ヴォーカリスト&フリューゲルホーンプレーヤー、TOKUさんのPLAY IT LOUD。

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おはようございます、TOKUです。私が今、みなさんとシェアしたいなと思う曲は、George Michaelの「Praying For Time」という曲です。この自粛生活の中で僕、出会った曲で、正直George Michaelがここまでのね、メッセージ性の強い歌を歌う人だとは思っていなくて、サッというとですね、今は愛することが難しくてね、憎むことはたくさんあってなんとか希望を持ちたいと思うけど、なかなかそういうような希望はなくて、今もっと時間をくださいって祈るしかないなんていうちょっと辛い歌ではあるんですけど、この歌の持つ、真の意味をみなさんに聞いてもらえたらきっといろんなことにつながるのではないかなと私思っております。では聞いてください、聞いてみてください、George Michaelで「Praying For Time」。

ヴォーカリスト&フリューゲルホーンプレーヤー、TOKUさんに選んでいただいたナンバーは、George Michael 「 Praying For Time 」。1990年のアルバム「Listen Without Prejudice Vol. 1」に収録されているナンバー。

80年代前半、世界的な人気を誇った「WHAM!」が86年に解散。 翌年、ジョージはアルバム「Faith」でソロデビュー。こちらも世界で1500万枚を超える大ヒットを記録。その後は、この「Praying For Time」にように、それまでの作風とは違う、内面世界を探求した方向性にシフトしていきます。(その後、レコード会社と契約を巡って裁判で争うことになります。)

TOKUさんがコメントしてくださった通り、どこか今の状況にも通ずる歌詞ですよね。素敵な選曲、ありがとうございます!では、TOKUさん、近況も教えてください。

私事でございますけれども、新しいアルバムをリリースしました。

TOKU In Paris」というタイトルです。CDは5月20日にリリースされます。

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配信に関してはすでにスタートしてるので、チェックしていただけたら嬉しいなと思いますけども、僕にとって通算14枚目のアルバム。初のヨーロッパ録音ということでですね、16年くらいの付き合いになるピアニストのジョヴァンニ・ミラバッシ、彼と共にフランスを代表するミュージシャン達とパリで去年の7月にレコーディングしまして、たくさんオリジナルを書いてですね、フランスを代表する名曲、世界的に知られる名曲のカヴァーにもチャレンジして今までとないアルバムができたと思っております。まぁゆっくりおうちで聞いていただけるかな。

ほんとに今、医療従事者の方、それに関係する方々、そして流通にかかわる方々、僕らのライフラインとなってくれてそういう方たちがですね、非常に苦しい思いをしてるタイミング、僕も心が痛むんですけども、とにかくそういう方たちに、まずはエールを、精一杯の応援を、リスペクトを送りたいと思います。

またこの事態がですね、落ち着くころには僕の新しいアルバムからもたくさんライブでみなさまにお届けできればと思っております。僕のInstagramなんかでもですね、実はちょろっと演奏したりもするかもしれないので、「tokujazz」というアカウントを探してみてください。

そんなわけで、TOKUでございました!

医療従事者の方々、ライフラインに関わる方々へのエール、 僕、ハリー杉山からも感謝と応援の気持ちを届けます。

3年ぶりとなるニューアルバム「TOKU In Paris」は、配信ではリリース済み、CDは5月20日リリースです。そして、TOKUさんの Instagramもぜひフォローしてください。ヴォーカリスト&フリューゲルホーンプレーヤーのTOKUさん、素敵な選曲・コメントありがとうございました。