今日は、俳優・杏さんの"PLAY IT LOUD"

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おはようございます、杏です。私が今リスナーのみなさんとシェアしたい曲は、Sufjan Stevensの「O Come O Come Emmanuel」。日本語だと「久しく待ちにし」っていう讃美歌なんですけれども、これはクリスマスの賛美歌ですね。アルバムもクリスマスのアルバムとなってるんですけれども、この曲、実は私がナレーションしている世界遺産を紹介する番組の中で使われていて、ちょうど潜伏キリシタン、長崎のほうの教会を紹介しているシーンで流れていて、普段あんまり「え、これなんて曲?」って、そこまで聞くことってないんですけど、こればっかりはもう「ちょっとこれ1回ちゃんと聞きたいんで曲名を教えてください」って言って教えてもらったもので、なんかすごく落ち着くんですよね。クリスマスのアルバムなんですけど、ちょっとどーんと重い空の日とか、雨の日とか落ち着いた日にかけたいなっていう、そんなアルバムとなってます。季節的にもこれからクリスマスも近づいてくるので、ぜひぜひチェックしてみてください。では聞いてください、Sufjan Stevensで「O Come O Come Emmanuel」。

俳優・杏さんに選んでいただいたナンバーは、Sufjan Stevens 「 O Come O Come Emmanuel 」。2006年11月にリリースされた、クリスマスアルバム「Songs for Christmas」収録の1曲です。

杏さんも解説してくださいましたが、この曲はもともと、中世の聖歌で、19世紀に讃美歌の作詞者であるジョン・メーソン・ニールによって英訳されました。「エマニュエル」とはイエス・キリストのことを指し、 イエス・キリストの降誕を待ち望む期間、アドベント=待降節の時期によく歌われるようになったようです。杏さん、ご自身がナレーションを担当する、世界遺産を紹介する番組(いい番組ですよね!)でこの曲が使われていて、「この曲なんですか?」ってスタッフの方に聞かれたんですね。たしかに、癒されますし、アンニュイなお天気の日にピッタリですね。

これからのシーズン、ぜひアルバム通して聞いてみるのもいいかもしれませんね。素敵な選曲、ありがとうございます。では、杏さん、近況も教えてください。

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さて、私、杏ですが、来週10月22日公開の映画「CUBE 一度入ったら、最後」に出演させていただいております。こちらCUBEというのは、あの名作、97年に公開されて世界中でカルト的な人気を誇る密室サスペンスの先駆けの映画なんです。こちらがオリジナル公認の日本初のリメイクなんです。皆さんご存知の方も多いかと思うんですが、謎の立方体「キューブ」ですね、こちらに突然男女6人が閉じ込められます。私はですね、なんと女性1人なんですね、甲斐麻子という役を演じています。

相手のことも、ここがどこなのかも、なぜここに閉じ込められなければいけないのかも、生き残れるか、出口があるのかも何もかもが分かりません。その中でもパニックになったり疑ったり傷つけあったり、それから助け合ったりしながら、どうにかして出口を探していく、出口っていうのは、もしかしたらいろんな意味での出口かもしれない。ということで密室の中で自分、そして状況に立ち向かっていくという劇薬系密室エンターテイメントとなっています。

ぜひハラハラドキドキしながら見にいっていただければと思います。映画「CUBE 一度入ったら、最後」は来週10月22日公開です。ぜひご覧ください。以上、杏でした。

あの「CUBE」がオリジナル公認の日本初リメイクですか!謎の立方体「CUBE」に閉じ込められるキャストの方々ですが、菅田将暉さん、岡田将生さん、斎藤工さん、吉田鋼太郎さん、中学生役の田代輝さん、そして紅一点、杏さん。熱感知式レーザー、ワイヤースライサーや火炎噴射など、殺人的なトラップが仕掛けられた「CUBE」から 彼らは脱出することはできるのか?映画「CUBE 一度入ったら、最後」は、来週、10月22日公開です。劇場にお越しの際は感染防止対策にご協力ください。