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「未来へつながる、これからのファッションの楽しみ方」を考える
DEAR FASHIN,DEAR FUTURE

いつもの「DEAR LIFE, DEAR FUTURE」の特別番組
「J-WAVE SPECIAL ITOCHU DEAR FASHION, DEAR FUTURE」をオンエア！

ナビゲーター・SHELLYが
冨永愛、TOMO KOIZUMI、長谷川ミラの３名をゲストに迎えて
それぞれの取り組み、ファッションとの出会い
「未来につながる、これからのファッションの楽しみ方」
そして「ファッションとは？」など、ファッションをテーマにお話を伺いました。

モデル、そしてITOCHU SDGsスタジオのエヴァンジェリストでもある冨永愛さん。
そもそもファッションを意識するようになったのは
最初に服を《作る》というところからがスタートだったそう。

コロナ禍で手にするようになったアイテムの一つが《網タイツ》
大胆に見せるのではなく、チラッと見えるぐらいがポイント。
ふとした時に「今日、網タイツなの」と自分自身の気分を上げる
“for myself”　アイテム
気分を上げるアイテムとしては、下着も好きなんだそうです。

最近では、普段の会話でも“サステナブル”というワードを多く耳にするようになったり
至る所で「ファッション業界が変わろうとしている」ことを実感しているそう。

モデルとして最新のファッションを身に付けている中で
環境を気にかけているマインドとの矛盾も感じていた時期があったそうですが
自分ができる範囲のサステナブルな行動を行うことでバランスが取れてきたといいます。
なかでも、以前から着られなくなった服を回収するサービスを利用しているそうですが
最近は“古着を回収し、途上国のワクチンに変える”というサービス
「古着deワクチン」を活用したそう。
https://furugidevaccine.etsl.jp

「自分達にも負荷がかからない範囲で、続けられるものを見つけて
向き合っていけたらいいよね。」

昨年の大みそかの紅白歌合戦、そして東京オリンピックの開会式で
「君が代」を唄っていた時にMISIAさんが着用していた
レインボーカラーのフワフワなドレス。

そして、現在、ITOCHU SDGs STUDIOで開催中の「未来の試着室」展の入り口に
ドーーーンと登場する冨永愛さんが身に付けているドレス。
こちらを手がけたのが「トモ コイズミ」のデザイナー・小泉智貴さん。

冨永さんが身に着けているこのドレス、
実は100%ペットボトルリサイクルのオーガンジーで、
その生地を100m以上使われているんだそうです！

ボリュームのあるフリルが特徴のトモ コイズミ。
なぜ「フリル」なのか・・・？

トモさん曰く、オートクチュール・ドレスへの憧れが強く
「かわいい」「美しい」ものが好きで、好きなものをギュッと詰め込み
かわいいをやりまくった結果が「フリル」。

SNSのDMから繋がった、海外へのパイプ。
「やらないより、トライしよう」と飛び込んだ世界で
これまで「コスチューム」として捉えられていた自分のデザインが
「ファッション」として受け入れられ、Lady Gagaさんなど有名アーティストたちも
虜にしてしまったトモさん。

これからも「細く長く、続けていくことが大事」だと思っている。

そんな活動の一つとして、3月からは欲しい人にきちんと届くよう
完全受注でのオンライン販売も行うそうです！
これからもトモ コイズミとともに「かわいい」を追い続けてみませんか？
http://tomo-koizumi.com/

J-WAVE「START LINE」のナビゲーターとしてもお馴染み！
モデルでブランド「JAM　APPAREL」も展開している、長谷川ミラさん。

子どもの頃から身長も高く、メンズのファッションを身に付けていた時
自分のスタイルに合った大きさのものを身に付けているだけで
「なんでこんなに“メンズ？”って言われるの？」と疑問に思ったところから
性別で分ける概念をなくしたい！と「JAMESIE」というブランドをスタート。

アイテムを作っていくなかで、洋服を作る上での労働環境や環境問題を知って
ロンドンにある大学へ通い、イギリスでファッション、政治、社会問題を学び直したそう。
学びながら情報の発信をしていくと、どんどん「こんなことをやっている人がいるよ」と
周りからの反応も増え、クリエイションの繋がりも増えてきたんだそうです。


現在は、青山学院大学のファッションサークルも参加して
一法師拓門さんとともに、学生視点でアイテムを生み出しています。
年齢、立場、関係なく「こうしたい！」「こんなものが欲しい！」という声が届く
そんな活動です。

利益よりも「求めているもの」を手がけ、なるべく低価格を意識しているそうで
若い世代にもサステナブルは「楽しい！」「おしゃれ！」「我慢しなくていい！」と感じてもらって
サステナブルな活動をし続けてもらえるように、今後も頑張っていきたい！と
意気込むミラちゃんでした。

JAM APPAREL
https://jamtokyo-apparel.com/

「地球環境への配慮」、「リサイクル」、「リユース」、
「ダイバーシティ&インクルージョン」、「伝統文化の継承」
この異なるテーマの「5つの試着室」で、商品や素材を実際に手にとって、
多様な「衣服の可能性」を体験していただける展示。

▼「リユース」がテーマ 【KUROZOME　REWEAR　PROJECT　“K”】
100年以上「黒染め」を追求してきた京都紋付が展開する、
着古した服やアパレルの在庫を黒染めで蘇らせるサービス。
「染め替えてもう一度楽しむ」ファッション

▼地球環境への配慮がテーマ【Kuura】
　　　環境にやさしい針葉樹由来のセルロース繊維。
　　　成長・伐採・植林がすべて管理されていて、
　　　フィンランドの森林から生まれた次世代の素材ブランド。

▼ダイバーシティ＆インクルージョンがテーマ
　　【UNITED　CREATIONS　041　with　UNITED　ARROWS　LTD.】
　　障害や病気を抱える方の服の悩みに徹底的に向き合うことで、
　　結果的にすべての人に心地いい服を生み出している。

▼伝統文化の継承がテーマ【Pheeta】
　　　世界中の優れた服飾技術を継承し、時を経ても愛される“繋ぐ服”がコンセプト。

▼リサイクルがテーマ【RENU】
　　衣料品を生産する時に出た切れ端や裁断くず、いらなくなった服を糸まで戻し、
　　生地や服、製品に生まれ変わらせることで“サーキュラーエコノミー”を実現。

　実際に訪れて、未来の試着室、体験してみてください！
https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/sdgs/20220121.html

「ありたい未来の自分を写真に。」というコンセプトで、
SDGsをテーマにした作品も多く手がけるフォトグラファー、
レスリー・キーさんに写真を撮ってもらえるファッションスナップイベント「mirai snap」

それぞれお気に入りの服を着て、写真を撮影。
着ている服に込めた「こうありたい」という自分の願いを、
“●●を着たい”と、ひとことで書いて、撮影した写真にデザインして完成させた作品が、
「未来の試着室」展に展示されます。

SHELLY、長谷川ミラの二人のこちらの写真も展示されていますよ！

Photographed by LESLIE KEE

日本エシカル推進協議会アドバイザー・阪口真生さん。

ファッション関連のアイテムも扱っている「エシカルコンビニ」をプロデュース。
「倫理と向き合うコンビニ」として、日本国内だけでなく世界中のアイテムを取り扱い、
お買い物を通じて地球環境や社会に優しい選択ができるように展開されています。

「ファッション業界」は社会課題を多く抱えている業界のひとつ。
特に児童労働の問題も大きい。
ファッション業界と一言で言うと大きすぎて、自分ごとになりにくいですが
消費者のライフスタイルに寄り添い、
一人一人が気づくこと、普段選ぶものを考えること、
そういった考え一つひとつが、ファッション業界にも影響を与えることができると思う。

そう坂口さんは語ります。

エシカルコンビニ
https://ethical-conveni.com/

【未来へつながる、これからのファッションの楽しみ方】
〜冨永愛〜
「自分も楽しくて、誰かも幸せになる」
そういう選び方がこれからのファッションのあり方だと思う。

〜小泉智貴〜
「デジタルファッション」
環境も破壊せず、年齢、性別、体型なども関係なく
デジタル上で誰もが楽しむことができるものに挑戦している

〜長谷川ミラ〜
「ポジティブになれる魔法」
環境のことなどを考えすぎて、楽しめなかった時期もあった。
「楽しい！なにこれ！」という感動をきっかけに、ファッションは楽しむ気持ちが大事だなって。



【ファッションとは？】

〜冨永愛〜
「魔法」
どんな自分にだってなれる、素晴らしいもの。

〜小泉智貴〜
「いつまでも追いかけていたい、憧れの存在」
目標があるのが大事で、自分のモチベーションにもなる。　
追い続けてトライし続けるもの。

〜長谷川ミラ〜
「からだの一部」
服無しでは歩けない。身体やお肌をケアするように、選んだり、アレンジをしてより長く着ていく。
楽しむか楽しまないか自分次第！！

「DEAR FASHION,DEAR FUTURE」
身につけるだけじゃない「これからのファッション」見えてきた気がします