スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム

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トム・ホランドが主演を務めるスパイダーマンシリーズ!最新作にして、このシリーズ完結編ということで、世界中の注目と期待を集めている作品です。すでに本国のアメリカでは12月に公開されていて、公開から3日間で記録的な動員数を出しています!コロナ禍では最高、そして全米興行史上第3位という驚異的な記録を叩き出しているというこの作品が日本でも今日から公開となります。スパイダーマンを演じるのはもちろん、トム・ホランド。ヒロインのMJも、引き続きゼンデイヤが演じています。

  • ストーリーをご紹介しましょう。

いち高校生でありながら、親愛なる隣人・スパイダーマンとしてニューヨークの平和を守っている青年、ピーター・パーカー(トム・ホランドが演じています)。彼の正体を知る人は、メイおばさんやガールフレンドのMJ、親友のネッドとごく少数でしたが、ある日、スパイダーマンの正体がピーター・パーカーであることが世間に知られてしまいます。テレビでも大々的に報じられ、マスコミに追い回され、もちろん、学校では大騒ぎ。もう、普通の高校生として過ごすことはできません。自分がスパイダーマンであることが知られたことで身近な人たちに迷惑をかけてしまっている。ピーターはこの状況をどうにかしようとある人物を訪ねます。

それは、、、ドクター・ストレンジ!!!

魔術師である彼にピーターはこう、持ちかけます。

『あなたの力で、全てなかったことにできないか??』

ドクター・ストレンジは、かつて一緒に戦ったスパイダーマンの力になろうと魔術の力で世界の人の記憶から、ピーターがスパイダーマンであるという記憶を消し去ろうとします。しかし、ドクターが魔術をかけ始めた時、ピーターの頭にこんなことがよぎります。

『メイおばさんや、MJネッドも忘れちゃうの??それは困る!!!!』

ドクターは呪文を唱えている最中に中断されることを拒否しますがピーターがあまりにも熱心に訴えかけるので気が散漫になり、魔術が暴走。時空が歪み、マルチバースという、まだ解明できていない空間の扉が開かれ、違う世界線から、強敵たちを呼び寄せてしまいます。次々にスパイダーマンに襲いかかるヴィランたち。その魔の手はピーターが愛する人たちにまで迫ってきます。果たして、スパイダーマンは愛するこの世界を、愛する人たちを守りきることができるのか。

そんな映画、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。前作のサブタイトルがFar From Home(家から遠く離れて)、今回はNo Way Home(家への道、そう、帰路がない)。不都合な過去を無かったことにしたいから、帰れない??ハリウッド作品ならずともそもそも過去を変えることは、無理~当然報いが襲いかかってくる。しかし、禍転じて福となす、これもまたハリウッド作品の常道。福は天国、災は地獄、まさに時空を超えた地獄と天国の間に途轍もない事件が、今後のマーヴェル作品群の行方をも左右しかねないほどの大事件が起こるのか、起きないのか?

これ以上言えません!!パンデミック下にも関わらず、アメリカ史上3番目の公開1週間の興行収入を叩き出した作品。そこには歴然とした理由が存在する。これは絶対に見逃してはなりません!!!