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2022.06.26
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  • J-WAVE
    EVERY SUNDAY 20:00-20:54


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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・

DJやるには、どんなモノが必要なの?──52歳、DJをはじめる。Vol.2

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TUDOR logo



『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。


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#404 --- 2022年、下半期のシメは“お便り” ---

リスナーの皆さんからお寄せいただいた“お便り”をご紹介!
楽曲のリクエストはもちろん、
セレクトのオーダーにもお応えします。


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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
メッセージをお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!

手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
皆さんからの“お便り”をお待ちしています!


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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛

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2022.06.26

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

Que Sera Sera / Doris Day

2

Standing Tall / The Crusaders

3

What A Fool Believes / Matt Bianco

4

Over / Robert Glasper feat.Yebba

5

YAMAZAKURA / 大貫妙子

6

Cool Blue / The Japanese House

7

Travessia / Elis Regina

8

Flowers On The Freeway / Cody Lovaas

9

Wait For Me / Kings Of Leon

2022.06.26

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。


Kunichi was talking …

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★From RN:ぴぐもん さん
先日の畑の話に同感しながらもハッとさせられメールいたします。私は3坪ほどの市民農園を借りて、ここ数年ほど土に触れています。今年は妻に何を欲しいか聞いたら「籠にいっぱいのトマトが欲しい」と言うのでトマト中心に栽培し、ようやく実をつけ始めたこの頃です。ところが先日、雨上がりのサイクリング、坂道でスリップ転倒。怪我を負い、そのために2、3ヶ月の入院生活を送ることに。病床で畑の話を聞き、思わずトマトの栽培が頭をよぎりました。トマトは結構手間がかかるのです。誰が面倒を見るのか考えましたが、妻は畑については全くの素人。子供達も新社会人でそんな余裕も無く、このままではという状態です。手術が終わったら少し病院を抜け出せないかとか考える始末です。

☆Kun:
本当ですよね。自分が作ってるわけじゃなくて、父親がやってるのを見て知っているんですけども、種や苗を植えてほっとけば育つってほどでもなくて、やたらと手間がかかるのが畑仕事。2、3ヶ月行けないっていうのは中々まずい状況だと思うんですけども、是非ぴぐもんさんのトマトがサバイブしていますように。



★From RN:ベーやん さん
群馬県在住の24歳社会人です。この前のvisionでのパーティー最高でした。土日にも仕事があるので次の日の仕事は眠気との戦いでしたが、訓市さんとお話しさせていただいた時に「俺も次の日仕事だ。お互い頑張ろう」と言っていただき、なんとか乗り切ることが出来ました。そして何度かパーティーに参加させていただいているうちに、自分もDJをやってみたい、お客さんを踊らせたいという気持ちが初めて生まれました。そこで質問なのですが、訓市さんはDJを始めるにあたってどのようなことから始めましたか? ぜひ教えていただきたいです。そしていつか訓市さんのパーティーでプレイするという目標を持って頑張りたいです。

☆Kun:
まぁ音楽好きなんでなんとなく友達集めてちょこちょこ好きな曲をかけるっていうのが始まりなんですけども、最近はパーティーをやると仕事が多いっていうか…。僕はふらふら遊びに行って気に入った若い子とかをブッキングしたりしてやるんですが、箱が多いと一晩で20〜30人DJがいて、知っているのが僕一人っていうことも多々あったりしてですね、どこで転換だとか入り口で入れないっていう友達から電話があって迎えに行ったりとか、そんなことばっかりしてるんで、今はですね曲をミックスするというよりかは人をミックスしてパーティーを作っている感じです。それはそれですごく面白いっていうか、先日のパーティーは若い子に「初めてこんなに楽しかった」って泣かれたりして、俺もまんざら悪い大人じゃないなと、良いことしてるなと思ったんですけども。まぁ好きな曲をとにかくたくさん集めて、それを自分の思う通りに並べてみてかけてみるところから始めてみてはいかがでしょうか。



★From RN:ふみ さん
いつもこの番組を聴きながらTravelling Without Movingしている40代中年女性です。実際には自分をリセットしてくれていた海外旅行に行けなくなり、最近は途切れることなく続く日常に心を無にして過ごしていました。週末もエネルギーが湧かず、家にこもりがちで悶々と過ごす日々。このことを知人に話したところ、それはエネルギーの消化不良だとのことでした。そうかエネルギーが消化できてなくて身体が重いんだなと納得しました。そんな中、先週末に思い切って本当に久しぶりに野外フェスに行ってきました。ほろ酔いで外の空気を感じながら、アーティストの奏でる音の振動を感じながら音楽を聴ける喜び。「そうそう、ライブってこうだった〜」と思い出す感覚で、まさに至福の時を過ごしました。海外アーティストの演奏が聴ける喜びも感じました。

☆Kun:
そうかもしれませんね、消化しないと新しいエネルギーを作ろうって気にもなりませんし。最近はもう毎週、日本中どこかでフェスをやってて、友達のアーティストのインスタとかを見ていると今週はこんな所でやってて、先週もやってなかった?みたいな。そしてアップされるどの写真を見てもお客さんもアーティストもすごく楽しそうで。、れこれっていう感じなんですけども。7月、8月っていうのはさらに大型フェスもあったり色んなツアーが組まれていたり、こういう時こそ余計な物を買うより経験というか思い出を買うためにライブやフェスに行くっていうのが良いんじゃないのかなって思います。



★From RN:イワトビペンギン さん
最近、小3の娘が少々生意気なことを言い始めています。真夏日に近づいたある日、昼食を終え駐車場に停めていた車に乗るや否や「暑い、私はちょうどいい季節が好き。春や秋が良い。暑すぎる夏や寒すぎる冬は嫌い」と言いました。私はすかさず、「誰だってそうだよ。あ、でも、訓市さんは夏が好きだって言ってたかな」とこの番組を好んで聴いているので、思わず訓市さんの名前を出しました。すると娘が「そんな顔してる、情熱ありそう」と、夏好き=情熱あると判断して訓市さんのことを好き勝手に申してました。

☆Kun:
そんな顔してる…。どうでしょうね、情熱あるんでしょうか。もうそんな火は残っていないんですけども。娘さん、好き勝手に言ってください。



★From RN:スパナレンチ さん
先日、11年前に中古で買って乗り続けた車の走行距離が30万キロになったのを節目に手放しました。いざ手放すとなると、産まれた娘を病院に迎えに行ったことや家族で出かけた思い出が蘇ってきました。この車との旅は終わりますが、次の車との出会いや旅を楽しみにしたいと思います。訓市さんは長く使い続けてなかなか手放せないものはありますか?

☆Kun:
そういう家族の思い出とかがある物を手放すっていうのは本当に寂しい感じですけども、とにかく断捨離が出来ないというか家にはバックパッカー時代にインドで作った魔除けの鏡付きのズボンとかあるんですけども、絶対履かないじゃないですか。右足の表側がオレンジで裏が黄色で左側は青にピンクみたいな。「こんな物どうするの?」って言われても、「いやー、これあそこで履いて一晩踊ったなー」とか、僕の思い出の生き証人だと思うと捨てられないみたいな。どうすれば良いんですかね、ああいうのはね。友達に聞いたら全部写真に撮って捨ててくっていう人がいましたけど、頭良いな〜と思うんですが、写真にすると触れれないじゃないですか。だから嫌だなと思うんですけども、そもそも触れてないですからね。そんなインドのパンツとか、手放せない物だらけな気がします。



★From RN:ブラジリアンダンス さん
先日、イギリスにワーホリに行った友人の話をさせていただいた者です。あれから友人から連絡があり内容からしてお前だろと言われました。イギリスからも野村さんのラジオを聴いているようで、恥ずかしい気持ち半分やはり腐れ縁、分かってくれてるなと友人に感心しました。まだまだ先ですが来年のGWにイギリスに行く予定も決めて航空券も購入しました。来年が楽しみです。野村さんの考えを聞かせていただきたいのですが、時間の使い方についてです。私は今年29歳になり、学生の頃から海外留学に憧れていましたが経済的な面から諦めていました。社会人になり友人のようにワーキングホリデーで海外に行こうと考えておりますが、例えばワーホリから帰ってきて仕事は大丈夫だろうかと不安なことばかりが先走り、中途半端な気持ちでいます。野村さんの考える人生の時間の使い方についてご教示いただければと思います。

☆Kun:
人生の時間の使い方についてご教授してもらいたい方なんですけども、未だに全く分かってないですし、無駄な時間ばかりお酒につぎ込んでいます。僕も長く旅行をしていたので、なんだかんだワーホリみたいなものですけども、仕事は大丈夫だろうかって言ったら絶対大丈夫じゃないですよ。だって何も待ってるものも確実なものも無いですから。でも、えい!と日本を離れてそこから過ごす時間っていうのが帰国後の何かを教えてくれるんじゃないんでしょうか。僕が仲良くしている32歳の男の子がいるんですけど、突然会社を辞めるって言われて、「どうした?」って言ったら「訓さん、僕も死ぬまでに1回海外住みたいんすよね」っていうすっごい軽い感じで7年勤めていた会社を辞めたんですけど。でも毎日2時間、実はこっそり英語の勉強とかをしていて感心したんですけど、信濃町を「しんのうちょう」って普通に読むような奴ですよ! 震災があって10年後にちょうど会っている時に、あの時は原発が爆発してどこに逃げていいか分からなかったっていう話をしていた時に、「訓さん、原発が爆発するんですか?」って言われて、「するんですか?じゃなくて、したんだよ」「うちの地元じゃ、先輩そんなこと言ってなかったな〜」とか、そういうことを言う奴でも勉強して、今海外で働こうとしています。先は何も考えてないと言っていましたが、なんとかなるんじゃないんでしょうか。ブラジリアンダンスさん、くよくよせずに行ってしまいなさい。