一曲。
REJAYの儚さの中に芯のある歌声が重なり、やさしく心に沁みるチルな楽曲に仕上がっている。

SONG TITLE
Something Wrong
ARTIST NAME
KeNN

RECOMMEND COMMENT

北海道遠軽町出身。両親がDJ活動をしていたことがきっかけで、物心がつく前から様々なジャンルの音楽を聴き、YouTubeにカバー楽曲の投稿をスタート。
一度聴いたら耳から離れない透き通った歌声とハイクオリティーなアレンジの楽曲が人気を博し、現在ではYouTube、TikTok共に約4万人のフォロワーを持つ。
オリジナル曲も積極的に制作し、2024年12月11日に初のオリジナル曲「KeNN & TiMT / Moonlight」をリリース。
本作は「何も無かった自分の人生を"音楽"が明るくしてくれた」とポジティヴに歌うー作。キラキラしたKeNNのボーカルと開放感溢れる伸びやかなR&Bポップサウンドが耳を離さない。

SONG TITLE
Spotlight
ARTIST NAME
CheChe

RECOMMEND COMMENT

90年代以降のブリットポップ、UKロックに独自のファンクネスやダンス、インディーロックなどの要素をミックスし昇華させた2000年生まれの4人組バンド。
メンバーはHaruhi (vocals)、Dagabazi (guitar, chorus)、ヤマダタツキ (guitar)、岸本息吹 (bass) 。
メンバー全員が作詞作曲を担当し、レコーディングやミックスもセルフで行いオリジナリティ溢れるサウンドを作る。
『Spotlight』は「笑えないね」ダークユーモア満載のサウンドコラージュ。
ショータイムをもたらす8小節とギターリフから制作を開始。ヒップホップにおけるサンプリングのようにドラミングを機械的にループ。
その軸の上に重く歪んだベース、四方八方から様々な音色を奏でるギター、そして不穏で気だるいボーカルが加わり、一気にダンスフロアへ仕立てるアップナンバー。

SONG TITLE
Love High Feat. Laurent Bardainne
ARTIST NAME
Gabi Hartmann

RECOMMEND COMMENT

フランス・パリ出身のシンガー/ソングライター/ギタリスト。パリで哲学と政治を学ぶ。
リオデジャネイロに2年留学しブラジル音楽を学んだ後、民族音楽学を学ぶためロンドンに移り、南アフリカ、ギニア、ポルトガル、ニューヨークを旅する。
2018年ノラ・ジョーンズとのコラボで知られるジェシー・ハリスと出会い、彼と共にニューヨーク、リオ、パリで初のソロ・プロジェクトのレコーディングを開始した。
本作収録の『LA FEMME AUX YEUX DE SEL』は、約2年ぶりとなるセカンド・アルバム。
ギャビが創作した、架空の島に住むある女性の物語が全3章の構成で綴られる。
塩で形作られた瞳を持ち、涙を流すたび瞳が溶けていく一人の女性が治療法を求めて旅をするストーリーで、その女性の無垢な心が様々な葛藤を経て穏やかな境地へと移り変わる過程を描いている。
周囲の世界と自分の内なる世界の両方に疑問を投げかけながら探求し、成長していく物語の最後には自然が抱擁する癒しの素晴らしさが語られる。
様々な国を旅した経歴をもつギャビらしく、歌詞はフランス語?英語?スペイン語?ポルトガル語?南アフリカ共和国の公用語の一つ、コサ語で歌われている。

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