「Sakana & Japan Festival」 きょうから開催

魚をいただく文化に、もっと関心をもってほしい。そんな想いで、全国各地の魚介料理を紹介するのが、「Sakana & Japan Festival」!!代々木公園 イベント広場で、きょうから3日間、開催されます。たとえば新潟からは、新潟産の鮎に、秘伝のオリジナルブレンド塩をまとわせた「鮎の炭火焼き」。骨までまるごと食べられるので、頭から丸かじりで食べちゃってください。静岡からは、カツオをレアに揚げたカツをコッペパンに挟んだ「かつおサンド」。さらに、フライドポテトは鰹節チップをまぶしたもの。大阪からは、「シラス・コロッケ」全国有数の水揚げを誇る大阪産イワシシラスを、北海道産じゃがいもと淡路島の玉ねぎで包み込むことでシラスの風味と歯ごたえを楽しんでいただけるコロッケです。先日、この番組で「クラムチャウダー選手権」の話題をご紹介した船橋市からは、「ホンビノス貝の浜焼き」。~船橋漁港が、ホンビノス貝の日本有数の漁獲量を誇っています!そのほか、「こぼれいくら丼」、「かにみそ甲羅焼」、「明石焼」「魚貝のパエリア」、「本まぐろ炙り丼」、、、気になるメニューばかり!「Sakana and Japan festival」は、代々木公園 イベント広場できょうから日曜日までの開催。入場無料です。

映画 『グリーンブック』 きょう公開     

日本時間の今週 月曜日に行われた 第91回 アカデミー賞授賞式。そこで作品賞・助演男優賞・脚本賞の3部門受賞した作品が今日ご紹介する 『グリーンブック』!実話を基にした作品となっているんですが、タイトルになっている『グリーンブック』。これは1936年から1966年まで出版されていた、アフリカ系アメリカ人が利用可能な施設が記されたガイドブックのことなんです。逆に言えば、利用できない施設があった、ということです。

時は、1962年のニューヨーク。一流のナイトクラブで用心棒をしていた(白人の)トニー、(ヴィゴ・モーテンセンが演じています)そのお店が改装のため閉店。妻と二人の息子を持つトニー、無職は避けなければなりません。そんなある日、『ドクターが 運転手を探してる』というのでどこのお医者さんかと思いながら面接に向かうと、待っていたのはアフリカ系のピアニスト、ドクター・シャーリー。(助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリが演じています!)偏見の強い家庭で育ったトニーは、面接に来たにもかかわらず無茶な条件を出して、運転手の仕事を断ろうとします。しかし、ドクターは、差別が色濃く残るアメリカ南部へコンサート・ツアーに出るということで、腕っ節の強いトニーにぜひ運転手をしてほしい!ドクターは、トニーが出した無茶な条件を受け入れ、トニーを雇います。そして、出発の日。トニーが渡された一冊の本、それが グリーンブック

天才的なピアノの才能をもち、品格にあふれた紳士・ドクター。腕っ節の強さを武器に生きてきた、がさつなトニー。反発しあう二人が、そのグリーンブックを頼りに アメリカ南部へ旅に出ます。そんな映画『グリーンブック』。ピーター・ファレリー監督からコメントが届きました!人種にまつわることについて、どのように向き合って作ったのでしょうか?

僕は白人でその問題に向き合う。外からよくみていたよ。マハーシャラ・アリとオクタヴィア・スペンサーが助けてくれた。チームのみんなに心を開いて聞いたんだ。もし、なにか間違ってると思ったら、迷わず指摘してくれ、と。特にマハーシャラが助けてくれたよ、これはやっちゃだめ、これはOKとね。僕の中でこの話は二人の男が助けあう話なんだ。 トニー・リップはドン・シャーリーをいろいろな厄介ごとから助ける。でも、ドン・シャーリーはトニー・リップの魂を助けるんだ。彼を人として変えるんだ。それを描きたかった。     

トニーとドクターがお互いに影響しあい、次第に心を通わせていく。素直な気持ちを思い出させてくれる作品になっています。ぜひ、劇場で物語の結末を見届けてください。映画『グリーンブック』は、T・ジョイPRINCE品川ほかで、きょうから 公開されます。