東京スカイツリータウンのお正月イベント

2020年を祝うイベントが、東京スカイツリータウンで、すでに昨日から始まっています。

地上350メートルの展望台に、「年賀状のような写真」を撮ることができるフォトスポットが登場。窓に、「迎春」「あけましておめでとうございます」といった文字があしらわれていてその前で写真を撮れば、展望台からの景色を使った「年賀状のような写真」になる!!運がよければ、遠くに富士山も映り込む!!

そして、新年の三が日には、相撲部屋の多い墨田区ならではのイベントとして、木瀬部屋の力士のみなさんを展望台に招き、地上350メートルで力士のみなさんと力比べ(!)に挑戦できます!

さらに,東京スカイツリータウン1階では、元日、午後1時から木瀬部屋の力士のみなさんから 樽酒が振る舞われます。そのほか、書き初めのワークショップもあるようです。

東京スカイツリータウンのお正月イベントは、1月7日までの開催です。

映画 『ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル』

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今年、最後にご紹介する映画は、フィンランドからの作品です。

テーマは、、、『ヘヴィ・メタル』!!

フィンランドで思い浮かぶものといえば、ムーミンですか?それともサウナ?いやいや、ここは、、、メタル大国!!

メタルバンドの人口比率では、世界一!

推計、およそ3000ものメタルバンドが 今も活動中!

えぇっっっっ!!!

そんなメタル国フィンランドから届いたメタル映画。舞台は、フィンランド北部の村です。25歳のトゥロはメタルバンドのボーカルをしていますが、このバンド、結成から12年たった今でも一度もライブをしたことがなく、オリジナル曲も1曲もない、自宅の地下で日々、練習だけを続けるコピーバンドです。

そんなある日、『ライブをするにはオリジナル曲が必要だ!』と満を持して、曲を制作。

『おい、お前ら、この曲最高じゃねーか!!!』

そして、時を同じくして、ノルウェーの巨大メタルフェスの主催者が彼らの元にやってきます。なんとかデモテープを渡し、フェス出演のチャンスが訪れます。

バンド名は【インペイルド・レクタム(直訳すると直腸陥没。)】に決定。ハイウェイの自動速度取締機を使って、アーティスト写真も撮影。準備は順調に(?)進んでいきます。

が!!!そんな日々を打ち砕くように初ライブではトラブル勃発、メンバーに不幸も降り注ぎ、バンドはピンチ。俺たちはこんなところで倒れるわけにはいかない!!

夢のフェスを目指し、インペイルド・レクタムはノルウェーへ突き進む。

そんな映画 『ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル!』。 

監督を務めたのはユッカ・ヴィドゥグレンとユーソ・ラーティオの2人なんですが、2人はこの作品にどんな思いを込めたのでしょうか?

宣伝ご担当、スペースシャワーフィルムズの近藤順也さんが教えてくれました。

フィンランドの映画というとオフビートな笑というかコテコテ・ベタベタな大爆笑な映画ではないシニカルなものが多いけど、この監督2人は、フィンランドにも大爆笑できる映画が必要なんだ!ということでこの作品を作ったそうです。また、監督がなぜ売れてない地方のバンドを主人公にしたかというと、金持ちでもなく、有名人でもなく、女性にモテる気配もないバンドマンこそが今の音楽業界で、ブレていない存在で、芸術を守る砦のような存在だと。だから彼らを主人公にした映画を作りたかったと言っています。

芸術を守る最後の砦、それが、メタルバンド!!ちなみに、この作品の音楽を手がけているのはフィンランドを代表するヘヴィ・メタルバンド、ストラトヴァリウスでベーシストとして活躍するラウリ・ポラー。なんと、クラシック音楽家のシベリウスの末裔なんだそうです!メタルとクラシック、、、なんだか通じるところがある気もします。 洋式美を重んじるところとか.

2019年最後にして、最高に笑えるヘヴィメタ映画!彼らの珍道中に爆笑しませんか??