映画 「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」
『レディ・バード』や『ミッド・サマー』など、数々の話題作を手がける映画制作会社A24(エー・トゥウェンティフォー)と、ブラット・ピット率いる映画制作会社プランB。この2社がアカデミー賞作品賞に輝いた 『ムーンライト』以来のタッグを組んだ作品が「ラストブラックマン・イン・ニューヨーク」。
主人公、ジミーを演じたジミー・フェイルズが体験した実話を元に作られた作品となっています。
ストーリーをご紹介しましょう。
サンフランシスコで生まれ育ったジミーは、自分のおじいちゃんが建てたという、ビクトリア様式の家を大切に想っています。しかし、この家は、父が手放してしまい、今は人のもの。でも この家を愛しているジミーは日々、友人のモントとともに この家に通い勝手に家の補修をしていて、家主との関係は最悪です。
そんなある日、突然その家が売りに出されることになりました。
ジミーは不動産屋に行き、金額を聞きます。しかし、突きつけられた額は、とてもじゃないけど手が出ません。でも、どうにかしてその家を手に入れたいジミーは奔走します。
家への果てしない想いを、行動で示すジミー。
それを見守り、支えるモント。
ジミーは 心の支えとなっているこの家を取り戻すことはできるのか。
そんな映画 『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』。この作品の主人公で、この作品の元となる体験をしたジミー・フェイルズのコメントが届きました。サンフランシスコをどんな風に見せようとしたのでしょうか??
僕たちが知っているサンフランシスコを、できる限りすべて見せたかったんです。サンフランシスコが舞台の映画でも、サンフランシスコ出身の人が手掛けていることは少なく、キャストも サンフランシスコに暮らしている人々ではない場合が多い。だからもっとリアルなサンフランシスコを描写したかったんです。実際に暮らしていても、大きい街だと感じることもあれば、すごく小さく感じることもある。それらのすべてのニュアンスを映画に反映するように努めました。
サンフランシスコで生まれ、サンフランシスコで生きサンフランシスコを愛しているからこその目線で映し出される サンフランシスコ。あなたの目にはどんな風に映るでしょうか?
祖父が作り、誰よりも大切にしているにも関わらず、住むことが叶わない家。ジミーのやり場のない想いと、それを支えるモント。彼らを待つ未来、ぜひ見届けてください。
映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』は、今日からT・ジョイPRINCE品川 他で、公開されます。そして、今朝は、プレゼントがあります。この作品は、音楽が より盛り上げてくれているんですが、このサウンドトラックを収めたCDを3名さまに差しあげます!