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当番組のPodcastは・・・
毎週日曜日の午後8時に最新版を
アップしています。
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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--- 選挙、その後 ---
テーマは「選挙」
機会がある度に取り上げている「選挙」について、
今、訓市が思っていること、感じていることを語る
一つの意見、考え方として、
耳を傾けてください
選曲のオーダーや曲のリクエストにもお応えします
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや
思い出の“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
番組サイトの「MESSAGE TO STUDIO」から
“お便り”を送信してください。
MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
West End Girls / Pet Shop Boys
Okay Okay / Pino D'Angio
Moon Dive / Yuuf
Million Reasons / Lady Gaga
ホームにて / 中島みゆき
Pluto Projector / Rex Orange County
Godspeed / James Blake
Strange / Celeste
Runaway / Ramin Djawadi
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
KUNICHI was talking
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今日は「衆議院選挙」の投票日でした。終わったばかりなのに結果を話すんじゃなくて選挙のことを話すのはなぜ?と思う方も多いかと思いますが、実はこれからこそが大事だからです。基本的に日本って選挙の前だけ盛り上がって、1度決まってしまうとそこに民意が反映されたのだからしょうがないと思うからかもしれませんが、みんな無関心な感じになるじゃないですか。口当たりのいい甘いもののようなことばかり政治家は選挙前に言いますけれど、それが本当に実行されていくのか、公約を守るのか、自分たちに厳しい判断と行動をちゃんと取るのか。ここからが本当に大事だと思います。今、世界は戦争だの紛争だの、言いがかり酷いのもありますし、問題だらけです。人間には生まれながら善であるという「生前説」と、悪であるという「性悪説」がありますが、僕はもちろんずーっと「生前説」を信じていたんですけど、なんか最近の世界中の権力者たちを見ていると、そうじゃないんじゃないかと思うようにもなっています。そんな世界の中で30年間、賃金がほぼ上がらず、GDPも下がりっぱなしの日本。特にコロナが明けてから、実は日本の力って低下してるんじゃないのかっていうのを僕らは皆感じ始めたんじゃないんでしょうか。僕は海外に行く度にめちゃくちゃ感じています。現地の物価が高くなった、インフレだというのもありますが、兎にも角にも日本の円が弱い気がするのです。円安の方が株価が上がるとか、輸出に良いという話もありますが、そういうのを抜いといて、やっぱり円の信用度が落ちてるっていうことが円安の基本にあると思います。じゃんじゃん円を刷って赤字国債で足りない分を補っている国ですよ。借金というのはやっぱり帳消しになることはありません。借金をする時って必ず返済計画を考えるじゃないですか。銀行にお金を借りようとして返済能力・返済計画の無い者にお金を貸してはくれません。僕には日本という国がもはやサラ金に手を出してるようにしか思えないんです。なぜなら、返済計画、この少子化の中でどうやってより多くのお金を生み、借金を返していこうとするのか、その計画がよく見えないからです。収入が下がっているのに生活レベルを下げず、足りない分を借金で補ってい行くような生活。選挙前に消費税のことがいろいろ話題になってました。食材費とかの消費税をゼロにするとかいう話でしたっけ。5兆円税収が減るという話ですが、それを穴埋めする財源が無い。となるとまた違う税金を作ったりする筈じゃないですか。もしくは国債を発行するとか。永遠とこの自転車操業みたいなことをして行くとして、普通に立ち止まって考えたら、そんなやり方は永久に続くわけないということを皆分かってると思います。
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今晩の結果はまだ分かりませんが、今まで過去30年間成果を出していないと言える与党がずっと権力を握って来たというのは日本人がいかに変化を嫌い、責任を取らなくてもOKという、そういう文化なんでしょうか。何なんですかね?大きいことを成す人間なのだから多少の間違いがあっても、“余人をもって代えがたい”。つまり、「他の人では誰も代わりができないくらい重要な人」ということなんでしょうか。結果がどうなるか分かりませんが、僕は前回の選挙の時に与党が過半数を取れずに政策に対してちゃんと議論をしてたっていうあの形が良いんじゃないのかなって思ってます。要は与党で勝手に通せないじゃないですか。なんかそういう議論っていうのをずっとして来てなかったっていうのが良くなかったんじゃないのかなと思います。先ほど、食品などに消費税をかけなくすると5兆円税収が減るという話をしましたが、じゃあ増税だなんだって話もあると思うんですが、ちゃんと考えると5兆円、無駄なお金を色んなとこから削っていけばできるんじゃないかって思うんですよ。無駄を省く。お金が無い時には大事なことだと思います。削るだけ削り、そこから必要なところにはちゃんとお金を使う。そうするには例えば省庁を統廃合したり、もしかしたら市町村や都道府県だって統廃合して無駄を減らさないといけないと思います。「じゃあ、役人や公務員の数も減るのか?」「彼らの仕事は?」今は就業者の少ない必要な事業、仕事もたくさんあります。そうやって振り分けて行くしかないんだと思うんですけども、もちろん僕らの生活にそのツケが回って来るかもしれません。でも、上手く行ってない時に痛みが伴わないことって無いじゃないですか。今までも痛みばかりで頭にきていると思いますが、その痛みの理由として何か未来への解決策というのがちゃんとあるとすれば、少しはマシに感じられる気がするんですけれど。もし現与党が過半数を取ったとしたら、これからどういう風に舵取りをしていくのか。溜まった鬱憤を晴らしてくれるような耳障りのいい言葉だけじゃなくて、国益っていうものを考えてやって行って欲しいです。前のインドの首相とかでしたっけ?まぁインドにももちろん色々な問題がありますけども、外交の時は完全に二枚舌というか、インドの国にとって利益になるならどっちつかずで、はぐらかしながら外交をしています。アメリカにすり寄ったと思ったら、安いのでロシアから石油を買ったりとか。「なんでそんなことするんだ」って言ったら、「うちには石油が必要で、安ければ安いほどいい」。モラル的にどうか分からなくても、その自分の国ファーストみたいな。日本もそういうことをもう少し考えていった方がいいのかなって思います。そして最後に、成人になって初めて選挙に行ったという人、これから選ばれた政治家たちがどう国を動かすのか、注意して見続けてください。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。


