「江戸まち たいとう芸楽祭」冬の陣

「江戸まち たいとう芸楽祭」、芸術の「芸」に、「楽しむ」、そして「祭り」で、芸楽祭。去年8月から10月にかけて「夏の陣」が開催されました。その「冬の陣」があさって6日からスタートします。

台東エリアで はぐくまれてきた、演劇、芸能、文化を今に伝えようというイベントで、2月16日までの期間中、上野恩賜公園を始め、浅草公会堂などで、さまざまな催しが予定されています。

あさってのオープニングは、スイッチ総研による、「浅草 新仲見世商店街 スイッチ」。これは、お客さんが「スイッチを押す」=「あるお願いごとに沿った行動をとる」と始まる3秒~30秒の小さな演劇。商店街のあちこちで、短い演劇がおこなわれる、ということですね!例えば、浅草の「今半本店」でも、ランチとディナーの間にこの「スイッチ」が予定されている、ということ。「浅草 新仲見世商店街 スイッチ」は、あさって日曜の午後3時から。参加無料です。

そのほか、事前申込制で、落語や歌舞伎のイベントも予定されています。ウェブサイトでご確認の上、お申込みください。

「江戸まち たいとう芸樂祭」冬の陣は、あさって1月6日から2月16日まで開催。

映画 『ワイルド・ストーム』 きょう 公開     

大人気シリーズ『ワイルド・スピード』の監督ロブ・コーエン最新作!!ディザスター・パニック&クライム・アクション!『ワイルド・ストーム』

舞台は、アメリカ西海岸。

ハリケーンの規模を表す階級は5段階にわかれていますが、その中でも史上最大規模の「カテゴリー5」に分類される超巨大ハリケーンが迫っていました。住民たちが避難を余儀なくされる中、ハリケーンに乗じて 財務省の紙幣処理施設を武装集団が襲撃。施設はそのまま乗っ取られてしまいます。なぜ、そこが狙われたのか??なんとその施設には、もう使用されることがない6億ドル(日本円にしておよそ600億円以上!)の現金が眠っていたのです。その紙幣はシュレッダーにかけられ、すでに消えているはずでしたが、シュレッダーが故障! しばらくそこに保管されていました。乗っ取られた紙幣処理施設のセキュリティを担当しているケイシーは、幼い頃にハリケーンで父を亡くし気象学者になったウィルとともに武装集団の計画を阻止しようとします。街にはすでに住民はおらず、自分たちと武装集団だけ。そして、迫り来るカテゴリー5の猛烈なハリケーン。過酷な状況のなか、ウィルとケイシーは 6億ドルの強奪を阻止することができるのか。

そんな映画『ワイルド・ストーム』。圧倒的でリアルな嵐のシーンが映し出されているんですが、どうやってそのシーンが作り出されたのか、宣伝ご担当クロック・ワークスの小柳大和さんが、明かしてくれました。

今回、スタントを使わず、CGの使用も極力抑え、叩きつけるような雨、そして時速160㎞の風を実際に撮影現場で再現したそうです。役者たちは作り出されたハリケーンの演出の凄まじさのあまり、集中していないと吹き飛ばされてしまうため、『実際に危険に晒されるから演技をする必要がないね!』とロブ・コーエンは笑っていたんですけど、非常に恐ろしい現場だったと伺ってます。その雨風が強すぎるあまり、俳優さんが撮影が終わって服を脱いでみたら青アザが出来ていたというくらいに雨風がすごかったとおっしゃってました。

えぇ!??アザができるほど激しい雨風、、、!どれだけ激しいんですか!?ちなみに、ハリケーンの再現を担当したのは、『タイタニック』や『ジオストーム』で活躍したSFXのスペシャリストたち。そして、この作品、ただのディザスタームービーではありません。監督は、『地球温暖化が、今後、私たちの未来にどのような影響を及ぼすか警鐘を鳴らしたい』 という思いがあったようで、そのあたりも、登場人物のセリフに込められています。

アメリカでは、近年、巨大ハリケーンで大きな被害が出ています。単に、映画のなかの話だけではありません。映画『ワイルド・ストーム』は、今日から T・ジョイPRINCE品川ほかで 公開されます。