今日ピックアップするのは、THE CHEMICAL BROTHERSのニューアルバム『No Geography』

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今回のアルバム制作、驚きの方法で作られました。初期の頃のアルバム制作で使っていた20年前の機材を掘り起こして、スタジオに入れ、その機材で音を作っていったそうです。

これ、よく動きましたね・・・      

というのも、実はケミカル・ブラザーズ、音楽でいうと テクノやエレクトロニックサウンドという、ジャンルになりますが、これまでの音作りで デジタル機材を使っているのはレコーディングとミキシング用のPCぐらい!音の原形は なんと! 膨大な数のアナログ・シンセやリズム・マシーンを駆使して作っているそうです!!

これは驚き!

現代では簡単に「音」が作れるようになりました。ただし、これに関してトム・ローランドはこう言っています。

「今はガレージバンドを駆使していろんな音をくっつけるだけで簡単に曲が作れてしまう。でも全部が同じように聴こえてしまうよね。 それは音楽になんの変化ももたらさないと思うんだ。」

まるで時代と逆行するようにアナログの機材を駆使して最先端の音を作り出す・・・カッコいいです!    

今朝は、ケミカル・ブラザーズのニューアルバム『No Geography』から、ゲストヴォーカルに日本人で初めて、東京出身のヒップホップデュオ、「ゆるふわギャング」のNENEさんが参加しています!「Eve of Destruction」をお送りしました。