「渋谷・鹿児島おはら祭り2018」 あさって開催

鹿児島の民謡、「おはら節」。これにあわせて踊るお祭り「おはら祭り」。実は、渋谷でも、毎年開催されています。今回で、実に、21回目!

~渋谷と鹿児島...こんなつながりがあると言われています。渋谷一帯を所領とする豪族「渋谷氏」は、 源頼朝が鎌倉幕府を開いた後、薩摩に所領を得て一族をあげて移住しました。当日は、道玄坂、文化村通りをメインに 関東地方からの56連、鹿児島からの13連、合計69連、2600人が踊ります!そして、「渋谷でおはら フォトコンテスト」という企画もあります。このお祭りの様子を撮影した写真をエントリー、最優秀賞には5万円の賞金が。

さらに、このお祭りに関連してこんな催しもあります!

SHIBUYA TSUTAYA 6階では、西郷どん・鹿児島観光展。渋谷ハチ公前広場では、鹿児島の観光案内。東急百貨店本店で「さつまの物産展」。「渋谷・鹿児島おはら祭り2018」は、あさって日曜日の開催。

映画『ゲティ家の身代金』  来週金曜日 公開     

1070年代に 実際に起きた事件に基づいて作られた作品です。17歳の青年、ジョン・ポール・ゲティ3世。彼は世界でも指折りの大富豪、ジャン・ポール・ゲティの孫であることを理由に1973年、ローマで、何者かに誘拐されてしまいます。犯人は、ポールの母・ゲイルに対して身代金を要求。その額、なんと1700万ドル。当時の日本円にしておよそ50億円!

しかし、世界を驚かせたのは、その身代金の金額ではなく、資産額が日本円にしておよそ1.4兆円とも言われていたポールの祖父・ゲティが、その支払いを拒否したことでした。ポールの両親はすでに離婚し、母であるゲイルが親権を持っていたためゲティ一族とは距離をおいていましたが、誘拐されたポールは、間違いなく、ゲティの血の繋がった孫。ゲティはどれだけゲイルに頼まれても、支払いを断固拒否。いったいどうして? 孫がどうなってもいいのか?

ゲイルは、息子を誘拐した犯人だけではなく息子の祖父である大富豪・ゲティとも戦うことになります。しかし、その間にも誘拐されたポールの身には 危険が迫り...そんな映画『ゲティ家の身代金』。

驚きの撮影秘話があるんです。 宣伝ご担当マンハッタンピープルの畑中芳子さんが教えてくれました。

当初、ジャン・ポール・ゲティを演じるのはケビン・スペイシーだったんです。2017年11月にハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ騒動により、ケビン・スペイシーが過去にやってしまったセクハラも明るみになり、突如、降板してしまいます。11月ではすでにこの「ゲティ家の身代金」 は完成しており、全米での公開をその1ヶ月後に予定していたんです。この非常事態にリドリー・スコット監督は即座に再撮影を決断します。その数日後に代役としてクリストファー・プラマーの出演が決まり、なんと9日間で映画を再撮影して、アメリカの公開日である12月25日に無事、公開を迎えた、と言われています。

もしかしたら、お蔵入りの可能性すらあったかもしれないこの『ゲティ家の身代金』。クリストファー・プラマーによる再撮影にあたり急遽、ほかのキャストもスケジュールを調整。わずか9日間で撮り終え、1ヶ月後には無事、公開、(こんなこと可能なんでしょうか?)

しかも、代打としてキャスティングされたクリストファー・プラマーは今年のアカデミー賞で、助演男優賞にノミネート!

クリストファー・プラマーが演じる大富豪・ゲティ。どんな人物になっているのか、劇場でぜひ、確かめてください