「良い食品博覧会」

安全でおいしい食品を提供することを目的にした「良い食品づくりの会」が主催するイベントです。あすあさって、渋谷ヒカリエの8階で開催。

「良い食品づくりの会」では、品目ごとに 原材料の基準や加工法について、独自の品質基準を設け、それをクリアしたものを "良い食品"として 認定しているんです。今回は、その中から およそ200の食品が揃います。たとえば、愛知県で、1772年創業、日本最古のみりんを江戸時代から作る「九重味醂」。土佐の海の味そのもののような「土佐の海の天日塩」。海水から時間をかけ水分を蒸発させて塩を作るんですが、使うのは、太陽と風の力だけ。まさに、海の味そのもの!長野県のナガノトマトからは、独自のブランドトマト愛果(まなか)100%のトマトジュース。

イベントを主催する「良い食品づくりの会」の方にたずねたところ、

「人工調味料に慣れてしまった舌や脳は、それがおいしい と感じてしまいます。おいしいとは、慣れに左右される。だからこそ、普段からごまかしのない誠実な食品を使ってほしい」とのこと。

今回のイベントでは、だし汁、塩、トマトジュース、豆腐でみなさんのおいしい味覚を試すコーナーもあるそうです。

「良い食品博覧会」は、渋谷ヒカリエ8階で、あすあさっての開催。

映画 『ベン・イズ・バック』 今日 公開       

ジュリア・ロバーツ主演。

薬物依存の息子を救うために戦う、家族の絆を描いた物語です。タイトルにもなっているベンを演じるのは『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞にノミネートされた、ルーカス・ヘッジズ。

クリスマス・イブ。

ジュリア・ロバーツ演じるホリーは、出先から車で家に帰ると、そこには19歳の息子、ベンの姿がありました。(このベンをルーカス・ヘッジズが演じています。)会えた喜びのあまり、ベンに駆け寄るホリー。しかし、ベンの妹、アイヴィーは疑いの視線で、彼を見つめたまま動きません。なぜなら...

ベンは薬物依存の治療施設にいるはずで、明日、面会予定だったから、です。そう、ベンは施設を抜け出して家に帰ってきたのです。家族には不安がよぎります。またベンのせいで、家が大変なことになるのでは? 

そして、その日の夜。

家族で出かけて家に帰ると、家のなかはめちゃくちゃに荒らされ、愛犬の姿もありません。ベンはすぐに、「昔の仲間の仕業だ!」と気づき、外に飛び出します。そんなベンを追うホリー。ホリーは、過去を清算しようとするベンとともに行動するうち、彼を取り巻いていた環境や人間関係を知ることになります。

『ベンを救えるとしたら、私しかいない。』

ホリーはありったけの愛を持ってベンと向き合います。

そんな映画『ベン・イズ・バック』。

ベンの継父を演じたコートニー・B・ヴァンス、そして、監督のピーター・ヘッジズからコメントが届きました。

この映画の題材になっている薬物。解決のカギはなんだと考えているんでしょうか? 俳優コートニー・B・ヴァンスのコメントから。

今も昔も鍵は家族です。問題意識としては、政治家は麻薬戦争だと言うが、本質は人です。苦しんでいるのは人で、刑務所だけが答えじゃありません。個人的なものです。 この作品もそうで、ある女性が家族の危機に自ら立ち向かおうとしています。

続いて、ピーター・ヘッジズ監督のコメントです。

今は世の中に2つ希望の源があります。それは、母親と若者。若者はまさに今、世界を劇的に変えているし、母親は、彼女たちが変革を求めるときに世界を変えられると思います。

そう、この作品の中でも描かれているのは、愛する息子を助けたいと願って決して諦めない母親の姿。演じるのは、これがキャリア頂点とも賞賛される ジュリア・ロバーツ。名作『ギルバート・グレイプ』の脚本を手がけたビーター・ヘッジズが監督・脚本を手がけた作品、 ぜひ、劇場でご覧ください。