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2012年4月23日、午前5時。ジョン・カビラの雄叫びで、J-WAVEの送信所移転記念特別番組は、幕を開けました。この瞬間からJ-WAVEの送信アンテナは、23年半お世話になった東京タワーから世界一の高さを誇る自立式電波塔「東京スカイツリー」に切り替わったのです。そうです、リスナーのみなさんが今、お聴きいただいているJ-WAVEの電波は、東京スカイツリーから発信されているのです。東京スカイツリーの高さは、634メートルなのですが、J-WAVEのアンテナはおよそ550メートルのところに、ぐるっと360度、9面4段で36機のアンテナが設置されています。ビル陰などでの難聴取地域の受信環境の改善の為には、より高い位置からの送信が重要なのですが、スカイツリー移転によってよりよい放送をお届けできるようになったのではないかと思います。

お聴きいただいているJ-WAVEの電波は、東京スカイツリーから発信されているのです。

東京スカイツリーの高さは、634メートルなのですが、J-WAVEのアンテナはおよそ550メートルのところにあります。

 東京スカイツリーから電波を発信しているのは民放ラジオ局ではJ-WAVEのみ。ラジオでは、NHK-FMが同じく4月23日から放送を開始。同日は両局でのコラボレーションで特別番組もオンエアしました。J-WAVE代表ジョン・カビラとクリス・ペプラー、NHK代表赤坂泰彦という形で、まったく同じ番組を両局で同時生放送するというエポックメイキングな1日となりました。フジTVの「とくダネ!」など様々なメディアに取り上げられたので、ご存知な方も多いかもしれません。

 さて、そんな東京スカイツリーの電波塔の中身はどうなっているのでしょうか?今回はJ-WAVEの送信室を本邦初公開。「TOKYO REAL-EYES」のナビゲーター、藤田琢己がご案内します。 東京スカイツリーのタワーにあたる部分は、通常の建物の「階」という尺度でなく「メートル」で、そのフロアを表示しています。例えば、天望デッキがあるのは「340」、「345」、「350」の3層、天望回廊は地上450メートルのところにありますので「450」というフロアにあるのです。J-WAVEの送信室は天望デッキのちょっと上のフロア「360」にあります。
 360メートルというと、さぞ眺めが良いと思われるかもしれませんが、この階にはまったく窓がありません。イメージとしてはボイラー室みたいな感じ。完全にバックヤード・エリアという雰囲気です。J-WAVEの送信室のドアは、ロゴが目印。

J-WAVEの送信室は天望デッキのちょっと上のフロア「360」にあります。

こちらがJ-WAVEの送信室。

 「こんにちは〜、藤田琢己です。おじゃまします」

 出迎えたのはJ-WAVE放送技術局技術部の吉田興司さん。いろいろ教えてもらいましょう。
「初めて送信室に入りました。結構広いですね!」

「そうですか、だいたい87平米あります。坪で言えば26坪、56畳くらいですね」

「やっぱり窓がないんですね?」

「そうなんですよ。構造上、作れないんですね。ここから天望デッキにも行かれないので、360メートルのところにいるって感覚は無いんですよ」

「なるほど。床はフローリングなんですね?」

「フローリングにしているのは、うちくらいみたいですね。よく見るとフローリング風の置敷タイルなんですけどね」

「どうしてなんですか?」

「ちょっとホッとしますし、掃除しやすいじゃないですか!」

「ああ、そんな理由なんですね。それでルンバがあるんですね」

「そうなんです。局員がいない時間にしっかりお掃除してくれるんです(笑)。土足禁止なので、スリッパに履き替えてくださいね」

窓がない!! 360メートルのところにいるって感覚はまったくありません。

局員がいない時間にしっかりお掃除してくれるルンバくん!

J-WAVEの本社及びスタジオは、港区は六本木ヒルズの33階にあります。そのスタジオで 作られている番組は、光ケーブルで東京スカイツリーまで伝送されて、この送信室で変調をかけて電波となって放送されます。その電波を作り出す機械が送信機。吉田さんに説明してもらいました。

「J-WAVEの送信機は2つあります。琢己君のほうにあるのが1号機、その左側が2号機です」

「1台はバックアップなんですか?」

「いや、そういう意味もありますが、どちらかがメインでもうひとつがサブってわけじゃないんですよ。交互に切り替えて使ってるんです。送信機の左側にあるガラスの中に5つ箱みたいなのがありますよね、それが切り替え装置です」

J-WAVEの送信機は2つあります。琢己君のほうにあるのが1号機、その左側が2号機です。

ガラスの中に5つ箱みたいなのが、送信機の切り替え装置です。

「こちらの機材は何ですか?」

「電波を作るための様々な機械です。3列のコンソールをそれぞれに説明しますね。一番左側は、主に計測器です。そして真ん中の上のほうの機材は、光伝送機です。六本木ヒルズからの音声をここで受けているわけです。そして、一番右側の列の下のほうにある機材は“FMエキサイター”と言いまして、周波数を81.3MHzにする機械です」

「エイティワンポイントスリー♪ジェイウェーヴ♪の81.3ですね」

「電波が1秒間に波打つ回数を周波数というんですが、J-WAVEの場合は、1秒間に8130万回、波打ってるわけです」

「へぇー、そんなに多いんですね」

「そして、右上のほうにある機材はorbanという会社の機材で、ステレオの電波を作る機材です」

「いろいろな機械を経由して電波が出来ているんですね」

「はい。そうして生まれた電波は送信機の上の銅の管の中を通って、アンテナに届けられます」

「ああ、あの管の中に電波が流れているんですね。いろいろ苦労とかあったでしょうね?」

左側が計測器。真ん中の上のほうの機材が、光伝送機。一番右側の列の下のほうにある機材が“FMエキサイター”です。

あの銅の管の中を通って、電波はアンテナに届けられます

「いや〜、僕の声もここを通過して放送されていると思うと、なんだか感慨深いです」と藤田さん。

広いスペースに機材が並んでいます。

「とにかくスカイツリーは、高いですからね。アンテナに関しては耐風、耐震強度が求められますので、工事は大変でした。風速計を設置していまして、いつも観測しています。今は大して風は吹いてないですね」

「いや〜、僕の番組、僕の声もここを通過して放送されていると思うと、なんだか感慨深いです。番組頑張ります!吉田さん、ありがとうございました」

<送信所移転に関して>
http://www.j-wave.co.jp/topics/1204_skytree.htm

アンテナには耐風、耐震強度が求められ為、風速計を372メートルのところに設置して、いつも観測しています。

今回は、J-WAVE放送技術局技術部の吉田興司くんにいろいろ教えてもらいました。