ON AIR DATE
2022.03.06
BACKNUMBER
  • J-WAVE
    EVERY SUNDAY 20:00-20:54

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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
「ぽっちゃり”おじさん体型”が独身に人気」コロナ禍で意識の変化が加速した理由 | 75%が「いちばん好きな体型」と回答

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TUDOR logo

『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。


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#388 --- 今夜も“お便り”をモリモリっとご紹介! ---

番組リスナーの皆さんから多数お寄せいただいている
“お便り”をご紹介!
今年も恋愛の話題から日々の生活で感じていること、
旅の思い出などなど... 多種多様!
選曲のオーダーにもお応えします。


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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
メッセージをお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!

手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
皆さんからの“お便り”をお待ちしています!


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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛

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2022.03.06

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

Evil Vibrations / Mighty Ryeders

2

Never Enough / Loren Allred

3

You've Got A Friend / Dusty Springfield

4

La Mer / Charles Trenet

5

ありあまる富 / 椎名林檎

6

Ex-Factor / Lauryn Hill

7

Starting Over Again / Dolly Parton

8

You Wish / Nightmare On Wax

9

Everybody's Changing / Keane

2022.03.06

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。



Kunichi was talking …

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★From RN:ラジオネーム さん
先日、父が大きな手術をしたり落ち着いたと思ったら祖父が亡くなってしまったりと辛い出来事が立て続けに起きてしまいました。なぜこういった出来事は立て続けに起きてしまうものなのでしょうか…。父は転勤で静岡県に母は実家の福岡県で暮らしており私自身も仕事で地方にいるためすぐには飛んで行ってあげられないのがとても悔しいです。そばにいてあげられたらと思うのですが、辛いですね。

☆Kun:
年齢が24歳と書いてありますが、男性でいうと24って厄年ってやつなんですけども、厄年って自分自身に何かがあるっていうよりかは、周りに色んなことが起きやすい年齢だっていうことらしくてですね。例えば親がちょっと病気がちになるような歳になったり、祖父母たちの年齢になるとかなり高齢になってきて病気になったりするっていう。だから立て続けっていう感じになってしまうのかなって思うんですけども。すぐに思いついたら思った通りに動けないっていうのはここ2年の話で、ボディーブローのように何かある度に効くなぁっていう感じなんですけども、早くお父さんが元気になって、身軽に簡単に見舞いに行ける日が来たら良いなと願っています。



★From RN:カルメン さん
私は58歳の女性です。私には18歳年下の女友達がいます。5年の付き合いになります。彼女は春を知らせる蕾、秋の色づく木々、通勤途中で見つけたヤモリなどの写真を送ってくれる感性のとても素敵なチャーミングな女性です。その彼女が40歳を機に今の仕事を辞め、春から新たな人生を歩み始めます。受験から大学、仕事と走り続けてきたと思います。時には立ち止まって自分の人生を見つめ直すのはとても良い事だと思います。彼女は今はまだ何をするか決まっておらず、袋麺食べながらテレビ見て1日が終わってしまうかもしれないと言っていますが、私はそれでも良いと思います。人生にはそんな休憩や回り道も必要です。そしてきっと彼女のことだから、飽きてきたら何かしたくてうずうずしてきます。以前に訓市さんが言っていた、根無し草の様な人生を送る人では決してありません。私は心から応援し楽しみにしています。最近、彼女も訓市さんとこの番組が大好きであることを知りました。

☆Kun:
何が回り道なのか、それすら分からないような気がしますが、無駄だと思ったことが後で無駄じゃなかったっていうことに気付く、そういうことってたくさんあると思います。僕も趣味だけ追い求めて仕事なんかしなくって、昔はなんて無駄な時間を過ごしたんだって本当に後悔しましたけど、歳を取って本当に仕事をするようになった時に、その頃知った事とか見た事が仕事の糧になってるっていうのもビックリっていうかありがたいことですし、無駄じゃなかったっていうことに気付くのに10年、20年ってかかったりするんだなともその時思ったんですけども、カルメンさんのお友達もゆっくり休んで何か心が満たされる次の仕事が見つかると良いなと思います。



★From RN:とんかつはロース さん
私は初めてパリに行った時からすっかり虜になり、コロナ前までは毎年必ず訪れていました。美しい思い出とは別に笑っちゃうような出来事も多々。眼鏡ケースをわざと落としてきっかけを作る古典的なナンパや蚤の市で素敵なムッシュに電話番号を聞かれウキウキすれば友人にそれは最近のスリだと注意されたり、明らかに自分のものではない工具のような金のリングを見せ私が落としたと近寄るスリにあったりと良い面も悪い面も自分には良い思い出です。野村さんの旅先でのクスッとしちゃうような経験ありましたら聞かせていただきたいです。

☆Kun:
まぁ色々ありましたけど、そういうスリみたいなのっていうのはほとんど無いんですよね。なんでだろうと思ったら自分に隙が無いとかそういうことではなくて、ただお金を持ってなさそうだと。現地に溶け込むようなどうでもいいような格好をして手ぶらで歩いていると、やっぱりスリの人って寄ってこないらしいんですよね。どうしても旅行中って気張った格好をしたり、もしもの時の役に立つ雨具だのなんだの入れた鞄持っていたりするじゃないですか。東京だとそんなことしないのに。それが悪い人にはすぐ目に付くらしくて。僕は当然いつも手ぶらで財布も持たなかったりしているので、多分そういう人達が勘付くんじゃないのかなーと思うんですけども。



★From RN:落ち着いていきやー さん
先日の放送で「子供の成長を見るのは自分の人生を巻き戻しているよう」と話されていました。私は現在1歳半の息子を子育て中で、同じように思っていました。小さい頃の自分の見ているようで、いろいろ思い出されます。そして、思い出すほどに親に対する反抗心が湧き上がってきます。父はよく、「誰のおかげで飯が食えてる?」とか、「親に感謝しろ!」などと何かとすぐに怒鳴り、ちゃぶ台をひっくり返すような九州男児でした。自分が子育てをするうちに、自分の人生を豊かにしてくれる子供にむしろ感謝することが多く、親の発言に対して、それって違うんじゃないの?と怒りを感じることが多くなりました。何かアドバイスを頂けると幸いです。

☆Kun:
おもしろいですね、今になって逆に親に対する怒りが出てくるっていうのは。僕は小さい頃にものすごく親に怒ってましたから。子供が生まれてから自分が悪かったなとか、いや俺は悪くないけども向こうがこういう事をしたのはこういう理由だったのかなと、もう少し俯瞰で見るようになりましたけども。なんですかね、時代っていうのももちろんありますし、多分落ち着いていきやーさんのお父さんのお父さんっていうのが輪をかけたような九州男児だったんでしょうし。そういうのって良くも悪くも受け継がれていくじゃないですか。嫌だったらそういう点を自分の子供には受け継がずにですね、新しい伝統を落ち着いていきやーさんが作っていけたら良いんじゃないんでしょうか。まぁもう今何言ったって絶対親の世代っていうのは変わらないですし、そもそも過去を変えれませんからね。なんて言ったら良いんでしょう、やられたことは忘れないけど許す、みたいな感じで良いんじゃないんでしょうか。



★From RN:liliy さん
『フレンチ・ディスパッチ』観ました。最高に面白かったです!大好きなベニシオ・デル・トロが出ていること、オムニバス形式ということですごく楽しみにしていましたが流石です。期待通りでした。もう1度観たいと思っています。3つのストーリーのうちジェフリー・ライトが出ていた作品が一番笑えました。それも涙が出るほどに笑っちゃいました。昔、『バスキア』という作品でバスキア役で出ていましたよね。ベニシオも出ていて好きな作品でしたが、とにかく素晴らしい俳優たちがそれぞれ存在感のある演技、ウィレム・デフォーはほとんど台詞なしで、いやぁホントにこんな映画観たかったんだよねと叫びたいくらいです。まだまだ書きたいことはたくさんありますがこれくらいにしておきます。

☆Kun:
『フレンチ・ディスパッチ』が面白かったと聞いて何よりだなと。僕は何もしてないんですけども、この映画。やはりウェスは本当に才能がある素晴らしい監督ですし、何より本当に良い人なんですよ。先日ドミューンでライブ配信をしてウェスがすごく真摯に話してくれて、1時間ぐらい話したのかな。見ていた人達はウェス監督がこんなに話をして人の質問にすごく真剣に長く答えるのにびっくりしてまして。もっとおしゃれで口数が少なかったり気難しい人だと思ってた人が多いみたいなんですけども、そんなことないんですよ。良い人過ぎるから周りが守るところもあるんですけども。好き嫌いあるっていうかものすごい大きな物語があるとかアクションがすごいとかサスペンスがすごいとかいう形の映画じゃないんですけども、とにかく映画っていうフォーマットじゃないと出来ない作品だなって本当に思うので。久しぶりに映画館に行きたいな、でもコメディーとかでみんなが笑う映画は飛沫が飛んできそうで嫌だ、なんていう人にはぴったりの映画だと思います。



★From RN:正義の味方 さん
いつも職場の先輩と楽しくラジオを拝聴しております、訓市さんのことを勝手に兄貴と呼ばせていただいている33歳の男です。私は昨年から東京の方に引っ越してきて都内に住んでいます。東京のご飯が美味いのか、電車で通勤することが多くなってきたからなのか、体重が急激に増えてお腹周りもふくよかになってきた気がします。実際に今まで着ていた服も少しサイズ感が合わなくなってきている物もあり、着こなしに悩むことも出てきました。そこで訓市さんに質問です。訓市さんはいつ見てもサイズ感の抜群な着こなしでとってもお洒落だなと尊敬しているのですが、体型維持のために何かされていることはありますか?また、洋服を選ぶときに意識していること等あれば教えて下さい。是非とも私がこうなりたい歳上の男性No.1の訓市さんの意見が知りたいです。宜しくお願いします。

☆Kun:
こうなりたい歳上の男性No.1…。なんか勘違いされているような気がしないでもないんですけども、自分の体型にあった服を着るのが一番で、それはもし自分の体型が変わってきたらそれに合わせてちゃんと変えるっていうのが良いんじゃないんでしょうか。洋服好きの男の人、まぁ女の人より男の人に多いんですが「誰々が着てるものが欲しい」とか「このブランドのこれじゃなきゃダメだ」っていう、その物に執着する人が多いと思うんですけども。それじゃなきゃ嫌だってなると例えサイズがちょっと大きかったり丈が短くても、そこのじゃなきゃ嫌だ!って無理に着る人が多いんですよ。多分。でもそうするとやっぱり似合わないですから、自分の丈感とか他に合わせる服とのサイズ感っていうのも大事で。それさえ合ってれば安い服だろうが高い服だろうが等しく見えると思いますし、逆にそれが合ってなかったりガチャガチャしていると、どんな高い服を着ても素敵には見えないんじゃないのかなと思いますが。あとは、とにかくチンドン屋みたいにはなりたくないので、どこかのブランドの回し者みたいにロゴだらけの服をいつも着るとかっていうのは嫌だなと思うから、昔から持ってる服とか古着ばっかりになってしまうんですけども。