ON AIR DATE
2019.10.20
BACKNUMBER
  • J-WAVE
    EVERY SUNDAY 20:00-20:54


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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・

「普通であることへの期待」がなくなれば外国人も日本人も生きやすくなる | 望月優大さんが語る「移民300万人時代」の多様性

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Theme is... RUGBY

『Travelling Without Moving』=「動かない旅」をキーワードに、
旅の話と、旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。


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---- ラグビー日本代表は日本の未来の縮図?! ---

番組前半はリスナーの皆さんから手紙、はがき、メールで寄せられた
旅のエピソードと、その旅に紐付いたリクエスト曲をオンエア!

後半のテーマは「ラグビー」。
日本代表チームの快進撃により全国民の期待と注目が集まっているラグビー。
実は高校時代、ラグビー部に在籍していた訓市が当時のトホホな体験を語る。
さまざまな国籍の選手たちが「桜のユニフォーム」を着て
グラウンドで奮闘する姿を見て訓市が感じたこととは?
そこに日本の未来が・・・?


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番組では皆さんの「旅」と「音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。
「旅」に関する質問、「旅先で聴きたい曲」のリクエストでもOK!

手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
メールの方は番組サイトの「Message」から送信してください。
皆さんからのメッセージ&リクエスト・・・ お待ちしてま〜す!!


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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛

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2019.10.20

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

Greens And Blues / Pixies

2

Fly Over The Horizon / Azymuth

3

On My Mind / Donovan Frankenleiter

4

Life (Instrumental) / J Dilla

5

ハンキーパンキー / ハナレグミ

6

Softly / Clairo

7

Space Song / Beach House

8

Drive / Spacemen 3

9

Loving You / Kiki Gyan

2019.10.20

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。


Kunichi was talking …


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ぶっちゃけですね、僕わりと9月とか忙しくしてまして、ラグビーのワールドカップがあること自体をほぼ知らなかったんですけど。まあ多分周りもそうだったと思うんですが、ラグビーのワールドカップ?日本?みたいな。やはり良い試合をして日本が勝つと、めちゃくちゃ盛り上がりますよね。こんなにラグビーって人気があったのかと、ラグビーラグビーってこんな聞くのはスクールウォーズ以来だと思いながらですね、滝沢先生のことを思い出したりイソップのモノマネをしたりと、僕イソップのモノマネがすごく得意なんですよ。まあただ、もともとシンプルで熱いスポーツです。魂のこもった試合があると火がつきやすい。僕も高校の頃にラグビーをやっていたのですが、サッカーと違って手が使えるのでとてもラフなスポーツですが、やってる人たちっていうのはやっぱり制約が無いせいかわりと豪快な人がサッカーと比べて多かった気がします。イギリスではいわゆる上流階級の子ども達が通うとされる私立の中学とか高校で盛んなスポーツで、紳士しかやってはいけないスポーツだが、そのプレイスタイルは最も汚いと言われているスポーツで、そこがすごく不思議なんですけども。まあ実際にプレイすると本当に面白いんですよやっぱり。ただ、めちゃくちゃに痛い。特にですね僕はバックスって言って、のウィングっていうポジションで。スクラムを組む人たちではなくて端に列で並んでいるような感じでボールが回ってきてトライが出来る美味しいポジションなんですが。僕の学校のラグビー部とかではそんなに強くなかったんで、ボールが回ってきて的にどんどん囲まれてもうこんな時に絶対こんな時にパスしないでくれ俺にっていう時にですね、ポンってボールが来た瞬間に身軽な巨漢の方っているじゃないですか、体重が80キロ90キロぐらいあるのにやけに身軽だっていう。彼らにドーンっと2人がかりとかでタックルされて、まあ漫画みたいなもんですよね。あーれーっていう感じで星が飛びますし、もうその瞬間に気絶したふりをしてこのまま倒れたままでいてやろうって思うんですけれども、ヤカンで水をかけられたりするとやっぱり無条件に立ってしまうんですよね。あれは根性があるじゃなくって条件反射なんですけども。ただ、そのおかげでアメリカに行ってアメフトをやる時は全然怖くなかったですけどもね。やっぱりヘルメットもあるし、ショルダーパッドもあるし。生身でやらされてた時の辛さに比べればこんなもの。ボールを自分めがけて蹴られても目を瞑ることすらしませんでしたからね、当たる心配がないって。そんなラグビーですけれども、ワールドカップを見ていていいなと思ったのは、僕の場合日本代表の中に色んな外人の人たちがいるということでした。ラグビーは皆さんも知ってるかと思いますが国籍で代表に選ばれるだけではなくてですね、実はどこの国のラグビー協会に所属しているかで選べるんですよね。もちろん何年以上そこでプレーしているかとか条件はあるのですが、国籍がそのまま違う国の代表になれるんです。日本でもありますしアジアや中東の国でありますが、たまに金を積んで強そうな人を強引に帰化させて代表に入れたりすることがありますが、ラグビーの場合そういう他のスポーツより敷居が低い分、逆に代表として戦う選手に日本人の代表としての気概がより大きく見えるような気がします。そしてラグビーは試合が終わったあとのノーサイド、敵味方をあらわす陣地がホイッスルと同時になくなるというのがありまして、それが笛が鳴る瞬間まで掴んだりユニフォーム引っ張ったり顔を叩いてたり、あんなラフなのに突然互いの健闘をたたえ合うというのが本当に見ていて素晴らしいというか、ああやはり紳士のスポーツなんだなって思うところです。



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ラグビー、試合で盛り上がりましたけども、それを見てすごく考え込んだのはですね、日本代表っていうのはこれが未来の日本の縮図になるのかなということです。今よく言われますけれど日本は人口減少という今まで経験をしたことのない問題に直面しています。これから人口がものすごい勢いで縮小していく。まあ旅を色々しますがそんな国を僕もあんまり見たことがないので実感が無いんですが。ただみんな人が減るから減るからって言ってますけど身近な問題っていうのは例えば年金で、今例えば3人の若者で1人のお年寄りの面倒を見るのがそのうち2人で1人を見るっていうぐらい負担が大きくなるっていうこともありますし。そもそも休日に田舎の美しい所に行こう、人があまりいない過疎な街に行こうっていうような場所の電線とか道路とか誰がメンテをするの?そもそも働き手がいるの?今、世界情勢が不安定ですから自衛隊の軍備を拡張しようとか法律を変えようとか色んな話がありますけども、その前にですね人員を増やすと言って若者がどんどんいない中でどうやって人数を増やすの?今、海上自衛隊とかだと確かもう引退した人たちを再雇用したりしてますが、いつまでそれが保つの?って思います。そんな中ですね、政府は今も日本は移民なんていませんしこれからも認めないというスタンスでお話をしていますが、外人に言わせると日本は世界でも類を見ない移民国家となっています。それが長期滞在の人たちが特殊技能を持ってるってことで滞在許可証が出たりとか、そういうことで実際にはたくさんの外人の方たちがテンポラリーじゃなくてたくさん住んでます。僕らの日常、もうそれが当たり前になっていることを皆さん薄々気づいていると思うんですよね。東京でコンビニに行ったら日本人の店員さんを見ないことなんてしょっちゅうありますし、僕この間タクシーに乗ったら外人の運転手さんがいました。びっくりしたんですけど、ニューヨークに行っていわゆるアメリカ生まれの運転手さんなんてまず会わないですからね。僕の方が英語が上手かったりとか、でもなんとかなっちゃうんですけども。つまりですね、もう労働力が足りていなくって日本には移民と同等の長期滞在の方っていうのがもういるんですよ。言葉遊びでいやそれは違うんだとか言う時代はもう終わった気がします。だったらですね移民として国籍を認めるのか長期滞在者としてひたすらグリーンカードのように長くいていいってするのか分かりませんが、いる以上ですねちゃんと日本の文化や伝統、そして価値観っていうのを伝えていかないといけないんじゃないかと思います。夏になったら祭りに行って神輿を一緒に担ぐとか、三が日は神社に行くとか、季節の食べ物を知ってどういう意味があると学ぶとかですね。そうした上で日本っていうのは良い国で一生住みたいっていう人は結果どうあれ正しい日本人なんじゃないのかと、僕は思います。ラグビーの日本代表を見ていると、色んな国の出身の人が日本の国旗の元にしたユニフォームを着て一丸となって戦っていました。一緒に泣き笑いする様を見て、ワールドカップの前に半分も外人がいる日本代表なんて日本代表じゃないと思ってた人も試合前よりはるかに少なくなったんじゃないでしょうか。移民として認めながらですね様々な対策を放置して問題を起こしているヨーロッパの国っていうのはたくさんあります。実際に色んな国の人たちがいる以上ですね、日本語をちゃんと教えて日本の文化を伝えていくっていうことをちゃんと考えなきゃいけない時代になったんだなあとワールドカップを見て思いました。