25HOURS TIME TABLE

2013.10.01. 09:25:42

CREATING THE NEW STANDARD 生物学者/福岡伸一さん

福岡伸一さんは、1959年、東京生まれで、
青山学院大学の教授として教鞭をとるかたわら、
「生命とはなにか?」というテーマを分かりやすく解き明かした著書を
多数、出版され、中でも、『生物と無生物のあいだ』は、
科学書としては異例の、およそ75万部というベストセラーを記録しています。


◆福岡さんが考える「ニュー・スタンダード」は?
 「ニュー・スタンダード」ということで言えば、
 今日の社会は情報化社会と言われているように、
 インターネットの中に様々な知識が集積されて、
 それを何時でも何処でも誰でもが呼び出せる時代になっています。
 ですから、知識自体を沢山抱えていること、
 物知り博士であることは、
 必ずしも知的であることのスタンダードにはならない訳です。
 では、今日、何が知的であることの
 「ニュー・スタンダード」になるのかと言うと、
 その知識の成り立ちを自分の中で整理できているか?ということです。
 これは、「時間軸」と関係しているのですが、
 例えば、科学の色々な知識を学ぶと同時に、
 その知識がどのように、何時、何処で誰が、何のために考えて来たのかという、
 科学を知る上で、「科学史」=「科学の歴史」が大事です。
 あるいは、文化のことを考える時に「文化史」が大事な訳です。
 そのように、自分の中で色々なことを学んでいく時に
 時間の流れを持ち込むことが、
 「スタンダード」をより新しい「ニュー・スタンダード」に
 転換していくきっかけになるのではと考えています。
 私自身も自分がこれから発表していく、
 生命に関する理論や考え方を
 人間の生命観の歴史ということの中で捉え直したい。
 それが「ニュー・スタンダード」になって行くんじゃないかな〜
 という風に思っている訳なんです。


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jwave25th| 09:25 | カテゴリー: