今日は、俳優・門脇 麦さんの"PLAY IT LOUD"

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おはようございます、門脇麦です。私がいまリスナーの皆さんとシェアしたい曲は、Conan Grayの「Heather」です。SNSで2年ほど前にすごい流行っていて、なんとなく聞いたことがあるなぁ程度だったんですけれども、改めてここ最近聞く機会があって、なんか聞き入ってしまい、すっかり今ハマってます。わたしもともとちょっと悲しげなメロディーとか、胸がキュッとするようなメロディーが好きだったりするので、その好みがドンピシャでしたね。このConan Grayさんがすごく中性的な感じで、役者さんもできるんじゃないかなっていうぐらいにPVとかの佇まいがすごく素敵で、どこか切ない感じというか影がある感じというか、それでさらにハマりましたね。では聞いてください、Conan Grayで「Heather」。

俳優・門脇 麦さんに選んでいただいたナンバーは、Conan Gray 「Heather 」。2020年リリースのデビューアルバム「Kid Krow」に 収録されている1曲です。門脇さん、この曲が「SNSで流行ってて知った」とおっしゃっていましたが、Tik Tokでバズってたんですよね。曲のタイトルでもなる「Heather」とは人の名前で、自分の好きな誰かが「ヘザー」という人物と恋に落ちていることを歌っているんですが、SNSでは"誰かに憧れられるような素敵な人"という意味で「ヘザー」という単語が使われ始め、「あなたはヘザーだよ」とか「私ってもしかしてヘザー?」なんていう投稿があったり、ちょっとした流行語になりました。 さらに門脇さんがおっしゃっていた、「胸がキュッとなる切ないメロディー」、ほんとにそうですね。素敵な選曲、ありがとうございます。 では、門脇 麦さん、近況も教えてください。

さて、私、門脇麦ですが、本多劇場で上演中の舞台「ケダモノ」に出演しています。神奈川県の外れでリサイクルショップを経営する大森南朋さん演じる手島という男は、ある日仕事の依頼で「父が死んだので家を整理し、不用品を引き取ってほしい」という依頼が来ます。そのおうちに行った手島が"あるモノ"をその方のお家で発見し、そのモノを巡ってどんどん物語が展開していくというような、そんな物語です。私が演じるのはその大森南朋さんがよく、足しげく通っているキャバクラのキャバ嬢の役です。物語がわかりやすく展開する話ではなくて、不毛な日常会話がずっと織りなされているけど、その水面下でいろんなものが渦巻いているみたいなそんな話で、ただ最後はものすごく爽快感がある物語になっているんじゃないかなっていうふうに思いますし、やっぱりそれぞれの方が絶対どこかで心動く瞬間が必ずある、そんな舞台になってると思います。舞台「ケダモノ」は現在上映中です、ぜひご覧ください以上、門脇麦でした。

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大森南朋さん演じる手島が依頼先の家で見つけた「あるモノ」って一体なんなんでしょうね?気になります・・・劇作家・赤堀雅秋さんが作・演出、プロデュースを務める舞台「ケダモノ」は下北沢の本多劇場で5月8日まで上演中です。上演スケジュールやチケットについてはオフィシャルサイトをチェックしてください。