今日ピックアップするのは、 マドンナのニューアルバム『MADAME X

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2年前からポルトガルの首都リスボンに住んでいるマドンナ。 次男のデヴィッド・バンダさんがプロになるためにポルトガルのサッカースクールに入学。彼をサポートするためにマドンナも移住しました。

今回のアルバムについて、「ポルトガルの音楽から影響を受けたの。リヴィング・ルーム・セッションに何度も足を運んで、そこで聴いたような音を中心に作り上げたのよ」と語っています。     

「リヴィング・ルーム・セッション」とは、自宅などで仲間を招いて、地元のミュージシャンが演奏するパーティーのようなもの。 ポルトガルの民族歌謡「ファド」などの演奏もあったそうで、 そういった現地の音や楽器が今回のアルバムにはふんだんに盛り込まれています。

歌詞の方では、昨今の社会問題について強いメッセージも。    「I Rise」では、アメリカ・フロリダ州の高校での銃乱射事件で、銃規制運動を先導した19歳の活動家、エマ・ゴンザレスのスピーチで始まっています。そして、今朝お送りしたのは、このアルバムで最初に作ったという曲、「Killers Who Are Partying」。マドンナ、ポルトガルではこういった音に囲まれて生活していたそうです。