ON AIR DATE
2021.12.12
BACKNUMBER
  • J-WAVE
    EVERY SUNDAY 20:00-20:54



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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
結局血液型占いって当たるの?当たらないの?占い会社の社長に聞いてみた

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TUDOR logo



『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。


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#376 --- 師走にお届けする“お便り”ナイト ---

番組リスナーの皆さんから多数お寄せいただいている
メッセージを訓市が全てに目を通して厳選した
“お便り”をご紹介!
今年も目立った恋愛の話題から
日々の生活で感じていること、旅の思い出などなど...
選曲のオーダーにもお応えします。

「Pay It Forward」のスローガンで実施している
子供たちを支援するクラウドファンディングは
J-WAVE冬のキャンペーン「PASS THE LOVE」の
特設サイトをご覧になってください。


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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
メッセージをお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!

手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
皆さんからの“お便り”をお待ちしています!


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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛

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2021.12.12

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

One Headlight / The Wallflowers

2

Everything / Mary J. Blige

3

Nikes / Frank Ocean

4

If I Ain't Got You (Piano & Vocal Mix) / Alicia Keys

5

思い過ごしも恋のうち / サザンオールスターズ

6

Facing West / Pat Metheny Group

7

Good Life / One Republic

8

Did Ye Get Healed? (Live Version) / Van Morrison

9

Parlez-Moi D'Amour (Moderns) / Mark Isham

2021.12.12

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。



Kunichi was talking …

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★From RN:白金台のセンター長 さん
今から20年近く前、大学生だった私はアルバイトを2ヶ月してお金貯めて一人でアメリカに10日間ぐらい遊びに行くなんてことをしていました。冬になるといつもその頃に行ったニューヨークのクリスマスを思い出します。めちゃくちゃ寒くて、夕方ころに家族や友人へのお土産をMacy’sまで見に行き、買い物が終わって外に出たら雪が降ってきたあの瞬間、なんだか映画の中にいるような気分でものすごい高揚感に包まれたことを思い出します。それからニューヨークには何度も行きました。歳を重ねて12〜13時間の飛行機が辛くて辛くて最近は西海岸ばかりですが、私にとってニューヨークは特別な場所です。またいつか何も気にせず行ける日が来るように願っています。

☆Kun:
本当ですね、冬のニューヨークって勝手に自分が映画の登場人物になった様な気分になっちゃうんですよ。朝起きてホテルのカーテンを開けたら外が真っ白とかっていう時はなんかニヤニヤしちゃますしね。それでタバコを吸いに外に出るとニヤニヤも吹っ飛ぶほど寒くてですね、もう目出し帽とか被っても目の周りと目の周りだけが痛くて痛くて。それでも外に行ってタバコを吸う自分ってバカなんじゃないのかって自問自答したものです。センター長の言うニューヨークの飛行機が辛くて西海岸ばかりというのも凄くよく分かります。西海岸もシアトルとかだったら10時間かからないで行けるんですけども、ロサンゼルスだと10時間はかかるわけで。2、3時間の差じゃないかって思うんですが、その2、3時間の差が年々デカくなっていくわけです。もぞもぞ腰の位置が合わないとか嫌だな〜とか思っていましたけども、その嫌だな〜加減を知りにもう一度ニューヨークに早く行きたいものです。



★From RN:見間違えた時計 さん
訓市さんと同じ名字を35年やっている者です。自分は長いこと、この名字がなかなか好きになれず、某有名な野球監督のあだ名を模して呼ばれることが嫌いでした。しかし同じ名字の素敵な人、つまりは訓市さんの存在を知ってからは自分の名字を少し好きになる理由ができた気がします。何か訓市さんの名字にまつわる話があったら聞かせていただけると嬉しいです。

☆Kun:
あだ名が「ノムさん」だったりしたわけですね。そしてちょっと気の利いたことを言うとクール解説とか言われてしまったわけですね。分かります。ただ自分は名字のあだ名で呼ばれた事が一度もなくて、下の名前が変わってるんで「訓ちゃん」とか「くんくん」とかそういう風に呼ばれてしまうのかなと思うんですけど…。なので自分もあまり名字にこだわりも無くて、同じ名字の面白い人がいれば良いのになって思ってたことあるんですけど、何年前ですかね?10年は経ってないですけども何かの集まりで会った時に「訓さん、俺と訓さんは同じ名字なんすよ。俺たちだけっすね、まともな野村は」って声をかけられて、あまりにも屈託なく言うので「そうだな」と言って仲良くなった野村周平くんっていうのがいますけども。野村の価値を日々高めようと努力しているところで、たまに野村証券の看板の前で写真を撮るんですけどもね。そこに「第3土曜は野村の日」っていうキャッチコピーがあるので、「土曜日になると会わねえとな〜」ってたまに話したりしています。



★From RN:マアサ さん
36歳の男です。先日、離婚をしました。訓市さん、人生って想定外のことが簡単に起こるんですね。私がアメリカで単身赴任中に、妻には新しいパートナーができたようです。お互いに仕事に打ち込み、一方で子宝にも恵まれて恥ずかしながら妻に離婚したいと告げられるまで私は幸せいっぱいの家庭だと思っておりました。思い返すと勿論、私にも非はあり、もっと妻に対して思いやりをもって接していればよかったと、後悔というか人生で大切にするべき順番が間違っていたと今では思っています。パートナーとの愛って無条件かと思っておりましたが、それを維持するには努力が必要だったんですね。今はこの歳で第二の人生が始まると思って前向きな気持ちです。

☆Kun:
こればっかしはね〜っていう感じですけども。男の人と女の人の違いがあるって何度も友達に言われましたけど、男の人は何があってもプラスマイナス思考でマイナスがあったから大きいプラスをしてあげれば0に戻るって考えガチなんですけども、女性はもっと器が大きいと言いますか、心の中に大きな入れ物を持っていて、嫌なことがあろうが良いことがあろうがですね、上下しないで嫌なことがどんどん大きな器に溜まっていくそうです。そしてある日、満杯になってこぼれた瞬間に全てが終わると聞きましたけども、リスナーの皆さん、合ってますでしょうか?



★From RN:NO CAR NO LIFE さん
私は自動車の磨きとコーティングを生業としている50歳のオジサンです。扱う車種は高級イタリア車が多く、デリケートなお客様が少なくありません。一千万から数千万する愛車を預けるだけあって、お客様によっては「進捗は?状態は?作業写真を送れ」と定休日や深夜までメールが来ることも日常茶飯事です。先日納車したお客様もメールが毎晩来る方で、「これは気を付けなくては」と構えておりました。万全をもって仕上げたイタリア製スポーツカーを積載車に載せ、お客様の指定の場所へ向かいました。工場を出発して2時間が経つ頃、ようやく到着。お客様のご両親が迎えてくださいました。それまで「クレーム対策を万全に!」と意気込んでガードを張っていたのにご両親は本当に優しい方で、すっかり拍子抜けしてしまいました。「遠いところ本当にありがとうございます」と缶コーヒーとお昼代を渡された時、クレーム防止の為にお客様とご両親を疑っていた自分がとても恥ずかしくなりました。帰り際「あと4〜5キロで九十九里浜ですよ。行ってみては?」。せっかくなので海へ向かいました。到着するとそこは太平洋が広がり、風と波の音だけが聞こえます。日々の仕事に追われて、とにかく仕事を無事納めることばかりに執着して疲れ切っていた私にとって、その景色は「たまにはこういう時間も必要」と云われてしまったようで、お客様には感謝しております。秋のショートトリップのお話でした。

☆Kun:
まぁ嫌なお客さんばっかりで構えていた頃に突然良い人だったりするっていうのは僕にも経験がありますけども、なんなんだこの会社と思って引き継ぎで来たメールの人もその穴のムジナが…と勝手に思っていたらめちゃくちゃ良い人だったりとか。あとメールのようにご両親がとても素晴らしいっていう人もいますけど、逆にこんなに素敵なご両親なのにどうしてお前が出来上がった?っていうとんでもない例に会ったこともあります。人って本当に不思議というか、難しいというか。こんな善人のお二人にどうやったらこんな悪人が生まれてくるんだって、皆さんも出会ったことがありませんか。



★From RN:きりん さん
実は番組に以前メッセージを投稿したのですが読んでいただけず、せめてリクエスト曲だけでもと期待を胸に再度メッセージしている所存です。リクエストは大好きなOne Republicの「Good Life」と言いたいところなのですが、これではあまりにベタなのでOne Republicの曲を野村さん選曲で是非お願いしたいです。話が飛んで恐縮ですが野村さんに質問です。血液型って気にされますか?

☆Kun:
すみませんね、読めなくて。なかなか良いお便りを貰ってもですね、曲調が今回の放送に合わないと思うとパスしてしまったり、事情があるんですよ。と言う訳で今日は言われた通りOne Republicの「Good Life」をかけたいと思うんですが…。血液型って気にしますか?ということですが、気にするわけないじゃないですか。この世を4つの型の血液に分けて全員が言われた通りの性格をしていたらですね、そんな簡単なことないじゃないですか。もし本当だとしたら今頃僕、大金持ちですよ。



★From RN:角筈給仕倶楽部 さん
ベトナムのハノイに赴任して4年半になります。コロナ前はハノイとホーチミン間の頻繁な往来に加えて東南アジア域内の出張が頻繁に入り、毎週1〜2回はどこかに旅する忙しいながらエキサイティングな日々を過ごしていました。最後の海外出張からもうすぐ2年が経過します。旅というのは帰るところがあってこその旅だということを改めて痛感する日々が続いています。この番組を毎週意識して聴くようになったきっかけは番組から流れてくる曲が馴染みの中野のバーでかかる選曲と限りなくオーバーラップしていたことでした。だんだん訓市さんとマスターが同年代で嗜好も驚くほど近そうだという事も分かり、マスターにも番組を紹介して、今では彼も毎週radikoで聴いているようです。

☆Kun:
旅というのは帰るところがあってこそっていうのは、まぁそうですよね。行ったら行きっぱなしの「ボイジャー2号」みたいなもので、寂しいったらありゃしないと思うんですけども。行きたいものですが、もはやもうどこかに行きたいのか行きたくないのか分からなくなるぐらい記憶が曖昧になってきました。そして中野のバー、これは気になりますね。嗜好も近い同年代のマスター、どんなマスターなんでしょうか。コソコソっとバーの名前が書いてあるので機会を見つけていつか訪れてみたいなと思います。